2002年10月バックナンバー

10/22どうやらジーコジャパンは船出していたらしい。試合はまさに「船頭多くして」の世界だったが。

それはそうとTBSに一言いいたい。
「なんておもしろいサッカーなんだ!!!!!」

・・・・・・なんてつまんねえ実況なんだ。

合わせ技で刑罰加重。偽名と年齢詐称が発覚したキエーボ・ベローナのブラジル人MFエリベルトが、7か月の出場停 止と約1800万円の罰金をくらった。
本名はルシアーノ・シケイラ・デ・オリベイラ(27歳)なんだが、何を思ったかエリベルト・シウバ・ダ・コンセイソン(23歳) と主張していた。で、在籍していたボローニャとキエーボに900万の罰金が加わるそうだ。国籍詐称してた連中の方が、よっぽど罪は重いと思うんだがなあ。
↑やはり釈然としない。デポルティボ・ペレイラのコロンビア元代表GKルネ・イギータが、ドーピング検査で コカイン使用の疑いを受けた。6〜18試合出場停止と罰金約4万5000円の処分。・・・安い。
どこに使うんですか。近年になく好調なミラン。ボバンの記念試合でクロアチアと対戦したが、そのとき過去の人、ベ ルルスコーニが颯爽と登場。レオ様を見るや、「なぜ契約しないのか」と神の声を下されたという。
おそらく誰もがウケ狙いの冗談だろうと受けとめるはずが、スタンド観戦要員として契約が成立してしまったようだ。ミランの役員たちは妙なクスリが完全にきまっていたに違いあるまい。
ごねてみるものだ。オーストリアとの試合で全治4ヶ月ほどの重傷を負ったダイスラーだが、バイエルン・ミュンヘンの求めに応じて、ドイツサッカー連盟は補償金6600万を払うことで合意したそうだ。
奇跡の復活。1部リーグから消滅して長いDFルイス・カプッロ(41歳)がなぜかエクアドル代表に招集された。
ライフプランは完璧です。バティステュータは選手生活の余生はイングランドで送ると表明した。「来年か2年後か分 からないが、イングランドでプレーするだろう」後は牛と羊を購入してアルヘンティナの牧場王として名をはせる予定らしい。ところで、 ローマでの体たらくは都合良く忘れているんだろうか。
元ドイツ代表FWのギュンター・ネッツァーが10日、経営破たんしたキルヒから、2006年W杯と1ドイツ部リー グの放映権を獲得した。お値段はW杯が約360億円、リーグ戦が約348億円。どんな悪事を働いたらこれだけの金が手に入るのか。
選手なんかやってられるかと決意したポール・ガスコインだが、イングランド3部エクセター・シティーの監督には就 任しない模様。選手よりも監督の適性は500倍はないと思いますが。
氷山の一角です。FIFA副会長兼アルゼンチン協会会長のフリオ・グロンドナが、競技場警備用の音響や映像機器を特定の業者に不当な価格で発注したとして、職権乱用で起訴された。こんな小悪まで働いているとは。
つうか帰ったらどうするんですか。PSVのフース・ヒディンクに、銃弾2発が入った脅迫状が届いたそうだ。 「オランダにいる間は怖くて発表できなかった。やっと話せるようになった。来週、警察に行くから、詳しい内容は話せない。キャリアをやめようかとも考えた」とカナリア諸島で会見したが、どこで話しても一緒だと思うんですが。
老いてなお盛ん。サー・アレックス・ファーガソンが南アフリカ・ケープタウンでセクハラ行為を行い、地元警察に身 柄を拘束された。
サーは高級ナイトクラブで女性と知り合い、閉店後、女性の車で宿泊先のホテルへ移動。その途中、車内で女性の足に触り、「今夜の出会いをこのまま終わらせるのはもったいない。部屋にあがってコーヒーでも飲んでいかないか」と熱く語ったという。

一方、エリクソンも窮地に立たされている。元愛人のテレビのお天気お姉さん、ウルリカ・ジョンソンさんに暴露本を発行された。
「人目を忍んで会うのは私の家よ。その時は、スベンはベッドの下じゃなくて、寝室の外に靴を置くの。それで使用人に愛を確かめ合ってる最中だって知らせておくのよ」と奇妙な性癖まで暴露された。
救いは、代表選手たちは「エロじじいでも勝たせてくれりゃいいさ」と熱烈な支持を送っていることか。
いずれにしても、百鬼夜行のイングランド、愛人の5人も持たなければやってられない世界なのかもしれない。  

