１９９９年１１月７日（日） 小雨のち晴れ
ミスルトーの下で・・クリスマスタウンに、サンタが来た日

ウェルカムボードにも、やどり木が・・	毎年のことながら圧倒的存在感！

今年も、この時期がやってきた！クリスマス・ファンタジー１９９９・・・１１月４日から１２月２５日まで、１９００年代最後のクリスマスシーズン。今回のクリスマスは、プラザ周辺を街とみなした「クリスマスタウン」が中心だ。クリスマスタウンに冬が訪れ・・そしてやってくるクリスマス。その街に溶け込むキャラクターたちのフォトロケーション・・

早速やどり木の下で、ミッキーの先制アタック！	こんなにラブラブでいいのかしら	まだ買う気？！デイジー・・(笑)

グーフィーの伴奏に合わせ、踊る チップ＆デール・・シックな雰囲気	ヒューイ・デューイ・ルーイは、揃って 飾り付けのお手伝い？引きずってるよ！(笑)

やどり木、これはミスルトーと言い・・この小枝の束の下では、好きな人にキスしてもいいという習わしがあるのだ。ゆえに、ウェルカムボードにもミスルトーが、フォトロケーションのミッキーとミニーの上にも、もちろん・・（*＾＾*）

さて、この日は自分のクリスマスタウン初訪問日だったわけだが・・朝は小雨がパラついている。が、心配することはなく・・やはり途中から雨はやみ、しかも激すいているという状況の中、上のような写真が撮れた（＾＾）
この日は、とあるＴＤＬ関係の掲示板で知り合ったご家族と、朝御一緒させていただいた。私は一人だったが、なんと今回のキャッスルショー「クリスマスタウン・ファンタジー」は、開園と同時に配る整理券がなくては、鑑賞席で見る事はできないのである。その整理券をもらう列に一緒に並び、キャッスルショーでも御一緒させていただいた（＾＾）。ああ、ＴＤＬという媒体を通して、こんな出会いがあるとは！ひとりだったら１回しか見られなかったところを、おかげで２回も観る事ができた・・。しかも、掲示板でしかお話したことがなかった方と、共通の話題で盛り上がっている、まさにその場所で同じものを見るということ、これも素敵な体験だった。感謝・感激である（＾＾）

このキャッスルショーの鑑賞席というのは、いわゆるキャッスルフォアコートのことである。全部が座り見の状態になる。しかし、朝の時点で整理券を配り終わってしまっても、実はスペース的に若干の余裕を持たせているため、キャンセル待ちということもできる。この整理券という制度（？）は、いろいろな混乱を招いてはいたようだが・・朝一番に整理券をもらってしまえば、鑑賞する回の時間まで安心して遊んだり、買い物したりできる（もちろん良い場所で見ようと思ったら、整理券を持っていても、早めに並ばなければならなかったが・・）ことを思えば、その後の行動の自由さを保障されるという点では、良かったと思うのだが・・。たとえ整理券をもらえずとも、キャンセル待ち、ないし脇から立ち見という手もないわけではないし・・。さらにお昼にある１回目のショーは、整理券が必要なく、直接鑑賞席まで行って、場所を確保することができる。しかし、まだまだ浸透していない整理券の存在。キャストと衝突しているゲストも少なくなかった。見たいのは皆同じ・・。まだまだ試行錯誤は続くようだ。

クリスマスタウン・ファンタジーの写真はこちらへ・・
昼と夜の回が混じっていますが(笑)

とにかく、無事整理券をゲットしたあとは一人でお買い物ツアー！クリスマス期間というのは、本当にグッズが可愛くて可愛くて・・ついつい財布のヒモがゆるんでしまう。なんせミスルトーの下でキスをするミッキーとミニー、というのが今回のメインイラストであるため、つい伸ばしてしまう手をどうやって引っ込めろと！しかし、良く見るとこのイラストにも、２種類あるのが見てとれる。構図は一緒なのだが、ペンタッチと・・なんといってもミッキーの表情が違う。ミニーにキスをしている横顔、その目が笑っているように見えるものと、しっかり下向きに閉じているもの、この２種あるのだ。私としては、断然下向きに閉じているミッキーの方が好みだったのだが、そちらのイラストを使っている商品といっても、ポスターやスーベニアカップ・・くらいしか買えなかった。むぅ・・こちらの方が落ち着いていて、オトナ向きなのに・・。ちょっとおすまし過ぎるのだろうか(笑)。
ほかにも、限定時計やらクリスマスプレートやら、ぬいぐるみバッジやらお菓子やら・・いつものチップタオルやらフォトスタンドやら・・やたらと買いまくり、ロッカーへ直行。朝の雨のおかげで、ゆったりと吟味することができた。さて、そろそろクリスマスパレードが始まる！

