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ここで取り上げた曲の楽譜には参考運指が入っています。
もともと自分用の備忘録として記したものをパソコンファイル化しただけ(とはいえ大量に書き加え。結局ほとんどすべての音符に指番号をつけてしまった)
これが他の人の参考になるかどうかは疑問です。
要は、ここまで常道からはずれた指使いでも自分で納得のいく音が出せればいいだろう、てなことが言いたいだけ。

ちなみに自分は両手とも1-5で8度(すごく頑張って9度、奇跡が起これば10度)、1-3で8度。
成人鍵盤弾きの手としては標準かやや小さめと想像。

ハノンのような日々の指強化曲はいっさい無視、ただ弾きたい曲で弾けそうな曲をひたすら楽な指使いで弾いてきたので(長期ブランクをおくたびに楽な運指に変わっていったというほうが真相に近いかも)、指の力持ちバランス、器用不器用バランスは、ほぼ普通の人状態、いわゆる「鍵盤弾きの指」からは程遠いものになっていると思います。
いうまでもなく4の指が極端に弱い。
指使いについては、まず4はないものとして考えるのが通例。
ここはどう考えても4に頼ったほうが楽だろうというときだけ使うようにしています。

本当に手の小さい人は別として、単に「開きが足りない」ことで8度もおぼつかない、なんて人がいたとしたら、これはもう頑張ってくださいとしか言いようがない。
「頑張る」とか「練習」とかいう言葉は、このページの趣旨に反しそうですけど、「あー、この曲ひきてー!!」で、発作的爆発的にやる練習ってのは、大した苦行じゃないと思うんです。
ひきてー!!と思う曲がいくつかあって、ある程度の期間格闘すれば、いくらなんでも8度分ぐらいは開くようになりませんかね。
たとえばですけど、数ヶ月とか年単位のブランクをおくと、指の開きは悪くなります。
というか指全体として硬くなってる気がする。
で、弾き始めて最初の数日間はいろんなところが筋肉痛(大体こういう時ってのは発作的爆発的な弾き方で、鍵盤に向かう時間も半端じゃない)
それを過ぎると指がぐにゃぐにゃになってくる。
手の大きさはそこそこあるのに8度とどかないって人が、これと似たようなプロセスたどって、とどくようになる、なんてことはないのかな(ならなかったらごめんなさい、すごくごめんなさい)