「アガスティアの葉」その後-5
さて、どうしたものか、まず思いついた事は妻の改名です。
葉っぱに書かれていたホロスコープに沿った名前に変えてしまえ。
候補をいろいろ練った結果「すみれ」がいい。これでいこうか?
やめた。
やはり、妻は今まで通りであって欲しいし、そんな小細工は無用だ。
私がしっかりすればいいんだ。
そんなある日、某テレビ局のさんまさんがナビゲートする番組で
占い師に死を宣告された若者のエピソードが放送されていた。
その彼は、あらゆる対策を立てた上で、死を迎える当日、
部屋にこもり、静かに一日を送った。
何事も無く、過ぎ去った翌日、新聞には彼と同姓同名の
他人の死の記事が載っていた。という内容でした。
シンクロニティ=共時性について考えさせられた一瞬です。
望む答えがすでに用意されている。
そんな中、月日が経ち、友人からの情報であるお方に霊査して
いただく機会を得ることができました。
何を言われたのか、あまり記憶にはないのですが、ひとつだけ
来年、子供が生まれますよ。
は?
いいえ、私の葉っぱによると子供は再婚後の話で、今の妻は
出産を望んでいませんし、また子供のでき難い体質でして、
このまま、一人っ子でもいいと覚悟しております。
直後、妊娠の報告を受ける。
恐るべし、サイキックカウンセラー!