神宮寺
第二十番
寺名 神宮寺
山号 霊応山
宗派 天台宗
所在地 福井県小浜市
SPOT
本堂
注連縄が一際目立つ、神仏共存の寺。内陣にも神と仏がある。
一礼、拍手、合掌と参拝するのが正しいらしい。
奈良のお水取り(東大寺修二会)の水を届ける、お水送りの寺として有名。
実際に届けるのではなく、ここのお寺が修行して、名水百選で有名な「鵜の瀬」に運び注ぐと10日間かかって、東大寺の「若狭井」に湧くことになっている。
以前にお寺に確認したことがあるが、この行事の間は一般参拝出来ませんので確認が必要です。


Snap shot
入り口 茶室
苔が美しい 護摩壇 お水送りの行に使う
閼伽井戸(あかいど)
ここから湧く清水を「お水送り」に使う。
スダジイ(椎)の木 樹齢500年の巨木
お寺の境内に神社がある 仁王門(北門)
仁王門からの参道 約200mあります 名水百選の「鵜の瀬」
お寺からは、約2km離れています
田村長
小浜の海産物の有名店(風音で教えてもらいました)食事も出来ますが当日は満席でした。
浜焼鯖
内臓を出して焼くだけ。お店の人は私は一人で1本食べると言ってましたが、これは本当に旨い。
「小鯛の笹漬」等もお土産に買いました。 若狭湾 遥か向こうは日本海
田村長さんで教えて貰った「展望台」への途中からの景色。「展望台」は「拉致」の現場として有名。
羽賀寺(はがじ)
高野山真言宗 山号−鳳聚山
羽賀寺
田村長さんのお奨めのお寺。桜がまだ残っていました。
本堂
室町時代の建立 重要文化財
羽賀寺の本尊

十一面観世音菩薩

モデルは元正天皇、行基作と言われている。

元は国宝だったが、現在は重要文化財。
近年まで秘仏だったこともあり、保存状態が良く彩色も残っている。小浜随一といわれる美しい像である。



朱印

五木寛之の一言
日本人は、山や川や海や木や草や虫、自然のすべてのものに命が宿っていると考える。ところが明治以来、それらは遅れた宗教意識として否定されたのだ。
原初的な宗教感覚を、私はあらためて見直してみたい。
そこに二十一世紀を生きるヒントがあるはずだ。


kazu_sanの一言
明通寺から神宮寺へ、素晴らしい自転車道がつづいている。
新緑の山肌は、濃淡のある緑ありピンクあり、絵に描いたような美しさである。
山にも神が宿っていても不思議はない。


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