る方が経費がかかるが フィレンツェの町が歴史を消さないよう意図的に痛んだ状態を維持しているんだと力説していた。
・サンジョバンニ広場 天国の門 広場にさしかかると、ドーモ宮・サンタマリア大聖堂から数人の坊さんが出てきて向かいの洗礼堂に入っていった。ミケランジェロも感嘆した天国の門の扉である。天国の門のレリーフも良かったが、ドーモ宮の荘厳さには圧倒された。しかし午前中はミサがあり、中に入れなかった。午後戻ってきて入ろう。 ・オフィッティ美術館、ウッキオ宮 今日は日曜日でオフィッティ美術館は休館だった。入館は明日にし、美術館横の通りを歩いた。(結果的に私の寝坊でオフィッティ美術館を見逃してしまい、妻の機嫌を損ねることになった。) 美術館横の通りには、フィレンツェゆかりの偉人達の像が建ち並んでいた。ガリレオの像が通りの入り口の目立つ所にあり、印象的。教科書で読んでいた人達がこの地で実際に存在し生活していたのかと少し感慨深いものが頭をかすめた。通りには数人 顔中真っ白に塗って大理石の像のようなパフォーマンスをしている人達がいて観光気分をあおられた。
・ヴッキオ橋(ベッキオ橋) ヴッキオ宮とピッティ宮殿を約1kmの回廊が結んでいた。アルノ川を挟んでベッキオ橋が掛けられているが、その橋の上も渡り
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