2000年9月バックナンバー

9/30これでオレもスターダムに!若者の中で暴れたエムボマが、ついに金メダルをゲット。まるでバーチャストライカーのハメ技のような2点目には感心したが、そこからは手抜きすぎ。9人になったスペインにPK戦まで粘られる展開となった。スペインとしては、PKは失敗してはいけないということ、またこういう本能で生きている連中に対して受け身にまわっては勝てないという教訓を得て、2002年を目指すこととなった。
↑そう言えば、審判は決勝のせいか気合いが入りすぎておったぞ。ホセマリの1枚目はあんまりだ、あれは痛い。ガブリ君は当然の退場。いずれにしても、もう少し大人になることが当面の課題。
当然と言えば当然なんだが。2006年、ドイツW杯の組織委員長にベッケンバウアーが就任。当面は非常勤だそうだが、お飾りのつもりでこういう人物を担ぎ出すと、大抵実権を奪われるものだ。
何の慰めにもなってないぞ。チェルシーのディマッテオが骨折。今季絶望が確実視されているが、スポークスマン曰く、「手術は成功して、コンディションは良好だ」だからってどうしろというんだ。
新しい道に目覚めそうなくらいさ。五輪サッカー女子の部は、大方の予想を退けてノルウェーが優勝。「ゴールデンゴールが決まった時は、体に電気が走ったような衝撃を受けた」と松田聖子のようなはしゃぎようのハグモ監督であった。
9/29失敗は一度でたくさん。浦和が札幌に今季一勝も出来ないことが分かった日、大分は勝ち点2差にたどり着いた。去年は一度3位に落ちた方が昇格しているが、今年はどうなるか。
消化試合。得点王と金メダルでダブルクラウンに浸るはずのサモラノが、予定変更の怒りをアメリカにぶつけた。2-0の一方的な試合となったが、アメリカンたちは高級ホテルで休養しすぎて使い物にならなかったという説もある。
まずはFIFA0−日本マイナス2億5千万。W杯チケットの第1次申し込みが無期延期となった。インターネット販売システムの構築が間に合わなかったためで、FIFAの金銭要求に日本側がまたも反発、見切り発車したところをプレ大会の恨みも込めて、差し戻された模様。
9/28今、迫り来るなめくじマーク。日刊スポーツによれば、ブラジルサッカー連盟はコカ・コーラとナイキの圧力に負けてルシェンブルゴ監督を解任するそうだ。日本協会とキリンの関係より、はるかに支配的だ。当然南米予選にはロナウド強制復帰、さらにペレやジーコ、トニーニョ・セレーゾまで現役復帰させられるに違いない。
お〜ろ〜か〜も〜の〜。昔流行った歌ではなく、ルシェンブルゴを迎えたブラジル国民の声。現在は留任が確認されているため、とりあえず次の試合の起用を指示した模様。ロ〜マ〜ア〜リ〜オ〜。
ドサ周りの怨念。フランスで芽が出ず、イタリアでもプロビンチアを徘徊し、Jリーグからやっと上昇気流に乗ったエムボマが、ミランが火事場泥棒を働いてまで強奪したホセマリに嫉妬の炎を燃やしている。「彼とわたしとを比べるのはやめてほしい。ミランにいるから優れているとは限らない」頭がとんがっている方が強いかな?