侵略。カダフィ大佐の息子サーディは、イタリア北部のセリエB、トリエスティーナの株33%を約4億9000万円 で取得することでほぼ合意した。ユベントスの株も国営投資会社が保有している。リビア代表選手がセリエを席巻する日も近い。
お前も森勇介か。初出場で2ゴールを決めてご満悦の大五朗だが、ディスティファノから「お前は太りすぎだ。4〜6 キロ落とせ」とありがたいアドバイスを頂いたそうな。
世の中は寛容さを失っている。
UEFAは、ファンの応援に人種差別的行為があったチームに対して、観客を入れない非公開試合開催などの処分を科した。
サポが差別的横断幕を掲げたユトレヒトはUEFA杯の次の試合は観客なし。
PSVはアンリに対して差別的なやじを飛ばしたことで約250万円の罰金。
フェイエノールトはダービッツにブーイングを浴びせた件で、約49万円の罰金。
まだまだリストは増えていきそうだが、人種差別を行う人間も、罰金を科すだけで根本的な解決を図らないUEFAも、動かないクラブもみな理性を失っているに違いない。
気の迷いでした。カーン様が周囲のプレッシャーに押され、「引退すれば、自由になれると思う。いつも、トップレベ ルが維持できているかを自問している」と気弱な発言。「もう代表やめたいな」ともこぼしたそうだ。
しかし、わずか2週間で「故障がなく、代表にふさわしいプレーができるのなら、母国で行われるW杯を目指したい。まだ成長できると思っている」といつものオリバーに復帰。この間に何があったか知りたいような知りたくないような。
キングカヅの生き霊か?クロアチアのディナモ・ザグレブがカトリック協会に神父の貸し出しを要請した。 ミロスラフ・ブラゼビッチ監督は「このクラブには悪魔がたくさんいる。追い払わなければならない」と強く主張した。
さすが欧州のブラジルと呼ばれた地域。迷信の厚さでも王国並みか。
10/6落魄の王子。我らが森勇介は崖っぷちである。
王子「ああ、またやっちまった・・・仕方ないよな、俺を抜くのが悪いんだ。え、自宅待機?なんかリストラサラリーマンみたいだなあ」
フロント「最近の退場確率はなんと75%だ。閉店間際のスーパーの値引率を超えているぞ。クビだ」
フロント2「しかしこのままではJ2にも移籍できませんが・・・」
フロント「知ったことか。我々がJ2に落ちるのとどっちが大事だ?腐ったミカンは早めにつまみ出さないとなあ」

フロント「きみは勝てる試合を読めない。大事な星勘定にかかわる」
王子「当然、自分が悪いと思いますが、故意ではないですし・・・」
フロント「がたがた言うな。お前がいると安藤が獲れないんだ。諦めてくれ」

清水「真面目にやれば、日本代表にもなれる。しかし今回は、感情論に流されてはいけない。子供たちがマネをしてはいけないプレーだ」 と言う気持ちを抑えたコメントもサポーターの不信感を止められなかった。
「不当解雇だ」「将来性のある選手の未来をつぶさないで欲しい」「フロントは話し合いの場を持て」
フロント2「意外と波紋を呼びましたね」
フロント「全く・・・泣いて馬謖を斬ると言う諺を知らんのか。J1残留が最大目標だ。そのためには切って切って切りまくってもかまわん」
フロント2「ところで、落ちたらどうなるんですか?サポーターは去年までいたところだし、懲りずに頑張ってくれそうですが」
フロント「間違いないのは君がお払い箱になることだ。私にまで波及したらどうする」
フロント2「えええ、私は何もしていないのに」
フロント「世の中とはそういうものだ。ま、少し処分を軽減してやって世間の非難をかわすとするか」

こうして、王子はユースっ子と一緒に仲良く練習することとなった。ちなみに、稲城69と言うクラブでも同じような処分を受けたことがあるかも、しれない。
その後、市原に練習生として姿を現したが、「もう少しやせてこい」との非情な通告を受けた模様。

