俺の屍を越えてゆけ・素質について



素質と天才についていろいろ説明



【素質とは】 素質は能力の伸びの目安です。 重要なのはあくまでも「目安」であって、必ずしも素質が高い能力がよく伸びるとは限りません。 では、素質はどのように決まるのでしょうか? ゲーム中では素質は「遺伝情報のたまたま表に出た半分」という表現がされています。 この「半分」というのは、具体的に言えば 「父系遺伝子が表に出たのか、母系遺伝子が表に出たのか」 という事です。 どんな人物でも、父系遺伝子と母系遺伝子の二つを持っているので、 そのたまたま表出したどちらかが、その人物の素質となるのです。 では、素質の表出の具体例として遺伝情報の伝わり方で具体例として挙げた、 石猿田衛門と全く同じ遺伝情報を持っていると仮定する「モン太」に登場してもらいます。 モン太の遺伝情報は次のようになってます。 モン太の遺伝情報
母系遺伝子父系遺伝子
心の火 716±0  674±42
心の水 460±0  373±30
心の風 787±43 373±30
心の土 611±37 704±42
技の火 257±25 674±42
技の水 520±0  400±6 
技の風 214±28 456±34
技の土 988±0  674±42
体の火 716±0  674±42
体の水 520±0  561±42
体の風 257±25 486±34
体の土 817±43 861±49
では、上記のような遺伝情報をもつモン太の素質はどのようになるかというと、 必ず次のようになります。 モン太の素質
素質
心の火 716±0  または 674±42
心の水 460±0  または 373±30
心の風 787±43 または 373±30
心の土 611±37 または 704±42
技の火 257±25 または 674±42
技の水 520±0  または 400±6 
技の風 214±28 または 456±34
技の土 988±0  または 674±42
体の火 716±0  または 674±42
体の水 520±0  または 561±42
体の風 257±25 または 486±34
体の土 817±43 または 861±49
モン太がどのような素質をもつ人物となるのかという組み合わせは、遺伝情報が一定の場合 2の12乗で4096通りということになります(各±は除く)。 つまり遺伝情報が全く同じでも、 素質として表出する組み合わせによって能力の伸びが全然違ってきます。 例えば、石猿田衛門と全く同じ遺伝情報を持った人物がほかにも複数(A、Bとする)いたとして ある人物Aの素質は 心の火は母系が表出して716±0、  心の水は母系が表出して460±0、  心の風は母系が表出して747±43、 心の土は父系が表出して704±42、 技の火は父系が表出して674±42、 技の水は母系が表出して520±0、  技の風は父系が表出して456±34、 技の土は母系が表出して988±0、  体の火は母系が表出して716±0、  体の水は父系が表出して561±42、 体の風は父系が表出して486±34、 体の土は父系が表出して861±49、 というような素質になったりして、 そしてまた別のBという人物の素質は、 心の火は母系が表出して716±0、  心の水は母系が表出して460±0、  心の風は母系が表出して747±43、 心の土は父系が表出して704±42、 技の火は母系が表出して257±25、 技の水は母系が表出して520±0、  技の風は母系が表出して214±28、 技の土は母系が表出して988±0、  体の火は母系が表出して716±0、  体の水は母系が表出して520±0、  体の風は母系が表出して257±25、 体の土は父系が表出して861±49、 というような素質となったりします。 なので、それぞれ12系統の素質が父系と母系どちらが表出するかで 同じ遺伝情報をもつ人物でも素質は全然違うという場合がほとんどです。 そして、「父系と母系のどちらかが強く出やすい」というのは、 上記の例の人物Bのように、 心技体において父系と母系のどちらか一方が多く素質として表出する事が多い (人物Bの場合、12系統中10系統が母系) ということです。 これは、現実世界でいうところの父親似とか母親似とか、そこらへんに相当する事です。 もちろん、父系と母系のどちらか一方に偏ることなく、 うまく強い方ばかりが素質として表出することもあれば、 逆に弱い方ばかりが素質として表出することもあります。 上記の例の人物Aは12の系統全てで父系と母系でより強い方がうまく表出した場合になっています。
【天才とは】 天才とは 「素質以上に能力が伸びる現象」 のことです。 人物の父系遺伝子と母系遺伝子の一致率が高いと「天才」が発現しやすくなります。 この現象は12系統の能力それぞれ別々に起こりえます。 つまり「天才」現象の発現というのは、基本的には 「この人物は『父系の体の火』と『母系の体の火』の一致率が高いので、体の火に関しては天才」 という事象を指しています。 「この人物は天才だから、あらゆる能力が素質以上に伸びる」 という事ではありません。 もちろん、 「12系統の能力全てにおいて『天才』が発現していて、あらゆる能力が素質以上に伸びる」 という人物が産まれてくる可能性も理論上はあります。 ちなみに、 天才が発現しやすい≒遺伝子の一致率が高い≒寿命が短い という図式が成り立つので、天才が発現している人物は短命になりやすいです。 なので、近親での交神を繰り返すと天才が産まれやすくなるかわりに、短命な人物も産まれやすくなります。
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