2000年5月バックナンバー

5/31ま、大事な試合は終わったし。自らの記念試合にアイドル・”コカ”・マラドーナを迎えてご満悦のマテウス。練習中に太ももを負傷し、ユーロ参加が危うくなってもどこ吹く風。
終焉の地。レアルのロベルト・カルロスは5年契約を更新することで合意した。年棒は3億余。「契約にサインした。レアル・マドリードでサッカー人生を終えたい」
予定調和。アトレティコ・Mのストライカー、ハッセルバインクは約22億円でチェルシーへさよなら。
これも予定調和。低迷にあえぐボルシア・ドルトムント、わずか5試合で追い出されたラテク監督代理の後釜に、アシスタントになっていたマティアス・ザマーが座ると発表。
己を知るものは百戦して・・・勝てるかな?代表に召集された稲本は自分とジダンを比較して、髪の毛の多さでは勝っていると語ったとか。
5/30サビ抜きの寿司はうまいか否か。釜本邦茂本部長は、中田英抜きで戦うキリンカップを重点項目とすると表明。ネタと職人次第ということとなるが、果たしてトルシエはどう握るか。
キングならぬミスター。代表復帰したカズいわく、「リーグ戦が終わった後はゆっくりカフェしていたよ」長嶋監督並の存在感を発揮している。
話すことはないのか、話せることがないのか。欧州で記者陣を引き連れ、隠密行動中の大仁邦弥副本部長は、ノーコメント連発。
5/29土壇場マジックまさに正念場。ガンバの早野監督はセカンドの3試合、2敗したら解任されるそうだ。このノルマを乗り切った場合、次は何敗まで許されるのだろうか。
トルシエ式は認めん。ジュビロのハジェブスキー監督もクビが涼しいが、とりあえず話は聞いてもらえる模様。ケガ人や日程を材料にするようだが、「強行日程は最初から分かっていたこと」と社長はにべもない。
唯一の光明も・・・スペイン、コパ・デル・レイはエスパニョールがA・マドリードを下して60年ぶり2度目の優勝。2部落ちの決まっているアトレティコにとっては寂しい結果に。
目指すは10倍増。本当か分からないが、韓国の王子様、李東国がペルージャに入団するそうだ。獲得費用は6千万余。10ゴールほど決めれば、一気にプラチナプレーヤーに。
5/28余計な口をはさむな。日本代表監督問題について、岡野会長が代表監督を選任することが決定した。「責任のある人は口を閉じて欲しい。私一人が窓口」窓口とは権限の無い人の立場のはずですが・・・
何試合かに1回は使うから。ローマのカペッロ監督は、来期のターンオーバー制構想を披露。何とか中田を引きとめようとしている模様。更に切実なのはセンシ会長の娘ロセッラ社長。「ローマストアの売上の半分近くが中田によるもの」ある意味正直な発言ではある。
アルディレス監督にあやかって。復帰監督の縁起をかつぐガンバ、クゼ監督を再招聘する様子。
最後の一花。なぜか国際レベルでは運の無かったアンドレアス・メラーがドルトムントとの契約満了により、シャルケ04に入団することが決まった。
ホームシックは治ったかい?ミランはコリンチャンスにレンタル中のGK、ジーダを復帰させることを決定。
5/26変わればレプリカの売上も増えるし。ローマに入団が決まったバティだが、背番号は1ケタがいいと主張している。本当は9番が欲しいらしいが、モンテッラは一歩も譲る気配を見せない。そこで中田英の8番がターゲットになっているそうだ。
とりあえず観客動員は見込める。アメリカ女子サッカーの星、ミア・ハムはワシントンに割り振られることが決定した。
傷心につけこめ。大仁邦弥・強化推進本部副本部長は日本代表よりも先に渡欧し、ひそかにベンゲル監督と交渉するらしい。ガラタサライを圧倒しながら負けて、アーセナルに嫌気がさしたとの判断か。でもこの人は大事なところでいつも勝ててないんだよなあ。ファンハールにしてみたら?好きではないけど。
5/25出直し。初の欧州制覇の期待に胸を膨らませたバレンシア、立ち上がりからリズムに乗って攻勢に出たが、のびきったところで失点。後は良いタイミングで加点され、ビッグクラブへの仲間入りは一時お預けとなった。
レアルはこれで8度目の優勝。何が嫌かって、またトヨタカップに「ラウル、ラウル(以下略)〜ラウ〜ル・マドリッド」というセンスのない絶叫を聞かされるだろうことだ。
さよなら、フィレンツェ。バティステュータのローマ移籍が決まった。移籍金37億円、年棒6億余。現在のチャンピオンズリーグにならまず出場可能なインテルより、ローマを選んだのは、移籍金+16億円という誠意を見せたからだという。
↑このおかげで、カペッロは中田を説得するのは難しくなった。いっそのこと落ち着きのないトッティとすげ替えたいのかも知れないが、周囲の状況から見て無理な相談だろう。