元気があれば何でも出来る。サッカー界一下手な男としてのステータスを確立したモレノ氏の暴走は止まらない。
所はエクアドルの首都、キト。リーガ・デ・キトはバルセロナを迎え撃った。
「さて、キックオフだな。キトファンの皆様、本日の主審は次回の市議選に立候補しております、私モレノ、バイロン・モレノでございます。皆様の熱き一票をお願いいたします」
その後順調に試合は流れ・・・る訳がなかった。度重なるキトのラフプレーを見事にアシスト。後半には、日本の審判でも見逃しそうにないオフサイドを執拗にゴールにしようと奮闘。そしてロスタイム。キトは1点のビハインド。
「いかん、このままでは私の票が減ってしまう。よし、副審よ、ロスタイムは6分であるぞよ」
しかしキトは決められない。
「仕方がない、延長お願いします」まるでカラオケボックスのような手軽さでロスタイムが延びる。
そしてロスタイム9分、遂にキトは同点に追いつく。
「よーしよし、良くやったな。しかしやはり票を確実なものにするためには勝利だ。延長お願いします」さすが下手な男、満足感が得られないらしい。
そしてロスタイム12分に感動の逆転ゴール。当然バルセロナの人間は納得するはずがない。しかしモレノは叫ぶ。
「皆様、ご覧いただいたように公正な戦いと勝利を呼ぶ男、私がモレノでございます。投票日にはバイロン・モレノの文字をお忘れなく!」
バルセロナ側の新聞からは当然非難囂々である。「キトの地元票を大量に確保するために地元に有利な判定をした」「奴の生活はW杯後急によくなった。怪しい」
しかしモレノは動じない。「FIFAに調査されるのは歓迎だ。私の公明正大さを世界中に知ってほしい」現在は、20試合の資格停止処分を不服として、エクアドル・サッカー協会にねじ込んだが、見事に却下されたらしい。
猶予が外れるのも時間の問題か。我らがディエゴが、1994年に報道陣に空気銃を発砲した事件で、執行猶予付き禁固刑2年の判決が確定した。裁判に時間がかかるのはあちらも同じなようで。
権力欲も失せました。アーセナルのGKデービッド・シーマンが、今季限りで引退すると発表。ロナウジーニョに屈辱のループを決められたことが原因かははっきりしていない。
今年こそ飛行機に乗ってみせる。アーセナルのデニス・ベルカンプが契約が満了となる今季で現役を引退する意向を示 唆した。「だから今季はCLにもちゃんと出場したいんだ。車でヨーロッパ周遊旅行は無理だからな」・・・のはずだったが、PSVとの試合は400kmのロングドライブで対応。何も進歩していないような。
はした金で黙らせろ。延々と引き延ばし工作を続けたFIFAのW杯チケット問題だが、「業務委託した英バイロム社のデータ入力ミス」と責任を押しつけることに決定したらしい。1億円程度の慰謝料で後は誤魔化すそうだ。
何がどう人種差別なのか分かりませんが。ベレス・サウスフィエルドからの移籍金を受け取れなかったため、プレー拒否ストを続け、ストラスブールを解雇されたチラベルトがパトリック・プロイジー会長を人種差別で告訴した。契約違反の方が先に解決されるべき問題だったと思うけど。
そりゃあんたのせいでもあるんじゃ。セレソンのGKマルコスが、パルメイラスが弱くて勝てないので移籍を願っているという。
さすが海産国家。ノルウェーのビンデビャルトは、FWケネス・クリステンセンを同選手の体重と同じ75キロ分のエ ビとの交換でフローイへ放出することに合意した。ビンデビャルトは昨冬、選手の放出の見返りとして移籍金ではなく、エビなど甲殻類を求める方針を発表している。 頼む、理由を教えてください。
ロマリオがまたやってくれた。全国選手権でミスの多い味方DFアンドレイの顔面に手痛い一発を送り込み、40%の給料カットと出場停止が決まった。「ロマリオのキャリアは終わりに近付いているという人々は正しいと認める」と地元紙は報じたが、このままでは 真っ当な人生も終わってしまうんではないだろうか。
試合中についてだけは責任を持ちましょう。グルジアのエドアルド・シェワルナゼ大統領は、欧州選手権予選10組の ロシア戦について、「この試合は平穏無事に行われる」と話した。ロシアサッカー協会は、旧ソビエト圏で試合をしたくないと表明している。「泊まる場所とか帰りの安全は自分で何とかしてね」と言うことかもしれない。

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