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楽譜(参考運指つき)

楽譜(音の高さと長さの情報以外はほとんど削除した状態)



イギリス組曲 5番 ホ短調 BWV810 〜 パスピエ

これ初めて聴いたとき、バッハの曲だとは気づきませんでした。
チェンバロによる演奏だったんですが、ギターか何かだと思った。
第2パスピエに入るまでは、バロック時代の音楽だってことも分からなかった。
それより何より、ヨーロッパの音楽じゃないと思って聴いてた。
どっちかっていうと東のほうの音楽。
または東のほうにルーツをもつ移民がスペインあたりでやってた音楽。
こういうデタラメな先入観持っちゃうとダメですね。
後でピアニストによる別な演奏聴いてがっかりしました。
こりゃ弦楽器じゃなきゃダメだろと。
いや、ピアノだって弦楽器なのかもしれませんけど、ハンマーで叩いちゃダメだろと。
電子ピアノでチェンバロの音が出せるならそっちでやったほうがいいです。
とか書きつつも、あっという間に翻り。
バッハの最大の魅力は音色に対するこだわりが限りなくゼロに近いことだ、と、これに対して自分がどちらかといえば支持側の人間であることは取りあえず付け加えておきたく。