新攻撃的宣言。アジアカップに向けて、トルシエ監督はワンツーを多用して中盤を崩す練習を開始。「私に難しい交代を迫るような展開にするんじゃないぞ」
9/27所詮オリンピックか?目標を果たせなかった監督達が、留任は果たしている。被疑者ルシェンブルゴ監督と、リーズナブルな許監督はいずれもフル代表の指揮を執り続けることが確認された。
世界のカマモト曰く「野球でいえば9回裏に同点ホームランを打たれた感じ」金色のメダルに目がくらんだ?川渕チェアマン「がっかりだね。五輪での戦術などは技術委員会でしっかり話し合いたい。マラソンの高橋選手くらいタフじゃないと。監督ともうまくやっているしね」真意は知ったことではないが、彼らが日本サッカー界の第一人者とは思えない表現方法だ。
9/26強制ベルカンプ状態。ボンバーハッドに勇気あるツッコミを入れた楢崎は、やはり返り討ち。病院で検査は受けたものの、気圧の関係で飛行機には乗れなくなってしまった。レバノン行きの飛行機が打ち落とされたりしなければ、川口、下田がポジションを争う予定。
日本が敗退して、20分の1くらいの扱いになった五輪サッカー。スペインはアメリカを3-1と一蹴。「こうやって試合とは過ごすものなのさ」と言わんばかりの試合展開。やっぱアメリカはPKなのか。
同じくカメルーン対チリはエムボマ対サモラノのおやじ対決。前半からバックパスを精力的に追いかけるサモラノ。相変わらず足元に脳があるんじゃないかと思わせるエムボマ。カメルーンの監督がほくそ笑んでいた秘密兵器やら作戦やらは判然としなかったが、エムボマがそれなりに活躍してファイナルに駒を進めた。
9/25黄金のビーチから断頭台へ。9人のカメルーンに負けたことで、ブラジルでは悪魔狩りが始まるそうな。「恥だ!これまで続いたセレソンの歴史で、これほどの恥はかつて無い」といつかどこかで聞いたようなセリフが紙面を飾る。ルシェンブルゴは、早めに雇ってくれる欧州のクラブへ行った方が・・・裁判からは逃れられないか。
↑そんな中、へたれセレソンズは足下を見直すのに懸命なようだ。「セレソンは、金メダルには遠かった。我々が今後すべき事は、まじめにトレーニングし、強くなる事だ」とロナウジーニョが今更サンバの踊りすぎを後悔すれば、エウトンは「敗戦について、何が起きたか、説明する事は難しい。難しい。難しい。一ついえることは、相手が2人足らなくても負けることがあるということだ。これがサッカーだと言う事を学んだ」と子供のようなことを仰る。なるほど、まだ彼らはセレソンではない。
肉体改造計画。と言っても、ヒクソンに弟子入りする訳ではない。日本の誇るしいたけが更に強い体を造るために、一日4キロの肉を摂取するそうだ。そう言えば、マラソンの高橋も2キロくらいは軽いらしい。丈夫な選手は丈夫な胃袋から、か。
9/24精神安定剤。一般の反応はナカータが失敗するなら仕方ないと言うところ。三浦も「最も活躍した選手が外すことはよくある」と弁護。ずいぶん長いスパンで見たものだ。あの試合に限っては、とても活躍してなかったが。
来た、見た、負けた。またも王国はアフリカ勢の前に沈んだ。目の覚めるようなFKというが、あれはほんとに覚めた。カメルーン対ブラジル、2-1GG。
天罰。小アッズーリは若いウチからこすいサッカーをすると将来いかんと、サッカーの神のおしかりを受けた。このままスペインに優勝してもらうのが、なぜか正しい気がする。スペイン対イタリア、1-0。
やっぱり強いんだろうか。韓国に負けた後、4-1でナイジェリアを下したチリ。得点力のあるチリ、と表現するよりも調子のいいサモラノとその他少し、と表現する方が心が落ち着く。
9/23視線は宇宙へ。サッカーボールを観客席に打ち入れ、衛星軌道を目指していた日本五輪代表。デビー1号が外し、ナカータが外し、垂直ストライカーが外し・・・ゴールラインを割るのに忙しかったデビー2号が相手を突き倒してPK戦へ。とどめにナカータがまたも外して、カマモトを超える旅は終わりを告げた。
