DISNEY   LIFE

1999年3月6日(土)〜7日(日) 快晴&雨
カリエンテしてビバしてカーニバルしてスターライトな休日

・・・なんて、幸せな休日なんでしょう!(笑)今回のインパークは、友人たち男女混合8人を引き連れてのツアーである。私のツアコン好きは、父譲りと信じて疑わないが、ツアーの前にスケジュールやらパレード編・買い物編・などなどの情報を山とメールする。ああ、好きだねぇ、こういうの(笑)。なにせ、初めて行くという人もいたのだから、教えるのも最初が肝心、ここでいい思いをしてもらえれば、パークにハマってくれるだろう。というわけで、いつもより気合の入ったツアコンであった。天気も最高に良し、日に焼けそうなくらいだ。

タンバリンたち 4thミッキー
4thに欠かせない鳴り物たち この姿も見納め・・・

3月に入り、15周年も残り2週間。パークは相変わらず黄色い旋風が吹き荒れ、そこかしこでタンバリンやチアホーンの音が鳴り、まるでサッカー場のような熱狂ぶり、そしてサポーターぶりである。朝イチ、まずは午前のカリエンテ!カリエンテ!に参加すべく、また「ミッキーへのルート」にスタンバイ。足をケガして完治したものの不安という友人は、ミッキーフロート前にシートをひいてお留守番。残り我ら7人、果たしてはぐれずに全員参加できるのか・・?今までのカリエンテは、ルート沿道のゲストの横入りが激しかったから、不安であったが・・なんと!改善されていた!いつものようにダンサーのあとについていこうとすると、沿道沿いに次々とキャストたちが手をつないでいき、横入りをブロックしている!つまり早く来て、ダンサーたちの出てくるところの近くにいた人ほど、参加できる確率は高くなるというわけだ。ああ、最初からこうだったら混乱しなかったのに!それでもみんなあぶれるまいと、必死でパレードについていく。私たちもガンガン進む・・・と、ついにプラザに出られた!!ミッキーが、ああミッキーがいる!何度経験しても、これは本当に感動ものだ。

巡礼者の列
ミッキーはすぐ目の前!踊るぞ!

←この写真はシートでお留守番中の友人に撮ってもらった。ルートからプラザになだれ込む寸前である。見て分かるように、対ミッキー用勝負服(笑)にミニーカチューシャ、ミッキーミットと、気合120%での参加である。・・と、やっぱり友人3人がはぐれた。でもうしろの方にいたようなので、残り4人で踊りまくる!・・と、フロートが移動しない。あまりの混雑にパレードできないようだ。プラザ一周の旅はできなくとも、カリエンテの間中、ずっとミッキーを見ていられる!実はこっちの方がいいんじゃないか・・と思いつつダンスしていると、ミッキーが!ミッキーが私を指差した!そりゃあ、こんなアホな格好しているのだ、「そろそろリアクションしてやるか・・」てな感じだったのだろう、案の定私は大興奮。ミッキーが紙ふぶきを撒きつつフロートのまわりを一周していくまで、ずっとミッキーの真下で彼を見上げつつ踊れた。ああ、幸せ!!

さて、はぐれた友人たちとも再会し、さっそく18時からのビバ!マジックのために並ぶ。なんせ今回はアトラクションまったく無視の、15周年イベントを満喫しようツアーなのだ。昼から並べばOKだろう・・と思ったのだが、それでももうかなりの人数が並んでいた。そろそろ見納めだものね・・なんて感慨に浸りつつ、「私は留守番してるから、遊んでおいで〜」と公園のパパみたいなことを言う(笑)。このシートを拠点に、ごはんを買ってきてもらったり買い物に行かせたり、集合場所・休憩場所としつつも、ビバマジを待つのだ。さらにこの場所には私が残り、ほかの7人はディズニーカーニバルのために場所取りに行った。私の指南で、ちゃんとミッキーフロート前で見られたらしい。良かった良かった(^^)。私も私で、遠くにいるミッキーを見つつ、「今日はマントがよく翻えってるわ・・」などとうっとり。私の3大フェチのひとつ、「なびくマント」に今日もやられる。ディズニーカーニバルを始め、ファンティリュージョン、フィール・ザ・マジック、ビバ!マジックのセカンドフィナーレと、私の心を射抜く衣装が多くて大変だ(笑)。

15周年先頭フロート ミッキー! 素敵なマントさばき
この2つはこの日撮影したものではないが、左は15周年限定ということで いい翻りっぷり!

さて、本日2度目のカリエンテは、ビバマジ待ちのシートで楽しんだ。当然、ボーッと見ているワケもなく、その場で踊る!(笑)見ると、同じくその場で踊ってるお父さん発見。大丈夫よお父さん、私たちも一緒よ!なんて遠くにいるミッキーたちと、お父さんとの一体感を感じつつ、シート上でカリエンテ!うーん、こういうのもアリだな・・なんて、ノリの良い友人たちと一緒で一層楽しかった(^^)。のちに我々は「カリエン隊」と名付けられ、私は隊長に就任した(笑)。

