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午後のトレド観光はオプションであったが ほとんどの人が参加。現地ガイドの**さんが合流し、約70kmほど離れたトレドの街までバス旅行。

鐘楼を見上げる

タホ川に囲まれるトレド

大聖堂を望む


トレドは、古代ローマ時代からの古い街で、三方を タホ川に囲まれ、小高い丘に築かれた要塞堅固な街だ。

バスは川の外側をぐるりと周り、街のシンボルである 大聖堂を望む絶景ポイントで 小休止。トレドの街を遠景で眺めると そこだけが中世で、時間が止まっている。


珍しい楽器だ。休憩中で演奏は聴けず

狭い橋を渡って街に入る。周囲4kmほどのこじんまりした街である。560年 西ゴート王国の首都となったが、8世紀から400年間イスラムの支配下にあり、11世紀の末に、カスティーリア王 アルフォンソ6世が レコンキスタしたとの事。そのためキリストやイスラム、ユダヤの文化がおりまざった、独特の街である。というようなことを聞きながら、ガイドの後をぞろぞろついて歩く。街の中に入っても ここは中世で時間が止まっていた。
約2時間の観光の後、再びバスでマドリッドに戻る。



夕食はレストラン メゾン・シンコ・ホタスで。本場の生ハムはとろけるように柔らかかった。
明日は コルドバ、カルモナへの長旅だ。荷物を整理して就寝。

とろけるような生ハム

第1巻第4号

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