ガラスに穴を開ける方法 
    
 
    ガラスに穴を開けるにはどうすればよいでしょう?5mm厚のガラスに直径5mm位の穴を開ける場合で説明しましょう。 
     
    ビット 
      
     刃先としては、ダイヤビットを用意します。 
    左から 
    (1)円筒形ビット径1〜1.5mm 
    (2)円錐形ビット(小)径3mm 
    (3)円錐形ビット(大)径5mm 
        ホームセンターなどで売っています。 
     
    (1)円筒形ビット詳細写真 
      
        1〜1.5mm位の細いビットが一番穴を開けやすい。(お勧めは1.4mm。)太いビットは時間がかかるので避けます。細すぎると折れやすい。 
    先のとがった円錐形ビットよりも先の平らな円筒形のビットのほうが開けやすい。先端のダイヤ面がガラスを削るからです。最初円筒形ビットで穴を開け、円錐形ビットで拡大します。
     
    (注)円筒形ビットの代わりに、細い先端に玉のついた下のような先端丸ビットも使える。(プロクソン1.0mm) 
      
    (2)円錐形ビット(小)詳細写真  
      
     
    (3)円錐形ビット(大)詳細写真  
      
     
     
    ルーター 
      
    ドリルでもできないことはないが、扱いにくいので、このようなルータ−を使うと便利。力が強いのがよい。これは「ジョイロボ」というルータ−(製造元サンフレックス)。ホームセンターで買えます。ジョイロボの場合、回転スピードは最低が適当。(チャックが水で錆やすいのでチャックの中にグリースをつけて使いましょう。) 
     
     
    小さい穴をあけてから拡大する 
      
    このガラスに穴を開けてみましょう。厚さ5mm  
     
      
    最初、(1)円筒形ビット(又は先端丸ビット)をとりつけ、水をかけながら、ビットの先をガラスに45度にあて、しっかりと窪みをつける。この時、ごく軽く押し当てることがビットを長もちさせるこつ。 
     
      
    窪みができたら、直角に立てて押し込んで行きます。  
     
      
    1分位で穴が開きます。径2mm位の穴になります。  
     
      
    円錐形ビットで穴を拡大します。(2)円錐形ビット(小)を取付けたところ。  
     
      
    押し込みます。 
     
      
    押し込み完了。  
     
      
    このような径3mm位の穴となりました。 
     
      
    さらに拡大するために、(3)円錐形ビット(大)を取付けます。  
     
      
    押し込みます。  
     
      
    押し込み完了。  
     
      
    このようにきれいな穴があきました。  
     
     
  
     
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