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    白浜温泉

関西を代表する温泉と言えば有馬温泉、勝浦温泉、城之崎温泉、そして白浜温泉と勝手に思っているのですが、これは単に昔から有名って事で思い浮かべる順に並べただけに過ぎません。ところがこれまでにどの温泉もまだ一度も入った事がない未体験ゾーン。一度は入らなくては…というわけで、一度行ったけれど泊まった記憶がない白浜温泉へ母を連れて行きました。(たまには親孝行しなくてはね)
旅館はごく普通のどこでもありそうな建物。白浜名物梅樽の湯はしっかりとあります。大浴場に隣接する露天風呂にあるのは普通ですが12の部屋にも露天風呂がありうち3部屋が梅樽の湯というのが売り。しかし建物や部屋、浴室設備はいささか古びていて今時のギャルには…と思ってしまった。女風呂のほうはまだいいかも知れませんが…。
温泉の写真は撮らなかった変わりに旅館のパンフレットの写真を載せておきます。写真の右側が男風呂、左側が女風呂です。やっぱり男風呂のほうは野暮ったい…いや、このほうが温泉らしい気分が味わえるのかも知れません。なにせ夕食をはさんで2度も入りましたから…

京都駅から昼に出るオーシャンアローに乗りました。大阪環状線と大阪ドームはこんなに近いんですね。
白浜駅に到着。梅樽!美味しそう…ん?温泉でっせ、旦那。
前の夕方からにわかに曇り夜遅くには雨が降り出しましたが翌日の朝はいい天気。朝食前、私だけ浜に出て散歩しました。遠くに有名な円月島が見えます。

巨大な鉄兜?

白良浜沿いは大きなホテルや旅館が多く並んでいます。

夏なら多数の海水浴客で賑わうのでしょう。

白良浜は名前が示す通り白い砂でこれは石英(水晶)の含有量が多い為だそうです。

宿からタクシーで千畳敷に寄ります。思ったより小さい印象でした。このあと平草原へ。

平草原にある白浜民俗温泉資料館。温泉情報が見られるパソコンはエラーのままでした。

ボーリングの刃先(ビット)。

こっちのほうが面白い。変わったカニの標本。丸くなって身を守る?
貝の一種。奇妙な姿です。こんな怪獣テレビで見たことある気がします。
もう梅が終わって桜を待つ時期でした。観光客もほとんどいません。
平草原は白浜の街や海が眺められる展望のいい場所です。
2枚の写真をつなげました。

バスで三段壁に向かいました。
迫力のある断崖が続いています。この下に三段壁洞窟があります。

三段壁洞窟へはエレベーターで行けます。熊野別当湛増(弁慶の父)率いる熊野水軍の舟隠し場所でもありました。

洞窟と海が繋がっているので波が押し寄せます。

洞窟内に波が砕ける大きな音が響き驚きます。おかげで写真がぶれました。
番所小屋を復元したものです。
天井は鍾乳洞みたいでした。

三段壁に近いハマブランカ。園内には蘭など亜熱帯植物の温室や土産物屋、レストランなどあります。

このバイオトマトは1本の木に1万個以上の実をつけるらしいのですが…そうは見ないなあ。

全国にここより新しい大きな亜熱帯植物が見られる施設があるので比較するとチョット物足らないかも知れません。でも昔は…
平日だったので園内はがらがら。トーテムポールも寂しげです。

せっかくなので白浜を後にしバスで紀伊田辺の闘鶏神社に行きました。白浜から1時間近くかかります。
紀伊田辺は弁慶の生誕地です。

源平の戦いの勝敗を分けたのは弁慶の父湛増率いる熊野水軍の活躍が大きかったといいます。
もともと平家側だった湛増は弁慶の説得を受け、源氏と平家に見立てた赤と白の鶏を闘わせて神意を確かめました。そして勝った源氏方に味方し1185年3月壇ノ浦へ出陣し平家を打ち破りました。
境内の御神木です。言われはわかりませんが、なかなかの物です。

紀伊田辺駅
弁慶ゆかりの場所をたずねたかったですが母は少々お疲れなので帰ることにします。
今日は1日いいお天気で暖かく良かったです。
また温泉いきたいなあ…