戻る 

   旧山陰街道から大原野へ 

今回の大原野は京都市街に近い西山の麓にある丘陵地帯で、北側は洛西ニュータウンが開発されるまではのどかな田園風景が広がり竹林が生い茂っていました。とは言え今も里野の雰囲気を十分味わう事が出来、近くには善峰寺や勝持寺(花の寺)などサクラやモミジの素晴らしい古刹があるという魅力は見逃せません。
さて私は未だに大原野への道がわかりません。いつも迷うのです。まずこのあたり幹線道路以外まっすぐな道路がほとんどありません。これは碁盤の目に慣れた道路感覚を持つ京都人の苦手とする所です。それとも私だけか…
とりあえずは自転車で行きやすいコースとして七条通りから入っていきます。たまたま自宅に近いという理由もありますが…。
七条通を西へ行きます。西大路通を過ぎるあたりからちょっと趣が違ってきます。すると急にバス1台がやっと通れるほどの狭い道になります。街道であった名残です。現在亀岡など丹波地方や山陰地方へは五条通(国道9号線)を使いますが、昔は七条通が旧山陰(丹波)街道の起点で、樫原で初めて9号線と交わります。
この付近には茅葺の民家が1軒あります。京都駅から車でわずか10分もかからない距離です。掲載の民家の写真は別の日の物です。

路地に入ったすぐの所なので、注意しないと気がつきません。地図リンク
平成15年5月撮影。残念ながら平成17年5月に行くと跡形もありませんでした。

同じ民家を別の角度から。
10月28日撮影

桂を過ぎた樫原のこのあたりは旧山陰街道の名残を強くとどめています。
地図リンク

いきなり大原野ですが、ここへ来るまでやはり迷ってしまいました。
地図リンク(?)自信ありません

秋を感じさせてくれる光景です。

いいお天気でのんびりします。

善峰川に沿って山へ向かいます。
遠くにはコスモスと竹林が見えます。

舗装された山道を上がります。棚田や段々畑が見えます。今回の目的地点です。下のバス停からのハイキングにとても良い場所です。
地図リンク

京都市や向日市の街が見えます。
さらに上の金蔵寺へ行くには自転車を押して急坂を上らねばなりません。紅葉はまだまだ先なので大原野神社へ向かいます。

大原野神社の前です。長岡京遷都の際藤原氏らが春日大社の分霊を遷し祀ったのが始りで、由緒ある古い神社です。藤原業平の和歌にも詠われ、源氏物語にも書かれているそうです。地図リンク

鯉沢ノ池
参道の途中に風情のある池があります。杜若や睡蓮、紅葉の季節がいいようです。

大原野らしい町並み通って帰路につきます。

桂大橋のそばにある和菓子の「中村軒」。
「きんつば」を買いました。中で食べる事もできます。地図リンク
10月28日撮影

桂大橋からの眺め
「本能寺の変」では明智光秀は老ノ坂峠から下り山陰街道を通ってこの橋を渡り「本能寺」を攻めたと言われています。
今回は丘陵地帯だけに坂道も多く普通の自転車ではきつかったです。こういう場所ではやはり変速付きがいいですね。
紅葉の季節には花の寺や長岡の光明寺を訪ねてみたいです。