ステンドグラスの箱の蓋の取り付け方法
(新しい方式の蝶番)
針金を曲げて作った蝶番(ヒンジ)を使った箱の蓋の取り付け方法をを紹介します。真ちゅうパイプを使う方法にくらべると、目立たず、しっかりとまります。
右の小箱につける蝶番を作ります。左が蝶番の部品です。
0.9mm径の真ちゅう線を曲げて作ってあります。
手前は彫金用片丸(丸溝)ペンチ。
拡大するとこんな形状に曲げてあります。彫金用片丸(丸溝)ペンチで曲げて作ります。
左が蝶番の穴パーツ、右が穴に入る軸パーツです。穴の中で軸ががたつかないように作ります。
このような位置に半田付けします。
箱の身とふたをセロテープでとめてから、まず穴パーツを身のこのような位置にハンダ付けします。
位置を決めて一部をセロテープで仮止めしておいてハンダ付けするとよい。
次に軸パーツをふたの端にハンダ付けします。箱の横を上にして置き、間にくっつき防止の紙をはさみ、位置を決めて一部をセロテープで仮止めしてからハンダ付けする。
さらに先端の長さを整えてから先を曲げて固定する。
上から見るとこのようになります。
完成です。ふたを開いたところ。
全開するので、開き止めの鎖は不要です。
部分拡大。
スムーズに開閉します。ふたを閉じたところ。
作品例
この作品では穴パーツを蓋のほうにとりつけています。
作者 櫻井 雅子さん
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