キミのためを思って・・・インテルに戻ってから、すっかり影の薄くなったレコバから激励のメッセージ。「イタリアなら争いは厳しくて当然。来季はもっと良くなるさ」出番がないからベネチアに帰りたいと泣いた人のセリフとは思えん。
一方パルマのアモローゾは、「もしウチに来たら、チームの幅がひろがるね」確かにローマでは中盤の幅が広がる一方だが。
働けど、働けど。我が信頼厚くならず。インテルはCL出場権をかけたプレーオフでパルマを破ったが、ほとんどバッジオ一人のおかげ。今季幾度もチームの危機を救ったが、リッピ監督が留任の見通しのため、退団が濃厚である。
ユーロ2000ではフーリガン対策として、改造した倉庫に問題を起こすフーリガンを閉じ込め、巨大スクリーンで試合を観戦してもらうそうだ。彼らは観戦しにきてるわけではなかろうし、手近にケンカ相手がいるのも考えものだと思うけど。
5/24バルサとリヴァウドの間には底なしの溝がある・・・ただし札束なら埋めることも可。「イタリアでは、様々なチームが自分に関心を示しており、バルセロナは自分との契約を改善せざるをえないだろう」プロ意識も度を過ぎると強欲だと思うが。
カナリアは鳴かず。再びセレソンに復帰したロマリオが、フランスW杯に続いてケガで辞退。
ギブ<テイク。MLSは来年発足予定の女子サッカーリーグに全面協力する見通しとなった。アメリカでは女子サッカーの方が人気が高いらしく、恩恵を受けるのは男子の方かも知れない。
「Jリーグネクスト10プロジェクト」の第一回会合が行われたそうな。2002年以降のカレンダー変更等を話し合うそうだが、会のネーミングセンスからいうと大して期待できそうもない。
5/23トルシエ監督は自らの任期はオプション契約により10月末までと主張。「サインした契約の約束はしっかりと守りたい。それが大切なことだ。私はちゃんとした人間だから契約内容は守る」つまり協会はちゃんとした人間がいないということか。
似て非なるもの。ギリシャ1部リーグでオリンピアコスが4年連続29回目の優勝を決めた。色々なところでトルコのガラタサライとキャラがかぶるが別物です。
オレを理解しろっちゅーに。ハッサン2世杯への陣容が明らかになったが、ある偏見によりコメントを集めてみた。
まずは柳沢。「代表に選ばれなかったら旅に出ようと思ってました」モロッコに?
続いて西澤。「今回は試合に出られるように頑張りたい」大抵は試合が始まる前に離脱してたからね。
さらに奥。「試合を見ていると出たくなるので、今回は試合に出たい」サンプのオルテガ並の存在感だった気も・・・ボールの取られ方が。
そして三浦淳「どこでも頑張りますが、今度こそ左サイドで出たいですね」コメントは控えさせていただきます。
5/22滑り込みセーフ。取り壊しが決定しているウェンブリーでの、最後のFAカップ勝者はチェルシー。シーズン中我慢できなくなってフィールドに戻ったりしたビアリ監督だが、なんとかUEFAカップ出場権をものにした。
学習能力。セリエBから昇格するビチェンツァが、名波を獲得希望していることが明らかになった。Bトップをひた走るチームとはいえ、来季の放り込みサッカーは必然。魅力を感じながらも不安が見え隠れしている。
バティ、エメルソン、サミュエル・・・遙かアメリカの霧の彼方に中田。常に期待の新戦力の方が注目されるもの。残留交渉も霧の彼方か。
5/21解任なんてプライドが許さん。バルサのファンハール監督が辞任した。責任追及の先手を取った格好だが、本人はヌニェス会長という理解者を失ったせいだと主張している。
お前の気持ちは良く分かる。フィオのトラパットーニ監督も退団決定。カーニバル期間離脱特約を結んだりするフロントや、次々と愛想をつかす選手たちに疲れてしまったらしい。
他人のふり見て・・・わが身はなかなか正せないもの。ブンデスリーガは最終節、レバークーゼンが敗れ得失点差でバイエルンに優勝を譲った。いつものとおりに試合の出来なかったユーベの仲間入り。
小野改造計画。ペルージャのガウチ社長は小野獲得に乗り出す模様。現在はケガでプレーも満足に出来ないようだが、一気に中田クラスのプレーヤーに変身させる手立てでもあるのだろうか。
5/20悪夢よさらば。リーガ・エスパニョーラは最終節を終え、ラコルーニャが優勝を飾った。6年前に土壇場でバルサに逆転優勝を譲ったリアソールの失意に終止符を打った。悔しいが今のバルサではいたしかたあるまい。
さらば、ファンハール。おかえり、カタルーニャ。CLでも大ブーイングで迎えられた指揮官は解任が濃厚。リーグ戦も優勝を逃したことでベンゲルに触手を伸ばしているとか。いずれにしても少しは地元選手がトップに上がれそうだ。
リサイクル。サッカー界で最も値段の張る男、ビエリがラツィオに復帰する可能性があるそうだ。転売を重ねて空前の移籍金額を記録したが、安く買い戻してまた高く売るのか?
