わかさぎ釣りはド素人だ。
沢山釣ったこともない。
心がトキメイタこともない。

上手な人は竿を片時も放さず、
常に仕掛けを上下させ、
アタリを取り、
寄せ餌を巻くという。

私はほとんどの時間、
ボーっとしているだけだ。
バカ話をし、
酒を飲み、
カップラーメンを喰う。
次々釣れるいい時間だというのに、
わかさぎの透明感や輝きを写真に残したいと、
氷に這いつくばってカメラを構え、
写真を撮り終えた頃には、
アタリが遠のく・・・。
そんな感じだ。

40匹ほどのささやかな釣果を、
妻の実家に持って行き、天ぷらにした。
祖母が「美味しい美味しい」と食べてくれた。
なんだか温かい気持ちに包まれた。

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