小学校の時だったかなぁ。
先生が発売されたばっかしのパソコンなるものを学校に持ってきて、あれやこれやと、自慢げにハナシをしていたのは・・・。
それから、数年 高校入学時にローンでパソコン買いました。
当時で40万円。PC-8801mk2を。
メモリーが64kバイト
グラフィックが48kバイト
グラフィック解像度は640×200ドット(カラー)今となっては、おもちゃより ひどいけど 当時はフロッピードライブも付いてスゴイと言われました。
ソフトは無いに等しく、市販のソフトといったら、ゲームかビジネスソフトで、いずれも値段は高く、とても買えません。
最初に手に入れたソフトはコピーソフト。
今は、たぶん無いだろうけど当時、レンタルソフト屋なるものが存在し、ソフトの違法コピーが公然と行われてました。
もっとも、コピーソフトも複製品でしたが・・・。
後はBASICを使い、自分で作るしか無かったですね。
結構凝ったのがグラフィックで、まんがのキャラクターなどを書いたりしてました。
この書き方というのが、信じてもらえるでしょうか、ラインとペイントだけで作るんです。
今みたいにマウスなんてありません。座標を直接数字でプログラム内に書き込み絵にするんです。センスとか、上手とか、それ以前に 根性としかいえません。
ひとつの絵を書くのに いったいいくつの座標を出すのか?他には、住所録を本を見ながら、作りました。BASICやられている方は分かると思いますが、DIM文ありますよね。(宣言文)あれで、指定できる数がそのまま、住所録のデータ量になったんです。シーケンシャルファイルで作ったのが最初です。
その後ランダムファイルでフロッピーに記録できるようにしたのですが、ランダムファイルでデータがどこのセクタに入っているというファイルをシーケンシャルで作らなければならず、どちらにしてもパソコンそのもののメモリ量が少ないから扱えるデータ量も かなり限られました。いま思うと、パソコンが8ビットで動いていた頃は、ほんとにマニアの人しか扱えなかったなぁ。
現在のように広く使われるようになるとは、この頃から予想はされていたけれども、お年寄りを含め、老若男女問わず、ここまで浸透するとは、思いもしなかったです。