そして、ついに待ちに待った、18時からのビバ!マジック・・・私以外、キャッスルショーを見るのは全員初めてなので、気に入ってもらえるかどうかドキドキであったが・・・友人のひとりが、涙ぐんでいた。ああよかったぁ・・と私も嬉しくなって、涙が出てきた。去年のバースデーでミッキーに「堕ちて」以来、このショーは私にとって15周年の「すべて」であった。ミッキーを称えるにもほどがある!(笑)何から何まで彼が主役でカッコよくてかわいくて、オイシイところ全部持っていって、ラストなんかTDLを祝うためのケーキの上への瞬間移動、そしてミッキーの合図で上がる花火。私が以前涙して見た彼のソロダンス、こうしてTDLがあるのもDLがあるのも、たった一匹のネズミの彼からで、彼ひとりの存在が、すべての始まりで、こうして自分が彼の作り出したマジックランドにいる・・・うう、書いてて悦に入って泣きそうになる(バカだね/笑)のだが、このショーの30分間、見せてくれた夢は計り知れない。

蒸気船ウィリー チュッ! 勢揃い
すべては、ここから始まった ああ〜見せつけてくれる! ビッグ7!史上最強のスタンダード
借りた帽子でハッスル ダンボと一緒 みんなへ・・・ Mickey’s magic land
暴走する魔法(笑) 鼻でコンニチハ Thanks to you・・・ ファースト・フィナーレ
ハッピーバースデーTDL チュッ!再び 最高!
パーティーはこれから! コノヤロ、またか! 魔法炸裂、セカンド・フィナーレ

これらすべての写真は、それぞれ違う日に撮影したものである。見るたびにいろいろな発見や驚きがあったりして、本当に大好きだった・・。ピノキオとフォウルフェローたちのストップシーンは、毎回違っていたような気がする(笑)。

こうして無事にビバ!マジックを見せてあげられ、次はスターライトマジックである。当然シーティングエリアは埋まっているが、裏技としてシーティングエリア脇でなら、少々横からの視点になるものの、座って見ることができる。しかしこの穴場も、段々知られてきていて、今回も苦戦を強いられたがなんとかキャッスルかぶりつき3列目くらいに場所を確保できた。ビバ!マジックをいいとこで見ておきながらのこの位置は、ぜいたくとも言える(笑)。風が心配されたが、なんとスタマジ直前にピタッとやみ、完全バージョンであった!予想通り、みんなフレームキャノンに驚いている。なんせ、目の前なのだから感じる炎もハンパではない。ああ、こうして15周年イベント満喫ツアーの行程は終了である。朝から夜まで、おつかれ様でした・・ってまだ終わってなかった!このあと、ホーンテッドマンション、ビッグサンダーマウンテンと、楽しんでしまった。もうみんな訳も分からずハイテンションである(笑)。今回が初めてという友人や、2回目・3回目だという友人たちに、TDLを好きになってもらえたかな・・なんて思ってたら、事態はそれどころではなかったようだ。後日送られてきたお礼のメールによると、「いつ年パスを買いにいくか」という話にまでなっていた!おいおい、飛躍しすぎ!!嬉しいけど!(笑)そして、この友人たちの中で、2人も年パス所持者になってしまった。ここまでハマってくれたなんて、ツアコン冥利に尽きるというものだ・・(^^)でも後悔してないかしら(笑)。ほかの友人たちも、もしかしたらもう年パスを手に入れてるかもしれない。うんうん、みんな成長して、いろんな人を連れていって、ハメさせていくのだよ・・なんて「カリエン隊」隊長は目を細めるのであった。

そして、次の日。前日の3月とは思えぬ暑い日差しはどこへ、この日は雨、しかもめちゃくちゃ寒い!昨日の友人たちとは別の、大学時代の友人なおちゃんとのインパークだったが・・・こりゃいけません、というわけでオフィシャルホテルでお茶をすることになった。どこがいい?と聞くと即座に「第一ホテル!」というわけで第一へ。本来ならファンティリュージョンをやっている時間だ。ああ、中止だろうねぇ、せっかくの日曜日なのにねぇ、なんて思っていた。当然スタマジも中止だろうと思っていたのだが・・!パークへ戻るバスを待っているとき、なんとパークが突如明るく光ってるではないか!!「スターライトマジック・・!!」そう、雨など問題ではないことを忘れていた。なんと第一ホテル正面からのスタマジ見学だ。音楽はさすがに聞こえないが、空の色がスタマジの光で緑に、赤に、染められる。ここからだと、こんな風に見えるのか・・!さらにフレームキャノン!なんと、木々の向こうに、炎の頭が見えたのである!舞浜駅からも見えたが、第一ホテルのロビーからも見えるだなんて!やっぱりすごいよ・・・。改めて感動。スターライトマジックはキャッスル前で見るもの、と私は決めていたが、偶然にもこんなところから見ることができて、感激であった。

こうして、4thシーズンの「普通の」インパークは終わった。次は15周年最終日とその一日前だから、イベントを楽しむというより、惜しむ気持ちの方が強いだろう。こんなに充実している15周年4thシーズンの休日・・・存分に騒ぎ、楽しむことができたのは幸せである。願わくば、少しでも長く味わっていたかったが、TDLにとって15周年はまだまだ輝かしいこれからの発展の通過点に過ぎないのだ。去り行くショーを見届け、新しいイベントに心躍らせるのがファンってものではないのか・・あまりにも前のショーが好きで新しいショーを好きになるのに時間がかかった経験があるゆえ、今あまりにも15周年が好きなのが自分で恐かったりもするのだ。でも心配は無用、次はドナルドだから!きっと彼のハチャメチャパワーに引っ張られていくに違いない。春にむけてドナルド色の青い服をコーディネートしてる自分に、「これなら安心」などと自分で自分にホッとしたりしているのであった(笑)。


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