岡寺 |
番外寺 寺名 岡寺(龍蓋寺(りゅうがいじ)) 山号 東光山 宗派 真言宗豊山(ぶざん)派 所在地 奈良県高市郡明日香村 西国三十三箇所第7番札所。
日本最初の厄除け霊場
SPOT 仁王門
寺の創建時期は不明だが、天武天皇の皇子で27歳で早世した草壁皇子の住んだ岡宮の跡に義淵僧正が創建したとされる。現在では真言宗豊山派の寺院だが、義淵僧正は日本の法相宗の祖であり,その門下には東大寺創建に関わった良弁や行基などがいた。江戸時代までは興福寺の末寺であったが、以降は長谷寺の末寺となった。
「岡寺」「龍蓋寺」の2つの寺号がある。「岡寺」は地名に由来する寺号、「龍蓋寺」は法号である。仁王門前の石柱には「西国七番霊場 岡寺」とあり、通常はもっぱら「岡寺」の呼称が用いられている。
明日香の地は、度々訪れている、この寺の参道の入り口も何回か通り過ぎている。参道の入り口には、「めんどや」というお店があり、にゅうめんと柿の葉寿司のセットがおいしい(明日香村を歩く)
「シャクナゲ(石楠花)」が有名であるが、来て見てビックリの3000本の圧倒される豪華さである。
21.4.1から7.31までは、本尊ご開帳中。
御詠歌 けさ見れば つゆ岡寺の 庭の苔 さながら瑠璃の 光なりけり
岡寺のシヤクナゲとシャクヤク
Snap shot
仁王門 仁王門の寺名額には「龍蓋寺」の文字 屋根の庇には彫刻が。四方にありました。 皐月 「緋乃司」 樹齢500年
どんな花が咲くのだろう?仁王門を裏側から、右は手水舎 参拝者 中庭 簡素だがいい感じ 楼門 鐘楼堂 開山堂 本堂
大きな建物です本尊
塑造如意輪観音坐像−奈良時代、像高4.6mの日本最大の塑像(土でできた仏像)である。
日本三大仏と言われる。銅像の東大寺 毘盧遮那仏(奈良の大仏)、木像の長谷寺 十一面観世音菩薩。本堂
上からの写真
賓頭盧(びんづる)尊者
撫でると除病の功徳があるとされる。アチコチのお寺で見かけますね。龍蓋池
手前の石で蓋をして龍を閉じ込めているらしい。稲荷社
本堂前の坂道を上って行くと突き当たりにある奥之院石窟
奥之院は普通は、堂宇であるが・・・奥之院石窟の内部
真っ暗だが、石仏がある。
フラッシュでの撮影。右の歯車みたいな奇妙なものは、ロウソク立てだろう。義淵僧正の廟所
開基の人である。近くは、少し広場になっているので、お弁当を食べてるグループが居た。義淵僧正像 国宝
今は、奈良国立博物館に預けられている。
常設展で見ることが出来ます。像高さ93cmの木心乾漆造。あばらの浮き出た胸板が素晴らしい。三重塔 1986年の再建 三重塔 大師堂 大師堂 内部 関西黒龍
椿ですが、思わず見とれてしまう華やかさです。三重塔からの見晴らし
朱印
kazu_sanの一言 石段を歩いていると、突然に上から、スルスルと降りてきた。
何だろう?
青虫?
それだったたら緑色だよな。
いもむし?
小さな命。
みんなも、ソット避けるように歩いている。
綺麗な、蝶になるのだといいな。