↑ちなみにジョージ・W・ブッシュの選挙活動並に判断が下手くそな審判だった。私もそのくらいアクションゲームが下手だ。PSで恐竜に噛まれている間にアメリカの1点目、日本の2点目を見逃し、飲み会よりも魅力がなかった試合の盛り上がり場面を見損ねてしまった。
もう我慢できん。よもやジンバブエの審判にJリーグの審判を重ねたわけではあるまいが、清水のペリマン監督が天皇杯までで辞めると宣言。「この汚いプレー渦巻くリーグの中で、清く正しいプレーをするチームを作り上げたことが私の誇りだ」
9/22自己弁護のために急に日本五輪代表を褒め殺しにし始めたブラジル各紙。その中に我らがストライカーの評価が。柳沢:4点(10点満点)寸評:信用できない。簡潔にして完璧とはこのことだ。
同じ2勝1敗なのにねえ。決勝トーナメントに進める日本と失意の帰路につく韓国。許丁茂監督は辞意を表明したが、何と言っても印象的なのは、契約金は1億ウォン(日本代表監督の年棒の10分の1)、年俸は1億5000万ウォン(多分日本代表監督の1大会の優勝オプション並)という低年棒だ。
ニュースの分類の認識向上を求む。「ウイルスの3次元構造を精密にとらえることに欧米の国際研究グループが成功し、22日発売の米科学誌「サイエンス」に掲載した。細菌に感染する「HK97」というウイルスである」・・・どこがサッカーに関係あるのだろうか。「遺伝子の本体であるDNAを包むたんぱく質はサッカーボール状の構造になっている」ホントに文章読んでるのか。
9/21虚栄の圧力。ベンフィカのハインケス監督が辞任した。リーグ戦5位、UEFAカップで苦戦するなどふるわなかったが、最近の現状を省みずワールドクラスを目指すクラブの姿勢が問題だとも思う。
いつまで経っても背水の陣。日本FW陣は次は決めるんだそうだ。死ぬほどのスピリットを燃やして挑んだはずだったんだが。ていうか柳沢だけは何とかならんものか。
9/20ビデオみる速度が遅くて更新に追いつかん。五輪帝国主義集団は、湾岸戦争の貸しを取り立てるかのごとくクウェートを攻め立てる。結局抵抗もむなしく3-1で何とアメリカが一位通過。
まるでアズーリ。今大会最高のスター軍団などともてはやされたチェコ。ほとんど流しにかかっているカメルーンに先行されてじり貧。1-1で引き分け、結局1勝もしないまま敗退となった。
で、本物のアズーリはナイジェリアに先制されるが、入るとも思えなかったシュートがオウンゴールとなる。1-1で引き分けたが、一番強い国なのかも知れん。
五輪の法則を破る国に追加。今大会で300倍くらいにお値打ちとなったダビドスアソの2ゴールで、ホンジュラスがオーストラリアを撃破。2-1だったが、地元の割には善戦して終わりというのは珍しい。
28は悪魔の数字。日本はブラジルに1-0で敗れた。アレックスのヘディングは、完全に足がついていって無い状態で狙い澄まされた屈辱的なもの。後半にはいると他会場の経過を知ってか知らずか、急速にトーンダウン。そういえば、ロナウジーニョがゴール宣言したとき「28ゴールしてもしょうがない」と意味不明の発言。もしやゴルゴの失態の数を数えていたのでは・・・
ファン急増中。↑の試合中、ボールの動きよりも注目されたテロップ。スロバキアが南アを2-1で下した。ツジネゲとスラホルはJリーグに来れば優遇されるに違いない。
ほんとは弱いのか。韓国がチリに1-0の勝利。得点者はプリンス李東国。韓国が競り合いに強いのか、チリが競り合いに弱いのか?取りあえずチリは貯金で予選通過。韓国は2勝して敗退。
スペインはモロッコを2-0で軽くかわし、2位通過。ホセマリ、ガブリが得点している。解説者はまず、決めるべき人間が決めたと言ったに違いない。
9/19蜃気楼現象はセレソン全体に蔓延しているらしい。アレックスが言うことには、「チケット売り切れだって言ったのに、満員じゃないから本気になれないんだよね。まあ、重要なのは素晴らしい時間を過ごすことなのさ」試合中は満員のスタジアムの想像に忙しかったようだ。
