池上梅園は池上本門寺の西に位置し、丘陵斜面などを利用した約2500坪の閑静な庭園です。この地は、築地の料亭経営者小倉氏が所有していましたが、庭園として後世に残すことを条件に譲渡されたものです。

 庭園内には大田区の花である梅の木が約370本植えられています。 2月から3月に掛けて白梅を追うかのように紅梅が咲きつぎ、連日初春を求めて大勢の観梅客や絵筆を持った人達でにぎわいます。

 また梅の木の間を埋めるように約800本のつつじの木が植えられており、5月の連休頃が見頃となります。このほかスモモ、栗、柿など50種500余本の樹木があります。これらの樹木の他茶室、池、庭石、灯籠などが調和良く配置された庭園です。
梅園1 梅園2
つつじ(梅園) 茶室
開園時間 午前9時〜午後4時30分
休園日 2・3月を除く毎週月曜日及び年末年始
入園料 大人(16歳以上) 100円
小人(6歳以上) 20円
65歳以上 無料
施設利用 茶室・和室の利用可
(平成12年5月現在)

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