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上賀茂神社
京都三大祭のひとつ葵祭です。葵祭は「賀茂祭」とも言われ6世紀に飢饉が続いたため豊作を祈って欽明天皇が祭礼を行ったのが始まりだそうです。人や牛馬、車等に葵の葉を付けて行われます。祇園祭が町衆主体の祭りなのに対し、葵祭は官主体の祭だったそうです。
午前中に御所を出発した平安時代の雅な行列は、河原町通りを通って下鴨神社に立ち寄り休憩と儀式が行われます。午後2時過ぎ再び出発して賀茂川西岸に沿って上賀茂神社へ向かいます。昨年はお天気が悪く下鴨神社までしか行列しなかったのですが今回は雨に祟られず上賀茂神社に到着しました。
この日は午前中御所で馬が乗り手を振り落として暴走する一幕があったのですが、自転車で出かけたのはすでに昼過ぎでした。午後2時半頃下鴨神社を出発した列を北大路通りで待ち写真を撮りました。その後行列を追って賀茂川沿いに上賀茂神社へ向かいました。

先だって行われた競馬会の騎手が先頭を務めます。

行列だけなので装束や持ち物に興味なければ、祭りを本当に楽しむのは難しいかも…

でも平安時代の雰囲気だけでも楽しめます。

やっぱり本物の牛が引いていると見応えあります。牛は「モーモー」と絶えず発していました。

華やかな行列が続きます。

祭りの主役、腰輿(およよ)に乗った斎王代の登場です。

こっち向いてくれないかなー
あっという間に通り過ぎてしまいました。

きれいやな〜
最後の列を見届けた後、北山大橋から歩いて上賀茂神社に行きました。

賀茂川の東側から対岸を見物するわんちゃんと飼い主…

上賀茂神社に着いた牛車(ぎっしゃ)から牛を離す作業をしていました。

離された牛車は台車に載せられます。
記憶では長年京都に住んでいながら初めて葵祭を見ました。でも一番見たかった(撮りたかった)のは暴走する馬だったかも…関係者の方ゴメンナサイ。
もうすぐ祇園祭…京都の暑い夏の風物誌が訪れようとしています。