閑話休題。そろそろ話題の尽きてきたペルージャが、またもや身売りを検討。
特攻精神。トルシエ監督はブラジル戦に向け、「準々決勝で中途半端な試合をしてアメリカに負けるより、私の哲学にある素晴らしい試合をしてブラジルに負ける方がいい。グランドで闘争心、ピッチで死ぬくらいのファイティングスピリットを持って戦えば、仕方がないと思う。十分我々にもチャンスはある」とはぐらかすような返事。彼が玉砕主義者だとは知らなかった。思うに、一部協会関係者との関係が修復されたのは、こういう部分が未だ石器時代クラスのメンタリティを持つ彼らに受けたのだろう。
9/18昨日の敵は今日の友。ユーロ2008に向けて、トルコとギリシャが候補地に名乗りを上げたそうだ。先日の大地震で、一気に親近感を高めた両国が政治問題の解決の糸口に利用する模様。まだ韓国と北朝鮮の方が純粋なような。
蜃気楼。ルシェンブルゴ監督は「日本を叩いて金メダルをゲット」と真剣モード突入を宣言。日本に勝ってからが長いのだが、身辺にのびる司直の手に怯え、現実認識が出来なくなっているようだ。
9/17結果は同じなんだが。オーストラリア対ナイジェリア、チェコ対クウェートはどちらも2-3。ご当地が敗退することといい、チェコのだらしなさといい、何か間違っているとしか思えん。
もっと間違っていたチームもある。ブラジルは南アに3-1で完敗。バックパスをカットされるなど、いつぞやのアウダイールの大活躍を彷彿とさせた。予選で1回はこけないと気が済まないチームらしい。
あの強さはどこへ。スペインはチリの前に1-3と大敗。前回粉砕された韓国はモロッコを何とか1-0で下している。本日、最も興味ない対戦にノミネート。
日本は巨大木人を2-1とかわした。単なる時間稼ぎ要員になっているカレーの王子様の姿に涙。
世の中知らないことだらけだ。マラドーナが運転するジープが、観光バスと衝突して入院中らしい。そこにカストロ議長が登場。何とマラドーナは自伝にサインしてプレゼントしたとか。いつ出したんだろう。
9/16予選は続く。なぜか審判に嫌われ、判官贔屓の観客にも嫌われて世界中を敵に回したイタリア。ただし相手はホンジュラス。きっちりと3-1で勝利。
とにかくチャンスにずるずる滑る。カメルーン対アメリカの試合はブルース・スタジアムで開催。ワックスでもかけたかのように滑る芝の前にチャンスを逃し続け、1-1で終了。
明日のためにその一。またもバッジョがJOMOカップに現れるそうな。ブレシアを退団した後の地盤固めだろうか。
9/15どこかで聞いた話のような。低年棒に耐えられずスペイン2部チームとの交渉を断ったジョーが、横浜に復帰するそうだ。残りリーグ戦と、チャンピオンシップにもちゃっかり出場する予定。
金糸雀芸術団対筋肉ダルマ達。オーストラリアをしのぐ筋肉美を持つイタリアに手こずったブラジル。先制されたが、同点に追いついてしまうと、後は左右に軽く揺さぶって得点を重ねた。3-1。
ヘリコプターと守備する仲間達対手術で有名な国は、サモラノが大爆発。4-1と一蹴。
地方主義の無敵艦隊対挙国一致体制のお隣の試合は、開始早々からスペインが圧倒。易々と韓国ディフェンス陣を切り裂いた。バーに跳ね返ったボールが絶好のシュートチャンスになってしまうなど、運に見放され、ホセ・マリを途中で休ませるという屈辱まで受けて3-0で敗北。
ご存じ日本は2-1で勝利。例のアナウンサーは逆転ゴールに28回も叫んだそうだ。リプレーで必ずこいつの声を聞かなけりゃならないとは。
一から出直し。ついに甲府が連敗を止めたそうだ。これで再び新記録樹立に向けて集中できるというものだ。
世界一有名なリストラ犠牲者、ロベルト・バッジョがブレシアに移籍を決めたとか。日本中のサラリーマンが転職したくなるような一大事だ。
9/14最後に勝つのは中東か。イギリス各地で石油価格と税制に対する抗議行動が巻き起こっている。で、各地で石油が無くなりかけて選手が移動できず、試合開催が危ぶまれているそうだ。