日本代表もこれを目標に?岡野会長始め、日本協会の首脳が留任する見通しとなった。自分たちのポストへの決定力はそれは高いものだったとか。
5/19前後賞もゲット。ラツィオはスクデットの余韻も醒めやらぬままコッパ・イタリアでも優勝。試合そのものは酔いが抜けていないような状態だったようだが、何とか逃げ切った。
22年間バルサの会長を務めた、ジョセップ・ルイス・ヌニェス会長が勇退した。在任中にリーグ優勝7回、コパ・デル・レイ優勝6回、CLも1度制するなど、バルサに黄金期をもたらしたが、マラドーナやロナウドのような好選手を獲得しては逃げられる体質も作り上げてしまった。
5/18来てほしかったわけじゃないのに。コペンハーゲンでは当然のようにあちこちで事故が起こった。地元住民が関与しない、もしくは関係したくないまま決勝戦はPK戦にもつれ込み、ガラタサライが初の欧州カップ制覇へ。
おいでませ、ヴェルディへ。フィオのマヌエル・ルイコスタが移籍希望を表明。バティ、監督が離脱しようとするなか、弱体化するチームにはいたくないそうだ。日本はどう?
私ならベーロンを。リヴァウドを獲得するためには、ラツィオはネドベド、ベーロン、アルメイダ、スタンコヴィッチ、サラスのうち一人は手放さなければならない。
↑ミランはこの5人よりも(主観的に)大物を用意してリヴァウドを狙う。シェフチェンコなら交渉になるが、せいぜいビアホフだろう。
スクデットはいらないのか?バティはローマ、ラツィオ、インテルと交渉する模様だが、一番可能性があるのはインテルだそうな。優勝したいならこれ以外のクラブと交渉した方が・・・
5/17いいかげんに諦めてよ。日本代表監督就任を熱望されるベンゲル監督、「ようやく自分の思い通りのチームが出来たのに、辞めるわけなかろう。大体1億5千万なんてはした金で行くわけないだろうが。アーセナルでの相場は2億からだ」これはフィクションです。ノンフィクション版は「来季の目標はCLで活躍し、マンチェを叩きのめしてプレミアシップを牛耳ることだ」
勝てばいいというものでもないが。Fマリノスは優勝争いにも係わらず観客が減少していることを危惧し、完敗した場合は入場料を半額払い戻すことを検討中。
歌よ勉学よ。イタリアを満喫する中田英、歌手と親善試合をしたり、大学入学計画を明らかにするなど、オフの充実ぶりはシーズンをしのぐようだ。
もう1年間捜索中。名波は第一志望をイタリアからスペインかフランスに変更の模様。
北へ、北へ。UEFAカップ決勝はアーセナルとその道で有名を馳せるガラタサライの対戦だが、リーズ戦でつまはじきにされたトルコ人たちが大挙してコペンハーゲンに向かっている。オスマン帝国の手も届かなかった北欧の宝石での勝敗の行方は。
5/16穴埋めなるか?サンガは韓国代表の朴智星を獲得。昨年いた朴とは別人。代表での実績はこちらが上だが、さてどうなるか。
ポルトガルリーグはスポルティング・リスボンが17回目の優勝を決めた。ジャルデウが2回目の得点王で大いに貢献。
一攫千金の夢のあと。プレミアリーグの降格チームが決まった。昔ヴェルディと対戦したこともあるシェフィールドWのほか、ワトフォード、ウィンブルドンが来季大補強をするか、おとなしく沈んでいくかの究極の選択を迫られる。
何が不満だ。全日程を終了したセリエA、得点王はミランのシェフチェンコに決定。ビギナーと酷評されたこともあったが、地道な努力で栄冠をつかんだ。ところが、彼の父は言う。「兵隊になるか、大学に行ってくれれば良かったのに」
フィレンツェより・・・こめられるのは愛か憎悪か。フィオレンティナの主柱、バティが移籍を希望。「支えのないところで働くのは楽じゃない。会長には構想があるが、私はもうそれを信頼できない」一度くらいスクデットが欲しいということか、もっと給料が欲しいのか。
