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楽譜(参考運指つき)
楽譜(音の高さと長さの情報以外はほとんど削除した状態)

パーセル 組曲 ト長調 Z660〜アルマンド

18世紀のバカ花満開、と思ったんですが、パーセルって17世紀の人だったんですね。
まあどっちでも、って感じ。
バロック時代は花畑だらけです。
元気にしてくれるにもほどがある。楽しい曲です

単純きわまりない内容なんですが、後段3,4小節目が意外にも難所。
参考運指つきの楽譜を見てもらうと分かるとおり、かなりおかしな動きになっています。
ここまで変な指使いにしないと弾けない、というのは我ながら情けない話。
おそらくは↓の青で記したほうが順当な運指なんだと思います。

でも青いほうだとかなりの確率でミスる。
ミスりやすい箇所ってのは速度を極端に落として繰り返し練習するのが常道なんでしょうけど、困ったことにこの青いほうの運指では高速で弾いても超低速で弾いてもミスの確率があんまり違わない。
ついでに低速で弾くのが苦痛だったりする。
こういう経験は初めてじゃありません。
これまでも他の曲で何度も経験しています。
その経験から判断して、(少なくとも自分には)この青いほうの指使いは完全に間違いです。
超低速ならミスなしでいける運指でなきゃ、何千回繰り返し練習したって時間の無駄です。
こんな単純な曲で何やってんだと落ち込みつつどうにかひねり出したのが件の運指というわけですが、これは他の人にすすめられるような代物では到底ありません(この変な指づかいでやるなら、鍵盤にらみつけながら右手の音符は全部スタッカートで軽く)