DISNEY LIFE |
ついに、ついにWDWに出発する日がやってきた!!午前9時半の新幹線に乗り、ほぼ徹夜でパッキングした荷物・・派手なショッキングピンクのトランクひとつにリュックを抱え、いざ東京へ。地元の天気はまぁまぁだったものの、東京に着いてみると異様な寒さ。一気に秋になってしまったようだ。常夏へフライトする私は、薄着で肌寒いが、心が熱く燃え上がっている、関係ないのだ(^^)。成田エクスプレスのホームへと行く。何度となく乗っている成田エクスプレスだが、今回は特別な感じがする・・。成田まで一時間、昨夜あまり寝ていないというのに、ほとんど眠らずに成田空港第2ビルに着いた。
午後12時15分、待ち合わせ場所である空港第2ビル、3階の出発ロビーのデルタ航空カウンター近くのソファで友人を待つ。今回の旅のお供は、大学時代の友人、ヨーコだ。大学時代に何人かと一緒にタイ、スペインに行ったことがあるが、2人旅は初めてだ。彼女はTDLの近くに住んでいるのに、パークにはあまり行ったことはないようだ・・私に比べれば(笑)。しかし1年以上前から行こう!と盛り上がっていたWDW、パーク慣れしてなかろうがとにかく楽しい旅になれば!そしてパークをさらに好きになってもらえれば、大成功である。私よりひとまわり小さいトランク(私のが大きすぎるのだけど・・)を連れ、ヨーコがやってきた。
第2ビルは開放的で大好きなのだが、そのビルの巨大な電光掲示板で、私たちの乗る便の案内を見る・・もう搭乗手続きができるようだ。デルタのカウンターに行き、トランクを預け、ボーディングパスをもらう・・ちゃんと2人並んで席が取れていることを確認し、あとは搭乗時間までに指定されたゲートに行くだけだ。身軽になり、フライトまでの2時間の空き時間、まず昼食を食べることに。
やっと日本を離れる!という気分が盛り上がってきた。それぞれ家族や友人にメールを打ったり電話したり(笑)、いよいよ携帯の電源を切り、「行こうか・・!」となる。外の天気はサイアク(雨、寒い・・)だが、心は日本晴れ。空港内のショップでついついAPSの800フィルムを買ってしまったり(感度が高いフィルムは高価だから買わないで行くつもりだったのに、高揚した気分からか、つい財布が緩みがちになる・・注意(笑))、ペットボトルの水を買ったりしてしまうが、こんなときについつい手が出てしまうものは、大抵それほど必要ないものだ(笑)。でも旅行前というのは本当に気分がいい。無駄な買い物も旅の面白味、さて、出国しよう・・!!
13時過ぎ、「出国」と表示されたゲートへ行く・・荷物チェックを行い、いよいよパスポートチェック、成田の出国スタンプが押され、さぁ、ここからは外国だ!!なんだかすいている。こんな時期、時間に出国する人は少ないのか?ここが大混雑していたときの思い出が強いから、なんだかあっと言う間であっけなかった。混んでいるのよりは、良いのだけど(^^)。で、私たちの目指すゲートまで歩く間、ついつい免税店なぞを覗いてしまう・・・化粧品なんぞを買ってしまう・・・(笑)。ほんとに、気が大きくなっているらしい(笑)。
