AX

 外落とし用スランピング型(モールド)の作り方

深めの器のスランピングには外落としの型が必要ですが、外落としのスランピング型は石膏で作ります。陶器ではガラスが食いついて割れてしまうからです。

ステンドグラスHP ルオー工房は東久留米でステンドグラス教室を開いています



まず、シリコン元型を作ります。元型のさらに原型は、粘土でこねて自作するか、
適当な既製品を探します。既製品から作るのが簡単できれいに作れます。





上のように、強力で厚みのある両面テープを机面にはり、原型をしっかり押し付けてとめておきます。原型が浮力で浮き上がってくるのを防ぐためです。原型の周囲をメガホン状に丸めたビニールシートの筒で囲い、継ぎ目と裾をしっかりとセロテープで目張りします。そしてシリコン樹脂を上から流しこみます。シリコン樹脂は型どり材を扱っている東急ハンズや模型関係の通販などで買えます。



シリコンが固まってから原型を取り外すとこのようなシリコン元型ができます。
やや硬めのゴムという感じです。



次にこの元型から石膏型を作ります。元型に耐火石膏をこのように塗り付けて作ります。中空になるように作る。外落としの型でも中心に空気抜きの穴が必要ですので、当初シリコン型の中心に針金をたてておき、固まってから引き抜くとよい。



取り外すと石膏の型ができます。この型は丁寧に扱えば20回くらいの
スランピング使用に耐えます。(キャスターY耐火石膏の場合)



実際に使ってみます。
型の上にフュージングで作ったガラスの円板を置き、焼成します。
初回は250度で1時間キープして、石膏の水分を飛ばします。
その後、750度で10分ほどキープしてスランピングします。



焼成後。



外落としによるボウルができました。



原型があればいろいろとシリコン元型を作っておくと便利。
右はスチレン樹脂を使用。

 


 ステンドグラスHPガラス工芸教室案内