教祖様。タイの寺院になぜかベッカム君の金箔像が置かれることとなった。お坊さんによれば「心を開き、ベッカムを崇拝する数百万人の人々と気持ちを共にしたい」とのこと。不信心な私はベッカム&金箔のキーワードで苦笑してしまった。
5/15降り注ぐのは雨か涙か。セリエA最終節、ユーベは豪雨の中ペルージャに敗れ、土壇場でラツィオに優勝をさらわれた。
↑ちなみにボールを蹴っても1mも転がらないほどの雨だったが、ペルージャの選手に勝利をもたらしたのは天気ではなく、「おまえら負けたら6月30日まで強制合宿」というある会長の言葉だったらしい。
他山の石。ユーベの悲哀を横目に、ブンデスリーガも最終節まで優勝争い。レバークーゼンは引き分け以上で優勝決定。「レバークーゼンが今のような試合をしていれば優勝は決まりだよ」バイエルンの選手も諦めてつぶやく中、いつもどおりに試合が出来るか。
悪魔もケガにはかなうまい。J2首位を走る浦和、岡野、福永に続き室井、城定がリタイア。そういえば、ピクン、路木の名も聞かない。昇格を決める前に選手がいなくなったりして。
脅威の不敗率96.5%。ハンガリーリーグは首位のドゥナフェルが、見事ゴールイン。開幕戦で負けた後、何と28戦無敗。
トルコには負けてられない。サンパウロ州選手権で、サントス−サンパウロの試合前に乱闘。サントスサポがサンパウロサポを射殺した。
5/14今年のキリンカップはスロバキア、ボリビアと対戦決定。気になる監督査定だが、森健児専務理事は「担当の強化推進本部長以下この席に来ていないので、私の口から申すことではない」たびたびの失言についに学習したか。
↑そのスロバキアだが、国内リーグ、カップの優勝が決定。インテル・ブラティスラバが二冠達成した。
第二のアモローゾとなるか?昨年サンガに所属した朴康造が韓国代表に選出された。ちなみにサンガで出場したのは1試合のみ。
新規顧客熱烈歓迎。アヤックスはチーム創立100周年事業の一環として、さらにレプリカを売りたいらしい。中国の重慶、北京で親善試合開催を決定。
勅令。ベンゲル来襲の噂に揺れるドイツ、皇帝はこう仰ったそうな「エーリッヒ(リベック)は、ユーロ2000終了後、辞任するつもりであると言っていた」訳すと、痛い目を見ないうちにとっとと辞めろということだが、リベック監督は反撃。「フランツが何を言おうとあいつの勝手だ」
5/13本気、正気?心臓疾患で入院中のマラドーナ、マテウスの記念試合に出場するためトレーニング中。
座り込みしにきたんだろうが。先日の幻ゴールに憤慨するラツィオサポ、抗議の座り込みを行っていたのだが、どこからともなく火炎瓶、石、オレンジ、ビール缶があらわれ警察隊と戦闘開始。
まだ伝わると困る。ガスコインの移籍報道は取りあえず監督が否定。そう言えば最近酒は断っているのかなあ。
ノーガード戦法の勝利か-ただひたすら沈黙を守ったトルシエ監督、頑張っているうちにベンゲルはドイツに食指を伸ばし、西野監督は意固地に転身。これで6月を乗り切れば時間切れで続投だろう。
5/12混迷の度を深める代表監督人事、岡野会長は強化推進本部に再審議を命じた。「日本にとって非常に重要な問題。慎重かつ十分に分析、判断して結論を出してほしい」→「私のキャリアにとって非常に重要な問題。私の名前がでないように慎重に、君たちが責任をとって欲しい」いちいち通訳が必要とは。
↑その見極めのためのハッサン国王杯に、釜本氏は選挙のため行かない可能性が高い。「岡野会長も大仁副本部長も行くから」良く分からんと投げ出した二人に何を期待するのか。
聞いてないよ。君こそ次代のマラドーナと、オルテガをおだてていたナポリ、インテルを退団しそうなバッジョに粉をかけているらしい。
余生。ミドルスブラのポール・ガスコインはオーストラリアのジューンダラップにレンタルされる。週給2万ポンド(約360万円)。世間を騒がせた天才もこのまま静かに消えるのか。
