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嵐山の春


嵐山へと続く長い車の列 渡月橋が左端に小さく見える。12時半頃。「昼飯食いはぐれるよ!」の声が聞こえそう。ドライバーの皆さんご苦労様。
前日の雨があがって絶好の花見日和。帰りに撮った左の写真の状態が少なくとも松尾橋まで続いていました。
この日は京都市内の桜の名所周辺はどこも大変な混み様だったでしょう。

松尾方面から入ったのですが自転車なら専用道があるので快適です。自転車道の終点嵐山公園(地図リンク)は桜がほぼ満開。
今週にはほとんど散ってしまうのかと思うとなんと儚い花の命。


渡月橋の向こうが百人一首で有名な小倉山。
橋は最近修復されたのか木が新しい。
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まだ花見客は少ないですがこれからです
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渡月橋のそばにある渡月亭別館前の枝垂桜
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渡月橋小橋より。唯一の温泉がある嵐峡館へはこの船を利用。歩いてでも行けます。
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大堰(おおい)川の南側は北側より人も少ない。この先には千鳥ヶ淵といって深くなっている所があり平家物語で横笛が身投げした処として有名です。
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嵐山の貸しボート屋はひまです。嵐山でボートに乗ったカップルは別れるというウワサは結構知られています。拡大写真
嵐山にそびえる異様な物体は何?
嵐山に泊まる観光客は少なくほとんど日帰り。では泊まってもらえる施設を!と温泉を掘っています。早ければ年内には湯が引けるとか・・・・・

何故か懐かしい風景です。おじさんが昔の嵐山を偲んでいるようにも思えます。デジカメで撮って初めて納得できる一枚でした。
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一時タレントショップが多かった嵐山も今は落ち着いています。観光シーズンだけしか収益性がないので安直な経営は失敗します。しかも冬の嵐山は観光客が少なく実に寂しいのです。だから温泉計画の成功を地元の旅館や観光業者の方は期待しているのです。
「冬は嵐山で温泉を!」
「景勝嵐山・古都歴史ロマンと湯の旅」
ダサイ宣伝文句はともかく温泉が出て当たれば少しは活気が出るかな?

渡月橋の北側山腹にある虚空蔵法輪寺(地図リンク)は十三参りが有名です。京都ではこの時期数えの十三歳になると智恵を授かるためにお参りする慣わしがあります。この日は着物姿の女の子が両親と一緒にお参りする姿が目立ちました。


上の写真は法輪寺門前 拡大写真

右は境内にある虎の石像


桜をバックになかなかいい眺め。
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上は境内からの眺め。渡月橋の北側が見えます。


左の写真 法輪寺参道石段の傍らに鮮やかな赤い鳥居があります。電電宮は珍しい電気の神様。



上は天竜寺の南にある「湯豆腐嵯峨野」付近の駐車場内に立派な枝垂桜があります。(地図リンク
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右は「湯豆腐嵯峨野」の前庭。竹林と桜が似合いなかなか風情があります。


まだ昼頃ですが人が多くなってきたので対岸の嵐山公園の桜を眺めながら去りました。
この後梅宮大社、平野神社に少しだけ立ち寄りました。