14時20分、搭乗開始。ほぼ時間通りのフライトだ。行きの飛行機の中は、日本発なのだから当然日本人が多い。席は中央の列の通路側から2人並んでいた。エコノミーだから狭いが・・しかし英国航空ほどではない(笑)。まぁまぁの余裕はある・・気はする。とりあえず寒い機内では長袖を着て、毛布をかぶり、枕を首にあてて・・おやすみなさーい(笑)・・・飛行機では寝られるだけ寝ておけ、が私の旅行法である。しばしの睡眠・・・ぐー。
17時過ぎ、ディナータイム。私はトリをチョイス。なんたってデザートのユズのケーキがトンでもなく甘かった・・。そうだよなぁ、アメリカってデザートが激甘なんだよなぁ・・とこの先をちょっぴり不安に思うメニューではあったが、まぁまぁ美味しかった(^^)。食べたら寝る!もう食べるか寝るかしか、機内ですることはない・・(笑)
随分寝たあと、珍しく機内上映の映画に見入り(マリリン・モンローの「お熱いのはお好き?」だった・・・メインの舞台がフロリダなだけに、気分も盛り上がる!!)、朝食として梅おにぎり(最後の和食か・・)と日本茶をいただき、さて、ロスに着陸態勢!!ここまで成田から9時間半!!ああーーー長かったーーーー!!(ほとんど寝ていたけど・・)
乗り換え地であるロス、しかし私たちにとってみればアメリカ入国の地でもある。米国入国審査を受けなければならないのだが、これがまたやたらと時間がかかる!話には聞いていたが、本当にアメリカの入国審査ったらなんでそんなに時間がかかるの?!というくらい時間がかかる。またロスは特にヒドイらしい。聞かれたことは何日滞在か?とか、そんなものだったと思うのだが・・次に乗る飛行機の搭乗時間まで2時間の余裕があったはずなのだが、到着が20分程度遅れ、さらにこの入国審査の大行列のおかげでギリギリになってしまった。審査を通れば、スーツケースをピックアップして、乗り換え手続きに行くのみだが、時間が迫っていたためか、空港の職員のおじさま方が「急いで!急いで!」と手伝ってくれる。我々を呼んだその名称は「Ladies!」わぉ、私らレディーなんだ!と妙な感激をしつつ、なんとなくアメリカの空港職員なんて怖そうなイメージがあったのだが、優しいじゃない!なんてドキドキしつつ、スーツケースは乗り換え機へと運ばれていった。で、人間の方はというと、広くて綺麗な空港内を見学するような時間もなく、表示を見てスタコラと搭乗ゲートへと急ぐのだった。あぁもったいない・・・。(日本を出発するときデルタのカウンターで乗り換え後のパスももらっていた)「あぁ、アメリカ本土だぁ〜〜!」とせかせか感動し(笑)、乗り換えの飛行機に搭乗!・・実はアメリカ本土に上陸するのは今回が初めてだった(ハワイまでは行ったが)・・
ロスを出発し(しかし、このロスに世界第一号の、あのディズニーランドがあるのだね・・・カリフォルニア・アドベンチャーができたら、行ってみたいと思う・・)←この思いはこの9ヶ月後にかなえられることになろうとは、このときは思いもしなかったろう(笑)、はっ・・・と気付いたらもう空の上だった。と、飛び立ったのを知らない・・・(^^;;)席に座った途端寝たらしい(笑)。ああもう、アメリカ上空なのだ!広い大陸。これがひとつの国だなんて・・小さな島国に生まれた者には、この国のスピリットなど分かろうはずもないわ・・なんて思いつつもまた寝て(笑)、ついに・・ついに、来てしまった、憧れのかの地、フロリダ・オーランドに・・!!!!