ファウルスローもいいところだ。大阪府サッカー協会に加盟する少年サッカーチームの選手登録の際、在日韓国朝鮮人の子どもたちが日本国籍で申告するよう迫られていたことが判明。外国籍選手制限の原則があり、試合に出られるようにとの配慮したんだそうだ。ルールに追われて、本質的なことに配慮が欠けているとしか言えないなあ。
5/11ベストメンバーで挑んだはずのCL準決勝第二戦、バルサは3点差勝ちが必要だったが2-1でしか勝てなかった。因果応報とはこのことか。
強化推進本部は「日本代表の強化を強力に推進する」らしいのだが、結局意見がまとまらず、岡野会長に責任を押しつける模様。
やっぱりこの二人には何かある。ローマの王子様はミラン戦でまたも左足首を痛め、中田にベローナ戦の出場チャンスが回ってくるようだ。
5/10新旧悪童対決。あのころは若かった、とうそぶくバイエルンのエフェンブルクと、今をときめく非行少年(更生中)レアルのアネルカがCLで激突。結局アネルカの1発が効いてレアルが決勝へ駒を進めた。
出戻り×2。水原三星で隠遁生活を送るはずだったファン・ソンホンがホームシックで毎夜枕を濡らす柏のマラドーナと交換レンタルされる手はずが整った。前者はチームメートと衝突及び左肩脱臼を抱え、後者は出番のないことで不満を抱えている。共通するのはどちらのチームにとっても戦力外というところか。
7日に2部降格が決まったアトレティコ・マドリードのラドミール・アンティッチ監督は来季無給で指揮を執ることが発表された。チーム全体がボランティア気分に浸らねばよいが。
川渕チェアマンは「最強チームによる試合参加の義務」なる文書を発行し、福岡、市原はJリーグ規約違反であると改めて見解を示した。「最強のルール化は難しい。裁判所ではないのだから良識に求めるしかないんじゃないのか」良識のファウルラインはどこにあるのだろうか。
5/9フランスカップ決勝はナントが2-1でカレーを下し、何とか1部の面目を保った。4部のアマチュアのカレーは体育教師酒場の兄ちゃんの活躍で退屈なカップ戦を盛り上げ、記録的な動員に貢献した。
下着はゼブラカラーなんだ。セリエAはユーベとラツィオがもつれあいを演じているが、引き分けで終わるはずだったパルマ−ユーベ戦で、同点ゴールを審判がキャンセル。土壇場で再び疑惑が浮上した。
新しい趣味に目覚めたのかと思った。調子のでないサンガのカズはチームの起爆剤にマスコミからのバッシングを要求。「もっとオレたちをたたいてくれ!」
「これからという時に代えられた」とはバリャドリドのジョーの弁だが、ベティス戦での交代時間は後半12分。1時間近くピッチにいて、いつがこれからだったのやら。
5/8カップ違い。ドイツカップ決勝はバイエルンの10度目の優勝で飾られた。本音はチャンピオンズ・リーグのカップかマイスター・シャーレを掲げたいところだが、どちらも雲行きが怪しい。
停滞。クロアチアリーグはいつの間にか昔の名前に復帰したディナモ・ザグレブが5年連続6度目の優勝。大半の人が興味0であろう、チェコリーグはスパルタ・プラハが4年連続7度目の優勝となった。後30年もしたらグラスゴー・レンジャーズになれそうだ。
マンチェスター・ユナイテッドは優勝を決めた中、破戒僧となったベッカム君が愛息ブルックリン君をお披露目してウィニングラン。まるでイワトビペンギンのようなヘアスタイルに両親のセンスを感じたとか感じなかったとか。
5/7ベンチのベストメンバー。調子に関わらず起用される王子様の影で苦しむ中田英、来期もオプションの一つとして起用貧乏ぶりを発揮することになるのか。
三角貿易。その中田にミランへの移籍話が持ち上がった。直接交渉することは両クラブの友好度(0)から考えて不可能なので、一度パルマに放出してから移籍するとか。
マイ・コレクション。川渕チェアマンはJ開幕ボールに続き、カズの通算100ゴールのボール入手を指令。将来は造るかもしれないJリーグ記念館に保管するかも(笑)しれないが、自分が辞めるまでは手元に置いておくつもりだろう。