大明神の涙。韓国五輪代表にピックアップされていた、洪明甫がナイジェリアとの練習試合で負傷。泣く泣くリタイアすることとなった。
華麗対堅実。チェコとアメリカの対決は流麗なパスサッカーを繰り広げるチェコが圧倒。してるのに所々でアメリカに締められ、最後は勝ち越されそうになりながらも、何とか2-2でドロー。
中米隠密隊と超級鷲軍団も対戦。大抵の人は場所も知らないホンジュラスが大健闘。相変わらず波が多いナイジェリアはロスタイムに奇跡の同点ゴール。3-3と信じられないスコアとなった。
金満帝國。といっても京都サンガのことではなく、世界の巨人マイクロソフトのこと。このたび、約70億円をすぐさま必要としていたレアルのため、ホームページの権利を60億円で買い取ったそうな。バブルの頃、マジソンスクエアガーデンを買うと息巻いた阿呆とどっちが賢いだろうか。
9/13五輪サッカー開幕。色男軍団対地元オセアニアの壁倶楽部の戦いは、急ごしらえのピッチにずるずる滑りながらもオーストラリア猛攻。しかし、どの年代でも同じやり方しかないイタリアのこと、なぜか終わったときには1-0で勝利。
エムボマ他黒豹団と死んだふりブラザーズの対戦も熾烈を極めた。攻めども攻めども1点しか獲れないカメルーン、とにかく良く倒れ、敢然とアジジ作戦を展開するクウェートの前に同点に追いつかれたが、エムボマに救われる。更に突き放して安心していたらコーナーから1発。結局、やたら強かったような気がしただけで、終わってみたら互角だった。
根無しのジョーがアジア杯で代表復帰する予定らしい。現在、サッカー勘を取り戻そうとトレーニング中のようだが、こんな減量前のボクサーみたいな奴が本当に必要なんだろうか。
別人です。インテルで故障中のビエリは、10月から復帰するそうな。で、チェルシーのビアリ監督はクビになることが晴れて決定した。
9/12地だって。日刊スポーツによれば、トルシエ監督は勝利のために迫真の演技で怒り続けているらしい。「わたしは警察官のように、厳しく、激しく言い続ける。それがわたしの役割だ」呪術士、拳闘士、警察官と演技の幅は広がっているようだ。
止まらない電車。いまや勝ち点を献上するために存在しているような甲府。なんと引き分けをはさんで25連敗中。降格決定という区切りもないため、連敗記録は来年に持ち越される可能性もある。
9/11標準装備:おこた。五輪代表の最大の敵は他チームでも、ピッチでもなくオーストラリアが南半球にあるという事実だと言うことが判明。首尾良く準決勝まで進むと、冬→春→秋と堪能することが可能だとか。
新興宗教の教祖かい。メルボルンの新聞にナカータが注目選手として登場。「熱狂的な支持者がいて異常な人気を誇る一方、広くだれからも愛されているのではない」範疇に属するそうだ。
「悪い人じゃないんだけどねえ、マスコミとの折衝がヘタなんだよ」わずか23歳のフォーチュンに冷静に論評されたトルシエ監督。南アの記者達も「白い拳闘士」とか言って嫌っていたそうな。大会期間中にクラブから朝帰りする奴なんて、少しなでられた方がいいと思う・・・つーことは柳沢も殴られたんだろうか。それはともかく、インタビュー後、彼らは熱心にナンパ。殴っても国民性は変えられないと実証されたようだ。
9/10あと足りないものは神だけか?呪術師も大魔王も順調に契約延長。もしW杯で優勝しちゃったりすると、最低でも2億円からの収入が期待できる契約に満足げな唸りをもらすトルシエ監督、冷徹な判断と話題づくりに余念がないピッコリ監督。代表でも、福岡でも契約延長はまれなことという共通項でくくられる。
炎の25%以下。ナカータが居残り練習で46本ものシュートを放ったそうな。決まったのは11。ウチの練習をみていても思うけど、練習で駄目なもんは試合でやっても駄目なことが多い。
進歩なし。パニックが予想された五輪代表お見送り。1000人以上の暴徒に対して、わずか23人の警備員で敢然と立ち向かった協会関係者。数々の失敗を全く糧にしていないその姿には、一種の威厳すら感じる。一部の連中はまだ火の使用も発見してないんじゃないか?
