3.1-1 S字モジュールの製作 思案と現場調査
コーナーモジュールの頁にも書きましたが、鉄道の線路には直線区間というのはむしろ少なく、
実際はカーブしている箇所が多いものです。
モジュールもそういった所を再現すると、実際の鉄道っぽくなるはず・・・
しかし、運転会を行うときはオーバルコースのようなレイアウト、つまり、四つ角のカーブ、それ以外はストレートと、
意外と単純なものになってしまう・・・ということを、多々見てきました。
そこで、カーブという要素を織り込み、尚且つストレート系のモジュールに違和感なく組み込める、S字モジュールを製作しようと考えました。
ていうか、以前作ったことがあります。
ストレート系のレイアウトと比べると、やはり変化がある方が見ていて楽しいと感じました。
そういった意味で、S字レイアウトはかなり魅力ある線形だと思います。
で、最初に書いてしまうと
S字レイアウトの肝は
●カーブの切り替えしのカントは滑らかに(台車や車両、カプラーがついて行けなくなる可能性アリ)
の一点に尽きると思いますっ!(ただし、カントを付ける場合のみ)
S字カーブというのは、 実際の鉄道を探してみると 大なり小なり意外とある線形ではないでしょうか?
今回は比較的小さめ(というかコンパクト)なS字カーブでまとめたいと考えました。
モチーフとしたのは東急東横線の渋谷〜代官山間。その代官山に程近い所のS字カーブ。
ここは東横線の撮影ポイントの一つでもあり、非常にインパクトのある場所だと思います。
2005年東急カレンダーの“1月”にも収録された場所で、(また東急カレンダーからかよ!)
それに影響されて、製作し始めた・・・というわけであります。
んでもって、現地調査を開始。
現地調査も済んで、いよいよ製作開始。つづく〜