5/53者3様。辞任バナーまで造られたフロンターレのゼッカ監督が解任された。瀬戸際の魔術師ガンバの早野監督も1st限りの命。他を寄せ付けない勢いのサンガは加茂監督続投の方向。ダウンの余波だと思うんですけどねえ。
この道はいつか来た道。カイザースラウテルンでリハビリプレーを続けていたジョルカエフが移籍する模様。何やらパパンにイメージがかぶるのは気のせいか。
次世代のリベロから大舞台のオウンゴーラーへ。CLのレアル−バイエルンは2-0でレアルが快勝。勝者の奮闘を称えたいところだが、ミュンヘン・ダービーに続いて見事なオウンゴールを決めたイェレミースを始め、バイエルンの腑抜けぶりが際立ってしまった試合だった。
5/4ライオンは寝ている。CLもいよいよ大詰め。バレンシアになすすべなく敗れた逃亡軍団バルサ、ファンハール監督のお言葉。「システムに問題は無い。きっとDFの連中は寝ていたのさ」眠くなるような試合だったのは確かだ。
39+3。フランスはオーゼールのギー・ルー監督が今季限りで39年間の監督生活に別れを告げる。しかし彼の爆弾トークを楽しみにしていた方もご安心。3年間はゼネラル・マネージャーとして、更にフリートークは続く予定だ。
あなたはバター?それともチーズ?アジアでの販路拡大を目指すパルマラット社が中田英に触手。来期はチーズを片手に微笑むヒデが現実化するか。
↑そう言えばローマは順調に空中分解している。シーズン終了後のバカンスの予定まで立てたアウダイール一派、可能性がある限り戦うデルベッキオ一派。しかし会長は「奇跡が起こらない限り、無理」さて、ここで問題です。このクラブが弱いのは誰のせいでしょう?
まだ迷惑をかけたいんだ。別に止めはしないが。最近の日本の少年に比べれば優等生に思えてきたアネルカ、まだまだレアルにしがみつく模様。
つーか少しはフォローしてやれよ。イタリア訪問中の森首相はいつもの通り失言トーク。中田英もいつもの通り。プレー以外での成長が見られんなあ。
芋づる式。「あんないい監督をなぜ解任するんだ。彼は若手の育成に実績があるじゃないか」とはペルージャのガウチ社長の弁。要するに「安くて若いいい選手にたくさんコネがあるだろう」ということか。
5/2カニトップオールスターじゃないのか。2000Jリーグたらみオールスターは8月26日、宮城スタジアムで開催される。主審もそれなりの人がやるだろうし、なぎらキックも見れそうもない。
春なのに・・・お別れでしょうな。ガンバ大阪の早野監督、3日のセレッソ戦に完敗すれば解任だそうだ。土壇場でクビをつなぐマジックは今回も発揮できるか。
頑張りすぎ。横浜の柳想鉄、ジュビロの中山ともに代表戦で燃え尽きた模様。柳は前期絶望との事。
ポケモン野郎。と酷評されたジョー、少なくとも試合中はゴールを目指したほうが良さそうだ。クラブはこれでUEFAカップ出場はほぼ絶望。
5/12年連続のうっちゃりなるか。ユーベはベローナに完敗したことで、ラツィオにもスクデットの目が出てきた。昨年自分がはめられたが、リベンジの可能性も。
ベネチアに続け。ディフェンス崩壊中のサンガがなぜか安養の崔竜洙の獲得を画策している。オランダのフィテッセとの引っ張り合いが注目される。
トルシエ監督の去就が注目される中、岡野俊一郎会長は判断を放棄。「推進本部のリポートは資料にすぎない(俺を差し置いて何を!)」→「強化推進本部に判断させる(やっぱり責任問題になったらやだな)」心の声でした。
9億円の火ダネ。今季オランダリーグで優勝したPSVアイントホーフェンが、ロマリオの獲得をもくろんでいる模様。1988年から5年間在籍していた。

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