同僚のハマチャンが、西別川の素晴らしさをいつも語っていた。
釣り雑誌、カヌー雑誌で西別川がひどく汚れ、
昔の面影も、昔の魚もないという情報を得ていたため、
同僚の話は半分に聞いていた。
それでも、あんまり素晴らしいというので、
96年夏に友人Tと2人で行って来た。
バイカモが美しく咲き、
自然のままに蛇行する美しい渓相に息を呑んだ。
奥へ行くにつれ、魚影が濃くなり、
ヤマメ、アメマス、オショロコマ、ニジマス。
1投1尾で何匹釣ったか分からなくなった。
次々とカーブするその先にはどんな素晴らしいポイントがあるのかと、
時間を忘れて釣り続けた。
道に迷い、暗闇と牛に怯えながら、
何とか車へと帰った。
帰り道、ひどい目に合いながら、
私とTは笑いが止まらなかった。

一番好きな川である。
いい時を知っている人は、魚が少なく、小さくなったと言う。
事実アベレージは極めて小さい。
さらに、中流以降は濁ってひどい川になる。
下流までずっと澄んでいた時代に
60cm級の鱒が次々に釣れた時代に
思いを馳せる。

写真の魚は1999年に釣った魚だ。
ヒレは丸かったが、色と顔は素晴らしかった。

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