サンタのワンダーランド・パレードの写真はこちらへ・・

そして、夜のクリスマスタウン・ファンタジーの時間が近づく。１日４回も行われるクリスマスのキャッスルショー、実は・・今までしっかり座って鑑賞したことがないのである（＾＾；；；）。もちろん、クリスマスの時期にパークに行かなかったわけではない。行っていたのに・・長時間並ぶのが嫌で、立ち見ですませていたのだ。それが１５周年のビバ！マジックによって、「長時間待つ」というのは、たいしたことではないと学習してしまった。待っただけのものは、見られると・・確信したからである。今回のキャッスルショーの演出は、まるでミュージカル！サンタクロースの登場にも、ひとひねりあって・・とても楽しめた。いや、大好きになってしまった。夜の回は、本当に素晴らしい・・。「きよしこの夜」を聴きながら、美しくライトアップされたステージを見る、なんて幸せな空間！そのあとの「サンタが街にやってきた」での全員の楽しそうなダンスといったら！今まで、どうしてちょっと待ってでも、きちんと見ようとしなかったんだろう・・自分が不思議でならない(笑)。

夜、クリスマスのパーク・・といえば美しいイルミネーション。ただ歩いているだけで、幸せな気持ちになってしまいそうな、ほんわかした・・それでいて見るものを包み込む強さを持った、輝く光にあふれている。

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ミッキー＆ミニーとグーフィーは画面をクリックすると、大きい画像が見られます

本当に、いつもパークのイルミネーションは美しいが、クリスマスは格別だ。このクリスマスのフォトロケを撮るのを楽しみに、購入したクロスフィルターを待ちに待ったと勇んでカメラにつけ、人のいないスキを見計らって撮ってみた。これほどフォトロケーションを撮る期間は、クリスマス以外に無いだろう。

サンタの登場するサブステージは、突如として エンターテイナーのステージになることも。 ↑これはヘラルドブラス

さて、ミレニアム・シンフォニー･イン・ザ・スカイが始まる。クリスマス期間としては、初めてのシンフォニーだ。上の写真のフォトロケがあるプラザ周辺にて、鑑賞することにした。「地球誕生、生命の出現、そして人類の繁栄・・」いつもと同じように、荘厳な雰囲気のアナウンスから始まる。構成は、変わっていないようだった。クリスマス期間というだけで、なんだか特別なものに感じてしまう・・が、本当にクリスマスだけのシンフォニーが、用意されていたのだ！それはグランドフィナーレのあと、メインテーマが繰り返されるが、そのあと・・「Ｗｅ ｗｉｓｈ ｙｏｕｒ ｍｅｒｒｙ Ｃｈｒｉｓｔｍａｓ・・Ｗｅ ｗｉｓｈ ｙｏｕｒ ｍｅｒｒｙ Ｃｈｒｉｓｔｍａｓ・・」なんと、女性のコーラスが！！まさか、まさかクリスマスだけの特別バージョンがあるとは思ってもいなかったから、あまりの突然の不意打ちに涙が出てしまった！コーラスにかぶさるように、鳴り響く鐘の音。まさに聖なる夜にふさわしく、人類誕生を祝う、祝福の歌だった・・。今までのミレニアム・シンフォニーも大好きだけれど、このクリスマスソングに乗せて打ち上がるフィナーレの花火の美しさ、清らかさは他に類を見ない。本当に思いがけないことだったから、驚きつつも心の底から感動してしまった・・。

ワールドバザールは赤いツリーをも飲み込んで、光の帯に・・

１９９９年のクリスマスは始まったばかりだ。１９００年代最後のクリスマス。素敵なクリスマスになりそうな予感を感じつつ、新しい出会いにも感謝し、手にもいっぱいのお土産を抱え、帰途につくのだった・・。