現地時刻午後18時半、ほぼ時間通りの到着・・。まだ日は暮れていない。これから夕焼けが出てくるか?といった空。広い空港、まさにリゾートへの入り口・・。大抵はここから民間の乗合バスのようなものに乗ったりして、各々の宿泊先などに向かうわけだが、私たちは日本からすでに「お迎え」をチャーターしておいた。(というか、「安かったので手配しておきました」と言われた。ナイス判断) 荷物のピックアップまでのコンコースで私たち2人の名前を書いた紙を持った日本人女性を発見。あれだ!その方はいろいろと親切に世話をやいてくれ、スーツケースが出てくるまでの間に車を出しておいてくれるというので、とりあえずヨーコと2人で荷物が出てくるのを待つ。ここの空港はまさにリゾート・テーマパーク客のための空港、といった感じで、とても広い上にホテルも繋がっていたりする。オーランド、オーランド・・・それだけで高揚してたまらなかったのだが、なんと空港内で、見慣れたディズニーのネームタグをしたホテルマンのような方を発見!何??誰かのお迎え??しかも次々とスーツケースをピックアップしていく。ディズニー主催のツアーか何かなのか??TDLでもお馴染みのあのネームタグのほかに、金に輝く「D」のピンがとても誇らしげで、その存在に見とれてしまった。だってここはオーランド・・・空港にディズニーのキャスト・・シチュエーションに酔いすぎである(笑)
さて、荷物も出て来て私たちのためのワゴン車に積み、いざ、ディズニー・ワールド内の宿泊先、「ディズニー・ウィルダネス・ロッジ」へ!!空港を出た途端に目に飛び込んで来たのは・・「ディズニー・クルーズライン」!!!のロゴの入った大型バスだった!!そうか、先ほどのホテルマンのようなキャストは、クルーズ客の荷物をピックアップしていたのか!!着いたばかりで、いきなり次の夢の予告編を見せられたような気分だが(笑)、これぞフロリダ・・遠い夢と思っていたひとつひとつが、現実にここにあるんだと気付かされていく。私とヨーコを乗せたワゴン車は、案内人の女性の運転でハイウェイに乗った。ここをかっとばして30分ほどかかるらしい。途中、WDWのアトラクションやショーの看板がいくつも見えた。ファンタズミック・・・エプコット・・・アニマルキングダム・・・あぁ、すべてがここにあるのね・・しかしハイウェイから見える景色は、広い広い空と、永遠に続く森・・この自然たっぷりなところが、これから行く夢と魔法の王国の世界を現実から隔ててくれているようで、これから起こることに、心臓ドキドキ。WDWのことをいろいろ話しながら、車はWDW敷地内へと入っていく。・・・と、左前方に、林の向こうに見えた、ああ、あれは・・・!!!「スペースシップアース!!!!」エプコットを象徴する、白い巨大な球体・・今年はミレニアムイベントの象徴として、「2000」の文字も輝いている。それこそ、ガイドブックやら何やらで、さんざん見て来たものだったのだが、実際に・・・林の向こうに・・それが、ある!!本当にあるんだ!!いや、当たり前なのだけど、どこか遠い国の話は現実に思えなくて・・私にとっても、スペースシップアースはWDWの象徴のようなもので、まず真っ先にその姿を林の向こうに車から見ることができて・・・本当に嬉しかった!!本当に来ちゃったんだぁ〜・・・夕暮れの薄い空の彼方に、白く輝く「宇宙船・地球号」・・そして2000の文字。光を灯す、ミッキーの手。魔法の杖。すべてが、思い描いていた通り、本でHPでTVで見たとおり・・。なんのメディアも通さず、ダイレクトに自分の目で見たその姿を、私は忘れないだろう。
さて、車はマジックキングダムエリアに突入。ウィルダネス・ロッジはマジックキングダムの近くに建っているのである。時間にして午後7時半過ぎ、そろそろ夜の気配が漂うころ、ホテルのセキュリティーゲートを抜け、車はついにホテルの正面に到着した・・・!!ここが・・ここが、ウィルダネス・ロッジ!!5年前だったか、ディズニー・ファン誌に「新しくできたホテル」として紹介されていて、絶対泊まってやる!!と決意して・・5年。ついに、来た・・。ポーターさんにスーツケースを運んでもらうことにし、案内の女性と一緒にホテルの中へ。ガイドブックなどによく紹介されているのは中庭の方で、正面の方の写真を載せている本は少ないから想像していたより落ち着いているなぁ、というのが正面を見たときの感想。