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   山科大石神社から勧修寺へ

忠臣蔵でお馴染みの大石内蔵助が江戸への討ち入りをする前に親戚のいる山科に隠棲し計画したと言われています。その地が大石神社あたりになります。さらに南へ行くと勧修寺というお寺があって何回か訪れたことのあるお気に入りの場所です。
今回は自転車で東山越えの初挑戦。今熊野から山科西野への道(滑石越)は短いながら急坂があるのですが、どうにか登れました。

自宅を出て京都駅まで来ました。お天気良くて気持ちいい。
電車は奈良方面行きです。

有名なラーメン店「第一旭」と「新福菜館」。でも食事は今熊野の中華料理店で済ませました。
東海道線トンネル近くの今熊野から東山を越える道を登ります。坂の頂きあたりに大石内蔵助が一服したとされる石がありました。
山科の街が見えてきました。

大石神社に到着。
12月14日の義士まつりのパレードの終着点です。

拝殿の脇には忠臣蔵のスターの写真パネルなどが掲げてありました。

資料館(?)があるので入ってみました。写真は祇園一力亭で遊ぶ内蔵助の絵。討ち入り前は遊んで敵の目をごまかしたとか。

絵は大きな巻物になっていて最後は吉良上野介を取り押さえた絵が描かれていました。
大石内蔵助直筆の絵だそうです。

大石神社から南へすぐの道を上がっていくと内蔵助が閑居した跡地に岩屋寺(大石寺)があります。遺品などがあるそうです。

弁財天です。こういう雰囲気の場所が好きです。何故かな…?

寺の左手に坂道があります。朱色の建物が見えます。

行ってみると山科神社という所でした。とても静かです。
勧修寺に来ました。1100年の歴史がある古いお寺です。 境内の池とまわりの緑が自然な感じで好きです。
菖蒲や杜若の季節が終わると、睡蓮や蓮の間を鯉が泳いでいます。

池の裏側に廻るとお寺の境内とは思えず、どこか森の池のほとりに来た気がします。

なんてことない蓮の池ですが…
平安時代は毎年1月2日にこの池に張る氷を宮中に献上し、氷の厚さによってその年の五穀豊凶を占ったそうです。

池の島に高い木があって、鳥の巣になっていました。

2種類のサギが共存しているようです。アオサギ族ははなにか相談中?

シラサギ同士がケンカしてます。
さてはアオサギらの陰謀か?

帰りは伏見経由。伏見大社まで来たらもう帰ってきたようなものです。
睡蓮と蓮の花がやや寂しいのは午後だったせいもあるけれどまだ少し早かったです。
帰りは名神沿いに伏見経由。こちらのほうが坂がゆるいので楽ですが夏の日射しを遮る物がありません。天気が良すぎるのも夏は考え物です…そんなら雨降らしたろか(陰の声)