遡ること3ヶ月前、2000年7月、渋谷NESTにライブに来ていたCa-P藤井君の「ルミナスとCa-Pでツアーしようよ!」のひとことで、今回の青森、札幌、函館ツアーが組まれることになった。なんとか無事に終わったのだが、総移動距離いったい何キロ?そして、何人のお客さんが果たして我々を待っていてくれるのか?体力と気力の限界に挑戦するともなく結局したツアーでした。
10月12日(木)青森サブライム

函館へ向かう航空機は朝6時45分発。
安いパックツアーを使ったので便が選べなかったのだ。私は4時54分の始発で羽田空港に向かい、羽田空港には5時50分に着く。
出発ロビーへのエスカレーターを上がって行くと、ドラマー・たてっちが手を振っていた。チケットを引き換えた所で、寝坊したギター鈴木氏と、コーラス・いとちゃんが慌てて走ってきた。
今回ツアーの定員が4名だったので、ニ澤氏だけ別に特割航空券を取り、直接青森入りになった。私達パックツアー組は一旦函館に飛び、そこからJR津軽海峡線で青函トンネルを抜け、青森に向かうのである。

函館空港に着いたのは朝の8時5分。相当寒い。そして街並は潮風のせいか荒涼とした感じである。
さっそく朝市に行き、きくよ食堂に入り、各自イカ刺し定食やいくら親子丼、三色巴丼などを注文する。全員超寝不足&飛行機の揺れでグロッキーだったにも関わらず、「ウマイウマイ」と残さず平らげる。「僕、野菜しか食べないんです」という人かと思っていた、Mash鈴木氏の北の幸の大食いっぷりには驚いた。

ホテルに荷物を置き、11時にJR津軽海峡線・快速海峡4号に乗る。青森までは2時間半。
1車両カーペットカーというものがあり、そこではお客さんは靴を脱いで、1段高いカーペットに横になっていた。
我々もそれに習い、仮眠。超らくちんである。カーペットカー万歳!
しかし同時にドラえもんカーが連結されており、車内はドラえもんのシールやポスターでいっぱいだった。アナウンスもドラえもんの声で、耳栓していたにも関わらず、アナウンスの度に大山のぶ代に起こされるはめになった(声がよく通るんである、また)。

1時半に青森駅に着き、すでに駅前に来ていたニ澤氏と合流。。
本屋でガイドブックを見て、美味しそうなお店を探す。鈴木氏が同じビルの4階に入っている楽器屋に行き、ルミナス・Ca-Pライブのポスターが貼ってあるのを発見。皆で見に行く。
ガイドブックで見つけた中華料理屋さんは、寂れた感じでびびるが、海鮮チャーハンも海鮮シュウマイも激ウマであった。大根のお漬物が出てきて(これは中華ではなかろう)、かなりしょっぱいのだが美味しかった(私は薄味好き関東人)。でもさすがに関西出身の2人(いとちゃん、ニ澤氏)は「醤油食べてるみたいだよう」と言っていた。
地元の人の「歩くには結構遠いよ」とのアドバイスでタクシーでサブライムへ行くと、我々の為に早めに開けてくれていた。
壁や天井に卵のケースが貼ってあったが、防音は大丈夫なのだろうかとちょっと心配になったりしつつ、ござを敷いてもらい、リハまでまた仮眠したり、散歩したりした。
 サブライムの隣りはおばあさんがやっている林檎屋さんで、いろんな種類の(聞いた事のない名前もあった)林檎が売っていた。ベタだけど「青森だなあ」と思った。
セッティングをしていたらCa-Pドラム・とっこさん、G&Vo・藤井君が来た。
私の繋いだMarshallの2段積みアンプは藤井君の私物で改造済みだったので、音を作るのにちょっと時間がかかった。PAもとっこさんや藤井君がやってくれて、出演は2バンドなので、しっかり音作り&リハーサルをする。
Ca-Pはギター・なり君が仕事でスタート時間に間に合わなかったので、ルミナスが1番目で8時15分にライブをスタート。
お客さんも結構入っていて雰囲気や反応も良い感じだった。いつも思うことだが、自分の音楽を好きでいてくれる人にPAを見てもらうと、「ちゃんと音は届いてるだろうか」とか「バランスはどうか」とか心配ぜずに、本当に演奏に集中できる。
サブライムは左右のスピーカーの他に、低音を客席後ろ側から出しているそうで、音が立体的なのだそうである。
Ca-Pが2番目に出たのだが、ホームグラウンドだけあって、今まで見た中で一番良かった。音圧とか、各楽器の音色バランスとかもう絶妙で、かなり幸せだった(東北方面の方は、一度青森サブライムでCa-Pを見ることを是非おすすめします)。
ライブ終演後、物販でCDを積んでおいたら、沢山の人が買ってくれた。東京の最高記録よりも多かった。すごい!!
鹿内さんに車で駅まで送ってもらい、また今度は「急行はまなす」という電車で津軽海峡横断、2時間半かけて函館へ。残念ながらカーペットカーはなかった。
同乗した他の乗客は慣れたもので、座席を向かい合わせにして横になって寝ていて、毛布をかけている人もいた。我々も疲れ果てて思い思いの姿勢で眠りこけ、函館に着いたのは深夜1時半。
ニ澤氏は駅前のプラザホテルへ、ツアー組は温泉ホテルへ。

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