第2回放送分 1998年6月7日 1:35
さて、みなさんいかがお過ごしでしょうか?今週もFMまちやの時間がやって参りました。
前回の放送(?)には皆さんからたくさんのご意見やお問い合わせをいただきちょっとびっくりしています。
まぁ、僕の独り言として聞き流してもらってかまいませんし、もし読むのが面度臭かったら気にせず削除してください。
えー、それでは改めまして今週のプログラムですが、前回は皆さんが知らなすぎるアーティストだったので、
今回は「ん?どっかで聞いたことがあるぞ」と思う人のアルバムを取り上げたいと思います。
彼の名は「クインシー・ジョーンズ」。音楽に詳しい方であれば一度は聞いたことがある名前。
マイケル・ジャクソンをはじめ、何人ものミリオンヒットアーティストを手がけたプロデューサーとして超有名なおじさんです。
だがしかし、意外とクインシーのアーティストとしての活動はあまり評価を受けていないのが現状です。
彼は、シカゴで生まれ、最初はライオネル・ハンプトンやディジー・ガレスピーのもとで働いており、どっぷりとJAZZの中にひたって仕事をしていました。
(彼のアレンジにJAZZのおいしいエッセンスが散りばめられているのはこの頃の影響だと思います)
その後、JAZZとBOSSA
NOVAを融合させたりと、かなりいろいろな試みをしていたようです。
その後はプロデューサー業に専念。数々のミリオンヒットを生み出したのは記憶に新しいところでしょう。
肝心な本題ですが、今回ご紹介するアルバムは94年に日本フォノグラムより発売されたHip
Quincy!シリーズの1枚「ソウル・ボサノヴァ」です。
西宮市仁川にお住まいのリエさんもお気に入りのこのアルバム、数々のDJに愛され、クラブプレイされている名盤です。
日本のアシッド・ジャズユニット(?)U.F.O.やドリーム・ウォリアーズなどもこのアルバムの中の曲をサンプリングして使っています。
他にも「大阪モード学園」のCMにも使われたりと、様々な人に愛されている曲がギュっと詰まっているこのアルバム、
発売当時は商業的すぎると評価が低かったんですが、90年代の今、あらためて聞き返してみると、今の空気にぴったり来る曲ばかりです。
比較的どんなレコード屋さんにも置いてあるアルバムなので、皆さんも一度手にとってみてはいかがでしょうか?
梅雨の後には念願の夏、天気の良い日にこんなアルバムを聞きながら寝転んだらさぞ気持ちいいんだろうな~♪
という訳で、アルバム紹介。
Quincy Jones / The Newest Latin American Rhythm BOSSA NOVA 1.Soul Bossa Nova |
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