サーへの道のり。アーセナルのベンゲル監督は、2002年以降も長期政権を築きたいとほのめかした。マンチェに唯一拮抗できそうなクラブだが、ファーガソン監督に習ってまずは土台を固めて爵位を狙うらしい。
これぞ隠密。鹿島の小笠原はいつの間にか結婚していたらしい。親友の曽ケ端も知らなかったそうだが、そこまでして教えない理由は何かあるんだろうか。
技術委員長の謎。キャンベラの等々力の改修作業が終わったそうだ。FIFAのハグ技術委員長が15分流し見して曰く、「素晴らしいピッチだ。美しい。何の問題もない。わたしはハッピーだよ」ちなみに、あちこち薄黄色から黒色まででこぼこのピッチがうねっているそうだ。ここで11試合行われるそうだが、ハグ氏はいかなる技術をチェックしに来たのだろうか。
9/8計算が合わないぞ。ジオラマのキットか、小学校の校庭並と酷評されたキャンベラの芝の張り替え作業が進んでいる。「7日までに35パーセントを張り替えた。8日中には完了する」一週間かけて35%進捗ということらしいが、あと65%がなぜ1日で終わるんだ。
さらば、名古屋のダニエル。ウェズレイに押し出されて、ホミルドが日本を去ることになった。あの頼りなげな姿が見れなくなるとは、お好きな人には残念なことだろう。
まだ交渉していたことが判明したプレW杯。韓国側は、「こっちはFIFAのバックアップでいい国が来てくれるはずだ。日本は金儲けだけしてればいいのさ」と日本が拒否しても単独開催の予定。いつまでも意地を張っていないで、いくらか分け前をよこせという交渉に切り替えた方がよさそうなもんだが。
既に引退後の構想が?最近の川口能勝は、アマラオに頭を蹴られたり、長谷川にアゴを割られたりと、サッカー選手にしても、ちょっと生傷が多すぎたが、ナビスコの敗退で号泣。「僕も言葉を失うまでできたのか、という悔いはある」「鹿島をチャンピオンシップで叩きつぶしてやる」と自らマッチメイク。野人に続いてチーム2000入りが視界内に入ってきた。
9/7青史に名を残す。フロンターレの今井監督が電撃辞任。「いやもう、フロントからナビスコが終わったらすぐ辞めろって言われてたんだけどね。このままじゃ降格させた戦犯にされてしまうじゃないか。今ならナビスコ準決勝に導き、にっくきヴェルディを叩きのめした名将として、サポーターの心に永遠に輝き続けるはずだ」サンガには勝てないと思って辞めたのだろうか。
第二のツゥット。鹿島に取り戻されてしまった、元フロンタの鈴木がチームを救う大活躍。ちなみに、この試合にはクリンスマンが来ていたそうな。「Jリーグを生で見たのは初めてだが、高いレベルの試合だった」見たのがウチの試合じゃなくて、心底良かったと思う。
大波小波。前回壮絶なノーガード戦法で打ち合った名古屋と清水だが、今回はスコアレスドロー。両者ともさしたる違いはなかった、ただストイコビッチがいなかっただけらしい。
9/6サッカーの道は政治よりも険し。もはやW杯出場が絶望的になった、ペルーのフランシスコ・マトゥラナ監督が解任された。後任はフリオ・セザル・ウリベユース監督。大統領はあの手この手で官邸にしがみついているが、コトがサッカーになると国民の審判は早い。
情報源は日刊スポーツか?同紙によれば、日本五輪代表はブラジルの宿敵である上に、イタリアにも徹底マークされているらしい。タルデッリ監督曰く、「優勝するのはアトランタのナイジェリアのように、フィジカル面が一番いいチーム。ダークホースはホンジュラス、それから日本も素晴らしいチームです。開催国のオーストラリアもね」この中でフィジカルが強いチームなんてオーストラリアしかなさそうな気がするが。どういうブレーンを持っているんだろうか。
モロッコ戦で五輪代表の課題は、FWの決定力不足だという事実が明るみに出たそうだ。監督も「後ろ向きなFWで3秒キープできれば満足」みたいな事を言っているから問題ないだろう。そもそも、本番直前になってそんな根本的課題を見つけてもどうしようもあるまい。
9/5ISLが笑えばパブが儲かる。スカパーは手足を縛られた地上波組に先駆け、ワールドユースやコンフェデレーションこみこみで、120億円という破格の金額でW杯放映権を得た。ちなみに前回のフランス大会は6億円也。単純計算でも5倍に跳ね上がった訳で、金払ってまで見たい試合は少ない。いきおいパブやカフェが満員になるだろうか。
