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  造幣局桜の通り抜け

大阪造幣局の「桜の通り抜け」はテレビで見て、あんな人ごみの中をぞろぞろと歩くのはいやだと思い今まで避けていました。しかしふだん目にしない品種や珍しい桜を一同に見られるというのは魅力です。たまたま平日に休みがとれたので混雑も土、日ほどでもないだろうし、写真が撮れないという事はないと思い出かけました。
京都からなら、「おけいはん」で天満橋で降りると便利。すでに多くの見物客が大川の橋を渡っています。渡ってすぐ右側に露店が川岸に沿って並んでいます。その少し先の左側に造幣局の南門、通り抜けの入り口がありました。

桜のトンネルの下は人の列が続きます。

ここは入れないので人はいません。OMMビルが見えます。

紅笠(べにがさ)だったか紅手鞠(べにてまり)だったかわかりませんが…

「今年の桜」に選ばれた御衣黄(ぎょいこう)という品種。

御衣黄は花弁が反り返っているので他の緑色の桜と区別されます。

花染衣(はなぞめい)
北海道松前で育成された桜

帆立(ほたて)
匂いの強い桜で「匂い桜」と言われる一種だそうです。でもお隣の屋台街からたちこめる匂いのほうが強くてわかりませんでした。

奥都(おくみやこ)
満開時は白っぽいですが咲き始めは淡紅色。

蘭蘭(らんらん)
初めて中国から来たパンダのメスの方のランランの名前からとっています。

松月(しょうげつ)
花弁の先端がナデシコのような切れ込みがあるのが特徴

鬱金(うこん)
御衣黄と同じく緑色ですが、花弁の形状が違います。

楊貴妃(ようきひ)
奈良の興福寺にいた玄宗という僧侶が庭の桜に愛情を注いだという事からつけられた名前だとか。

通り抜けのゴールの後、大川沿いに天満橋方面へ戻りました。
カモメもエサがもらえると期待して寄ってきます。

京阪特急は日本初のテレビ付き車両。今もテレビあるのかな?

OMMビル。橋の向こうは閉店間近の松坂屋大阪店

OBP(大阪ビジネスパーク)
所で大阪の人はOBPと呼ぶのでしょうか?それともビジネスパーク?

橋から最後のショット。
写真を撮るなら平日でないと無理なようです。前日の日曜日や土曜日は3倍の人出だったそうです。カメラ構えようものならどんどんぶつかられるのは目に見えています。
平日だった事もあり人の少ない通路の傍らに寄って撮りました。アップの花は最短1.5メートル先見上げての撮影となりだるさを超して首が痛かったです。そんな苦労しなくても低い位置の花を撮れば?と思うでしょうが光の具合は上の方が良くいいのです。
八重桜が中心ですが、この他にもたくさんの品種がありました。すでに終わったのが何本かありましたが…。ゆっくり見るには仕事休んででも平日に行くほうが無難です。
 帰りは露店が多くならんでいる川沿いを歩いて戻りましたが懐かしい見せ物小屋もありました。まあ大阪だからなんでもあり、なんでしょう。