HOME > 趣味のページ > ユニットおりがみの作者と本

ユニットおりがみの作者と本

折り紙の本との出会い。そして、ユニットおりがみとの出会い。折り方や変化を楽しむための本。
折り紙作家の個性とこだわり。
蔵書については出来る限り、Amazonアフェリエイトをつけました。

河合豊彰(保育社カラーブックス)

折り図を見て折るという記憶はもっと前からありますが、おりがみの本としてははじめてのものです。
発刊は大阪万博のあった1970年。カラー写真の出来上がりを見ながら折り図をたどりました。
団塊の世代の折り紙作家でこのシリーズがきっかけになった人は多いはずです。

笠原邦彦

連鶴に興味をもって求めたものですが、江戸時代の「折形」と先端の「ユニット」が紹介されています。
薗部式ユニットと出会った本です。


 

高濱利恵

母性を感じさせ、かつ凛とした繊細な作風はあこがれです。
三角形、六角形からの花模様折り、雪の結晶は無限の可能性を提示してくれます。


吉澤章

1911年3月14日生まれ。生誕100年を過ぎました。
晩年の展覧会場で握手をしていただいたことがあります。
厚みのある柔らかい手でした。
4本足で立たせることは3本足より難しいのです。
動物などのそれぞれに豊かな表情は紙の素材を生かした手加減から生まれていると思います。

布施知子

ユニット折り紙から箱をつくることへ発展させます。
計算上ではありえない7角形も手加減の範囲内で可能にします。
ユニットの分野では、飾り折りを取り入れ、表面の変化を生み、表情豊かな作風です。


 

最近の「エッセンス」「ファンタジー」には作れないものがあります。まだまだ勉強不足(^^ゞ

川崎俊和

川崎ローズはいまだにつくれません。
福山ローズを会得したものの、川崎ローズの図面をみると、とりかかるには根性が足りません。
オバマ大統領のためにつくった玉桜は、五弁の花をつくるのではなく、つなげることにも思いをめぐらせるところからできています。
発想の転換が必要なことを知らせてくれていると思います。


 

かならず作れる

心強い副題にうれしくなる北條敏彰さんの本。
以前は出来上がらなかった90枚組がこの本のおかげで出来上がりました。

 

 

ご意見感想はこちらへ!

メール メール: kazama-c@mti.biglobe.ne.jp
お気軽にご連絡ください。お待ちしています。


ページトップに戻る