あなた、私を覚えてますか〜トトの試験販売が決まったそうな。最初、トトと静岡と聞いたらスキラッチ関係かと勘違いした。誰も買いそうもないサッカーくじの試運転だが、券売機が手配できないとかでテスト回数を変更。今から混乱するようなら、一歩後退しても良さそうなものだが。
帳尻合わせ。前回チリに完敗したブラジルが、下から2番目のボリビアに快勝。都合のいいときだけ呼ばれるロマリオも、「得点するために呼ばれたんだ。最高のパーティーに参加できてうれしいよ」と軽くハットトリック。誰よりも喜んでるのは、疑惑解明が先延ばしになった監督だろうが。
↑そんなブラジルでも、W杯の優勝オッズは最も低い。アルゼンチンと6倍で並んでいるそうで、フランスの7倍、イタリアの10倍、オランダの12倍、スペインの13倍と続く。残念だがスペインに賭けるのはおすすめしない。
これで勝てなくても我々の責任ではない。サッカー協会は五輪代表が金メダルを取ったら、1億2000万もの報奨金を予定しているそうだ。この計算だと、一人600万くらいだそうだが、トルシエとの銭闘に不利な講和条約を結んだ現在、おひとり100万円のベスト4くらいが本音か。
債権放棄要請か?レアル・マドリードは現在約270億円もの負債を抱えていることを告白。「本当に悪い状況だ。重病を抱えており、今、対処しなければ非常に悪い状態となるだろう」ちなみに、緊急に350億円を必要としていることも判明。ペレス会長は有限会社化をもくろんでいるが、不当に高い選手を売ることも視野に入れた方がいい。
9/4遅れてきた男2。湘南の前園が仙帝を撃滅するハットトリック。すでに昇格争いには無関係なこの大活躍。勝負が決まった後しか打たない、去年の清原状態といえよう。
浦和で引退するんじゃなかったのか。ペトロビッチが家庭の事情で退団。相当浦和に入れ込んでいたはずだが、この時期の退団は、もしやお家の事情か。
J2までノンストップです。横浜FCのリトバルスキー監督が自動車事故を起こしたそうな。何でも一時停止を無視したとか。本人は否定しているが、やめられない、止まらないの高速ドリブルで知られた人間だけに疑惑の根は深そうだ。
9/3遅れてきた男。吉原が五輪へ猛烈アピールと噂されるが、あんな状態の相手に2得点したくらいで興奮してもなあ。でも、シュートが垂直に飛んでいくようなFWよりはましかも知れない。
どうせなら全部8時半でも良さそうなものだが。W杯の予選予定は、4日午後6時から埼玉、第2戦は9日午後8時半から横酷、第3戦は14日午後3時半から長居に決まったそうだ。この蒸し暑い時期に3時に始めなくても。
9/2チーム壊しに来たんかい。クウェートは選手交代した途端、自滅型チームに変身。「本番で当たるかも知れない日本に手の内は見せられません。これが中東に古くから伝わるアジジ作戦なのです」
これで盤石?名波が復帰することが決まり、さらにハジェブスキー監督が退散することで、いよいよ磐田は安定しそうだ。ところで、わんだふる大森はどうするのだろうか。
世界で最も高価な怪我人、ガブリエル・バティステュータは、南米予選もローマの練習でも軽く流すだけで本番に向かいそうだ。名前だけでポジションが確保されているとは結構なことだなあ。
疑問。スペインのメリダが負債を払いきれず解散を決定。選手の給料未払いはいいとして、移籍金を他チームに払えなかったというのだが、給料も払えない状況で、選手を獲得しようという発想がいかにも地中海でよろしい。
9/1根本的には変化無し。移籍金の撤廃を求める欧州委員会に対し、FIFAとUEFAは25歳以上の選手は移籍金を無くすという妥協案をぶつける予定。しかし、移籍金がなければ、より高額の給料で引き抜き合戦が行われるだけだと思うのだが。
実力でシドニーへ。芝アクシデントで闘わずしてシドニー入りできるとほくそ笑んでいたが、首都特別地域のプライドを見せろと、緊急費用を使ってキャンベラの芝を張り替えることになったそうだ。
棚からぼたもち。グアルディオラが全治3ヶ月の重傷で手術することになった。そこでスペイン代表にはダニが追加登録。バルサには何とデラペニャが買い取りオプション付きレンタルされることとなった。「家に帰ってきたようだ。私は、今、世界一幸せものだ。バルサでレギュラーを獲得することは、とても厳しいと思う。しかし、私は私、普段どおりプレーするよ」

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