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日々のこと
2025/09/19更新
写真をホームページに掲載する目的を考えてみます。
たくさんの情報があふれている日常で、その中から注目をしてほしい時、写真をつかいます。
言葉では伝えにくいものも直感的に受け取ってもらうことができます。
デジカメやスマホで撮った写真は一般的にはJPEG(ジェイペグ)形式です。
人間の目の特性を利用した優れた圧縮加工がされており、容量を小さくすることができています。
スマホでも相当な画素数で撮影できますから、高精細の写真を得ることも簡単にできるということです。
ただ、ホームページに掲載する目的を考えたとき、
それほどの高精細が必要かどうかというと疑問です。
高解像度は容量が大きくなり、表示に時間がかかります。
通信量も気になります。
スマホで見る人も増えていますから画面サイズに合いません。
必ずしも高解像度である必要はないと思うのです。
写真を見てもらうことが目的と思っているのでしたら話は別です。
JPEG形式ではなくRAW(ロゥ、「生の」という意味)形式で撮るべきでしょう。
また、せっかく撮ったのなら果たしてWebで公開するだけで満足できるのでしょうか。
PCで再生できる限界はとても低いところにあるように思います。
ちゃんとしたよいモニターを持っているかたが視聴者であって欲しいですね。
15.6インチの一般的PCは横1920ピクセルが最大です。それ以上は無駄ということ。
PC画面で画面の端から端まで見るにはどうしても目の移動が必要になります。
ポンと一度に見られるのは中央部分の横640ピクセル(画面の3分の1)くらいじゃないですか?
ましてスマホやタブレットでは、…。手のひらより小さいな。
そこで、改めてホームページでの写真の目的です。
写真を撮れば、高精細で撮れてしまいます。
高速インターネットも普及していますし、データ無制限の契約もあります。
だから、何も考えずに写真をホームページに載せてもいい環境は整っているのです。
高精細の写真を載せて見てもらうこともいいのです。
でもね、それよりも一般人の目の不確かさを考えると
高精細を目指すより、構図や色彩の第一印象を工夫すべきと思います。
「きれい」と思ってもらえるのは、解像度が高いからではないのです。
不確かな「いいね」の数に一喜一憂するのはさらに滑稽。
簡単にホームページに載せることができる写真です。
でも、きちんと縮小しましょう。
そして、サイズだけでなく、余分な情報の削除をしなくてはなりません。
写真についているExif(イクシフ)情報です。
カメラの種類、撮影日時、もしかして撮影場所がついている場合もありますよ。
推理小説が書けるくらいの情報なんですけど、みなさんあまり知らない無関心。本当はとてつもなく怖い事。
縮小はしますが、元の写真は大切に取っておきましょう。
加工をしたとしても、元の写真があれば、別の加工をすることもできます。
なによりシャッターを切ったその瞬間は2度と戻ってきません。
ホームページに載せなかったとしても、写真は大事な一瞬を切り取っておけるものです。
上書きしてはだめですよ。
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