そして、ロビーに足を踏み入れて・・・「こ、これだぁ〜〜〜!」と叫びたくなるような・・・ガイドブックによく載っていた、あの、17mもの高さのトーテムポールを中心とした、巨大な吹き抜け!!!そうそう、これがウィルダネス・ロッジよ〜〜!フォークロア調で、ログハウスをイメージしたホテルは、想像以上に・・素敵だった!チェックインについては、なんと案内の女性が付き添ってくれた。私がしたことといったら、カードにサインをしたくらい(笑)。個人旅行で不安になることを、すべて請け負ってくれた。大感謝〜〜〜(^^)。ウッドビュー(林を向いているお部屋)だということは事前に聞いていたから、禁煙室にしてもらい、クレジットカードでチェックインすることでルームキーはクレジットカードと同じ役割をすることになる。同時に、日本から申し込みしていった「アンリミテッド・マジックパス」の役割もするのだ!アンリミテッド・マジックパス・・とは、WDW滞在中、どこのパークでも一日何度でも自由に入園ができるパスポートで(向こうはパスポートしか券種がない)、WDWの移動手段であるモノレールやバスなども乗り放題になる、ディズニー直営ホテル(と、公認ホテルのドルフィンとスワン)に宿泊したゲストのみが買える特製パスなのである。たった一枚のカードがルームキーになり、WDW内のみで使えるクレジットカードになり、制限無しのパスポートになるのである。これ一枚あれば、現金もいらない!という、まさにリゾートへの鍵・・。当然、カードだからお持ち帰りOK。デザインはミレニアムバージョンとなっていた。
名前や番号の部分は、意図的に一部消してあります これ一枚で、王国はアナタのもの(笑) |
また、クレジットカードでチェックインするひとつの理由に、決算が早い・・というのがある。チェックアウトするときの作業の早さが違う、とよく言われた。アメリカはカード社会、カードを持っていないということは、それだけ信用のない人物なのだと見なされてしまうような国だ。クレジットカードはデポジットの役割も果たすため、まぁとにかく何かと話が早くなるというので、その通りにした。ちなみにルームキーは私とヨーコ、2人分くれたのだが、両方とも代表者である私の名前が入り、チェックインしたときの私のクレジットカードと同じ役割を果たすことになる。うっかりこのカードを使われると、後日見覚えのない請求が私のところに・・(笑)このカードの裏に日本語のサインを書きいれ、チェックイン作業は終了した。
トランスポーテーション(移動手段)の案内やら、パークの案内やらのペーパー類、そして広いホテルの案内図などをもらい、いよいよお部屋へ・・!スーツケースはポーターに預けてあるので、自分でエレベーターに乗って行く。案内の女性もついて来てくれた。お部屋は6130号室。6階・・かなり上の方である。エレベーターを降り、(あ、ちなみに日本のアンバサダーホテルのようにミッキーの声の案内はなかった(笑)・・ホテルロビー内のミッキーモチーフは、ほぼ皆無といってよい)ぐるぐる歩いて・・たどり着いた、6130!カードキーを差し込む。ランプが青になる。カードを引き抜き、ドアを開ける・・・と、おおおおお!!!まさにフォークロア調の、雰囲気のあるお部屋!!天井には映画などでよく見るようなファンがまわり、家具もロッジ風の木の感じ、ああここで5泊もできるなんて・・!「それでは最終日の朝に迎えに来ますから・・」と空港から案内してきてくれた女性は帰り、それからもう部屋をあさるあさる(笑)なんとベランダ付きで、ベランダにはテーブルと椅子が。最上階に近い階だったから、天井が窓側に向かって気持ちナナメになっており、屋根に近いんだと思わせる。ベランダに出て外を見てみると・・すっかり夜。本当に目の前に広がるのは林、林、林。フロリダの初めての夜の空気を吸い、遠くを見やると・・何やら、強烈なビームの光が空を照らしているのが見える。あれは何??何かのショー??それとも??なにせ、ここから見える範囲、すべてがウォルト・ディズニー・ワールドなのだ。なんてことだ・・・すごすぎる。左奥に見える湖も、目の前の林も、地平線のかなたのあの謎の光だって・・・。ふぅ〜〜〜・・。
