青岸渡寺
第五十二番
寺名 青岸渡寺(せいがんとじ)
山号 那智山
宗派 天台宗
所在地 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
西国三十三所観音巡礼の第一番札所
SPOT
何といっても、この景色。ポスター等で度々見かけるが、やはりいい。
小雨が間断なく降るので、山は霧が昇って行く。
18年前に家族で参拝したことがある、大滝から青岸渡寺まで往復歩いた、子供たちが元気に石段を上がる写真があるが、今回は青岸渡寺の駐車場まで車で直行、その後、大滝まで車で移動というラクチンコースでした。
古くから神と仏がともに宿ると考えられてきた霊地、熊野那智。
そこには、青岸渡寺と熊野那智大社が隣り合わせに建つ、説明に寄ると軒の高さはまったく一緒とのこと。ここでは神と仏が一緒にある、そして、今も神秘的な姿を見せて、その前では、自然と合掌したくなる那智の滝がある。


Snap shot
最近は、こういう角度での写真も増えて来た。
滝が脇役になってしまった。
三重塔は1972年の再建
山門
青岸渡寺のご詠歌の碑
補陀洛(ふだらく)や 岸うつ波は 三熊野(みくまの)の 那智のお山に ひびく滝つせ(津瀬)
本堂(重要文化財)
南紀州では最古の建物。
鰐口(参拝者が引綱を振り打ち鳴らし祈念する金鼓)は直径1.4mで、日本一の大きさ。意外に優しい音です。
熊野那智大社
熊野三山の一つ(他は、熊野本宮大社、熊野速玉大社)
社殿は8棟あり、すべてが重要文化財。
本堂 隣接する熊野那智大社が見える 鐘楼
一の鳥居 二の鳥居
やたがらす(八咫烏)
神武天皇東征のとき、那智海岸に御上陸され、熊野から大和に入る険路を先導したと伝えられる鳥です。 熊野ではアチコチで名前や像を見ます。日本サッカー協会のシンボルでも有名。
見晴亭 お土産屋さん
那智黒飴−ここは本物を置いてる。類似品が多いらしい。那智黒石のペン立ても購入。
左端は、このお店の若旦那。熊野の火祭りでタイマツを持ってる勇ましい写真が店内にあります。


那智の滝(大滝)
別料金を払うと滝の近くまで行けます。
落差133m、幅13m 大迫力です。
日本三瀑布のひとつ(他は、華厳の滝−栃木県、袋田の滝−茨城県)
滝の流れる音を お楽しみください。
入り口には世界遺産の石碑 飛瀧神社の拝所
おみやげ屋 お菓子処 那智ねぼけ堂
金箔 薄皮まんじゅう
ゴーフル 大門坂
共においしい。
お菓子や、天ぷらは、お店で作っています。
那智ねぼけ堂のレストラン
お刺身定食。まぐろはもちっとした感触でうまい。店の写真見本ではトロ身も付いてくるように写っていますが、赤身だけです。がっくり来ますよね。後で確認したらホームページは赤身だけになっています。(笑)



朱印
青岸渡寺 熊野那智大社

五木寛之の一言
熊野はいわば「終着駅」でもあり、またここから再出発する「始発駅」でもあるのだ。
kazu_sanの一言
那智大社のおみくじです。
「招き猫」おみくじ。吉だった。
7色の猫が入っているようだ。この白は、開運招福.吉兆来福を表すそうだ。
お土産屋で見かけた言葉でなかなかいいのがあった。
「日常の五心」
ハイと云う     素直な心
すみませんと云う 反省の心
私がしますと云う  奉仕の心
おかげさまと云う  謙虚な心
ありがとうと云う  感謝の心

ネットで検索すると結構ヒットしますが、漢字を変えたり、順番を入替えたり、言葉を変えたり、亜流が一杯です。出典も明記してない。
「素直」でないし、「謙虚」でもなく、「感謝」もなく「反省」もなし。
まあ、そんなものかな?
熊野三山旅行記はこちら


戻る