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南大門(なんだいもん)
東大寺に入ると最初に迎えてくれるのが、この門。
幅29m、高さ25m、日本最大級の門。鎌倉時代の再建。古色蒼然ながら、いい雰囲気。 |
東大寺になくてはならない鹿もポ−ズを取ってお出迎え。 |
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南大門の仁王像。正面を向かずにお互い向かい合っているのは、日本でここだけ。
左側が阿形 口が少し空いている。サンスクリット語の最初の「ア」の発音の口型で物事の最初を表すと言われている。8.36m |
右側が、吽(うん)形。口は閉じている。サンスクリット語の最期の発音「フ−ン」の口型。両方で阿吽。物事の最初と最後で、すべてを象徴していると言われる。もちろん魔物が侵入するのを防ぐという目的もある。8.38m。
共に鎌倉時代の作品 |
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大仏殿の前の八角灯籠は、国宝。大仏開眼当時のもの。大仏殿中央の格子戸の窓(写真では八角灯籠の左上方の部分)から、大仏の顔が見える。但し一年に2回扉が開く時(年始、8月15日)だけ。
五木寛之氏の本には、その写真が出ているが、撮りたくなる写真の一つである。撮影は場所取りが大変らしい。 |
柱くぐり
大仏殿にはお馴染みの風景。幼少の頃にチャレンジした。大仏の鼻の穴と同じ大きさと言われている。これだけは子供の時に経験しておかないと...。取り返しがきかない。(笑) |
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奈良の大仏。留舎那仏座像(るしゃなぶつざぞう)
世界を照らし、生きているものすべてに慈悲を与え、宇宙全体を包括するもの。そう言われても不思議を感じさせない。写真撮影可能というのが、その主旨を踏まえている。 |
相輪。
万国博覧会(1970年)の古河館に東大寺七重の塔の相輪として公開されたもの。その後境内に移設された。
東大寺には、今や日本に現存しない、七重の塔が東西にあった。その高さ約96m。この復元された相輪だけでも23.3mある。 |
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東大寺鐘楼
除夜の鐘として付かれる。鐘つき棒は、この写真の裏側。日本三名鐘の一つ |
四月堂
二月堂や三月堂ほど有名ではないが..。 |
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三月堂(法華堂)
東大寺の中でもっとも古い御堂。8世紀半ばの建立。
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二月堂 国宝
舞台造りのこの建物は江戸時代の再建。季節の風物詩として名高い「お水取り」の舞台である。 |
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二月堂への表参道。
大仏殿の正面右側からの参道。
右側の石灯籠の上部には苔が付いて、いい雰囲気。たまたま鹿がやってきた。なだらかな石段も雰囲気最高。 |
二月堂への裏参道
大仏殿の裏側から二月堂への参道。
右の土壁、左の白壁、心が癒やされる、いい雰囲気。
五木寛之さんお奨めの小道。本には2枚も写真が出てくる。
奈良在住のアマチュア写真家黒川さんによると最近電線がなくなったとのこと。よく見ると、五木寛之さんの本の写真には電線がある。大発見(笑)。 |
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大湯屋
風呂である。屋根には煙抜きの櫓が付いている。
鎌倉時代の再建。
サルスベリと鹿が絵になった。
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戒壇堂
ここに四天王像がある。
鑑真和上が唐招提寺を開く前に、日本最初の戒壇を大仏殿前に作った、その土を移して立てたと言われている。 |
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正倉院
大仏殿の真裏にある。元は東大寺の所管であったが現在は、宮内庁が管理している。平日のみ、ここまで入る事が出来る。 |
正倉院のアップ
宝物は、光明皇后(奈良時代)奉献の物と、平安時代の東大寺の縁の物が主流。
有名なのは、蘭奢待(らんじゃたい)という香木。
時の権力者が切り取った付箋が付いている。足利義政、織田信長、明治天皇等々。 |
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奈良漬け
奈良漬けを買うなら、東大寺の参道にある元祖とうたう、森奈良漬店。やっぱり、ここがうまい。 |
そば処 観
お昼は、ここの観定食 1500円。オシャレである。
壁一面に江戸末期の約1300個の伊万里の器が飾られているのは圧巻。ご主人に話しかけたら、いろいろ教えてくれる。 |
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奈良公園 浮見堂
池の周りは昼食を楽しむ人たちで一杯。芸術的写真を撮るなら雪の日か朝夕のようです。 |
奈良ホテル
明治42年創業の名門ホテル。奈良在住のアマチュア写真家の黒川さんと、ここで待ち合わせ。いろいろ勉強になりました。 |