お部屋のアメニティも、ちゃんと調べたとおりのラインナップ!なんといっても、WDWの直営ホテルは数多くあれど、ホテルのランクによってはアメニティの数が全然違うのである。デザインはこのミッキーでどれも共通している(ただし最高級のグランド・フロリディアン・リゾート・アンド・スパだけは、ミッキーモチーフではない)のだが、種類だけが違ってくるのだ。事前に調べて、最終的にコロナドスプリングスホテルとウィルダネスで、どちらにしようか迷ったのだが、決め手はアメニティの種類、だった(笑)。ウィルダネスの方が多かったのである。もちろん、使わずとも取っておけば、ちゃんと補充してくれる。これもまたお土産になるというもの(笑)。
ボディソープ、フェイシャルソープ、ハンド&ボディローション、 シャンプー&コンディショナー、シャワーキャップ ・・・と、なんと5種ものアメニティ! 手前にあるカードはハウスキーパーからのメッセージ |
しかしなんたって嬉しいのは、洗面台が2つあるということ。ドライヤーも使いやすく、オフロもなかなかに広い。もちろんユニットバスだけれど、こればかりは仕方ない。冷蔵庫はないものの、部屋の外の近くに氷のストッカーとジュースの販売機があり、不自由はしないだろう(パークでもペットボトルは売っているし)そうこうしているうちにスーツケースも届き、さて、早速「ダウンタウン・ディズニー・マーケットプレイス」へ行ってみよう!!ここはかの有名な夜遊び島、プレジャーアイランドの隣りの買い物天国。各店舗が夜11時まで開いていて、とりあえずのお土産探しにはもってこいの場所だ。大抵のものはここで揃ってしまうという個性的なお店が数多く並ぶマーケットプレイス、初のWDW探検に、長旅の疲れなどどこへやら(笑)。
もらっておいたホテル内の地図を見て、トランスポーテーション・・要するにバス乗り場へ行く。ホテルから出てすぐのところにあり、それぞれに行き先が書いてある看板が立っている。7〜8人がバスを待っていた。日本人は私たちだけ。電灯もあまりなく、夜の雰囲気が心地良い。大抵15分〜20分間隔でバスは運行しているようだが、10分くらいで「DOWN TOWN」行きのバスが来た。見分け方は、バス正面の電光掲示板。ここに行き先が書いてあるし、不安なら運転手さんに聞いてみればいい。乗り降りは運転手さんの横、つまり前方のドアからだった。バスに乗り込む。普通の乗合バスと変わらないふうだったが、後ろは普通に座席があるのに、前の方だけは電車のように向かいあわせの席になっていたのが面白い。しかし・・・寒い!!!なんでこんなに冷房きかせているの?!というくらい寒い!!このバスだけではなく、WDW内のバスは「寒い」ものらしい・・・。しかしみんな平気な顔をしている(ように見える)。日本人だけか?こんなに寒く感じるのは?(笑)さらに、夜の運行のときは、走行中バスの車内の電気は点けない!!のだ!!真っ暗のままに走るバス!車内で日記を書こうと思ったのだが、夜間はできないと悟った。その分、夜景は楽しめるけれど、夜景といっても・・・ほとんど林だから・・(笑)。
ウィルダネスを出発したバスは、ポリネシアンリゾート、グランドフロリディアンの2つのホテルを経由し、いざダウンタウンへ!あぁ〜、夜のダウンタウン!!こ・これぞWDW・・・。マーケットプレイスでバスを降り、はやる心をおさえてついに来た!初のWDW内での移動に感動!!さて、買い物しまくるぞぉぉ・・・。知人へのお土産は、ここで一気に揃えてしまおうと思っていたし、まずここでどんなものがあるのかチェックし、各パークへ行ったあとに買い逃したものを買いにくる、ということもできるし・・なんといっても夜11時まで営業しているのは心強い。手前の店から攻略していくことにした。
「ディズニー・デイズ・オブ・クリスマス」(Disney’s Days of Christmas)
バスを降りたところから、そのまま道なりにマーケットプレイスに入ると、すぐ左にあるのがこのお店。一年中クリスマスグッズを売っているお店で、店内はもうクリスマス一色!!大きいツリーにクリスマスソング。すっかりクリスマス気分・・。
店の外にはこんなオブジェ。一年中クリスマスのお祝いしているのね | 仲良く肩組んじゃって! |
ここでWDW初のお買い物。記念すべき最初の購入物は・・・以下のとおり。いきなりフィギュアリンか!
