千羽鶴
折り鶴ほど誰でも知っている折り方はありません。
それでいてダイナミックな変化を遂げ、最終的には愛らしい姿になっていく、優れた折り方です。
鶴の折り方は、江戸時代の後半に発達して、連鶴として千羽鶴折形にまとめられます。
一羽一羽の鶴もたくさん集まると、また違った優雅さをみせます。
「折る」という字の「てへん」を「しめすへん」に変えると「祈る」という字になります。
一羽一羽心をこめて折りながら祈り、祈りながら折ります。
1000羽はまとまってしまうと意外にこじんまりしています。写真の実際は1400羽います。
千羽鶴のまとめ方
50番木綿糸2本取り1メートルくらい。針は長めのもの。4mmのウッドビーズをとおして抜けないようにします。
ウッドビーズがなければ、ボタンや小さく切った紙でもよいでしょう。
お尻から背中へまっすぐとおします。
15cm角の折り紙なら25羽、7.5cmの折り紙なら50羽をめやすにつなぎます。
すこしづつ束ねて、リングにかけます。
リングを使うと後から増やすことができます。
ご意見感想はこちらへ!
メール: kazama-c@mti.biglobe.ne.jp
お気軽にご連絡ください。お待ちしています。