操舵に2000の文字とリースが!! 奥行16cm、高さ16cmほどのフィギュアリン クリスマスシリーズのうちのひとつらしい このイラストのピンも本で発見、しかし ピンは売り切れていたようだ・・残念 |
高さ8cmほどのクリスマス・オーナメントの・・・ 名付けて「ジャングル・ベル」(笑) アーティストが構図をおこして商品化するシリーズのようで、 とにかく賑やかそうで一発で気に入った これは友人へのお土産に(^^) |
左の蒸気船ウィリー・ミッキーのフィギュアリン、レジに持って行くと、キャストさんがきちんと箱に入ったものを持って来てくれた。ご丁寧にカッターで発砲スチロールの箱も開封、中を確かめろということだ。OKを出し、また箱に詰める・・。日本円にして4000円くらいだったような気がするが、コレクタブル商品がとっても多いように思うWDW、レジが遅く感じるのはこういう確認作業を丁寧にしているから・・という理由もあるだろう。マニアにとっては大事な確認なのだが、それにしたってレジが遅いのは・・あきらめるしかない(笑)
ここではクリスマスピンや、お土産用にチップ&デールのオーナメントなどを買った。
「アート・オブ・ディズニー」(Art of Disney)
ここ・・・・ここだよ・・・・私がWDWで、いっちばん買い物をしたかったお店!!マニア垂涎のコレクタブル商品や珍しい商品がわんさと溢れるお店なのだが、まずは・・私が心臓の高鳴りを抑えながら購入した、そのものを見ていただきたい・・
円周直径12cm、高さ14cmほどのフィギュアリン・・・ ミッキーが鏡を覗き込みながら自画像を描いている、しかし キャンバスに描かれているのはウォルト・ディズニー・・ 彼の産みの親の顔 |
Diaryのページにも何回か登場した、このフィギュアリン。5〜6年前にTDLで見かけて、惚れこんで、いつか買ってやろうと思っていたのに、TDLからは忽然と消えてしまった、自画像。この構図がたまらなくて、鏡がホンモノであるということと、キャンバスに描かれているウォルトの顔の下にミッキーのサインが入っているということ・・何もかも大好きで、数年ぶりに雑誌の中で再会したこのフィギュアリンは、なんとWDWのマーケットプレイスのアート・オブ・ディズニーにある、と書いてあるじゃないか!!そしてやってきたよ、WDWに。アート・オブ・ディズニーに。実はこの商品、ポストカードにもなっているし、ピンにもなっている。マグカップにもなっているし、かなり商品展開は多かった。ポストカード、マグネット、ピン、小物ばかりをゲットし、さぁ、いざ、フィギュアリンの注文を・・・「アレください」・・実は、このフィギュアリンはレジの後ろの方の棚の上に陳列されていたのである。もう心臓はバクバク。何年も夢見ていたそのものが、そこに!あるのだから!そしてしばらくすると、キャストさんが箱に入った「それ」を持って来てくれた。もちろん、目の前で開けてくれる。ふぅぅ〜〜・・思わずため息が出る。キャストさんも一緒になって息をつく(笑)。顔と鏡に傷がないか、汚れはないか確認して、OK。また箱に入れてくれる。あぁ・・ついに私のものに・・・長かった。ここまで来るのに、何年かかったんだ・・。何かを成し遂げた己に酔い、たった60$でこんなにも幸せになるだなんて私も安いなぁ・・などと訳の分からないことを思いつつ、幸せの重みをずっしりと感じるのだった。
ここでは、ほかにもポストカードを山のように買った。手っ取り早く「未知の土地」を感じるには、その場所ならでは、のポストカードが一番だと思う。やはりアーティスティックなものが多かった。一番のお気に入りは、消防士と握手するミッキー・・・なぜ消防士?そしてなぜミッキーはそんな汚れた消防士と、タキシード姿で握手しているのか?謎の多いイラストだが、ミッキーの背の小ささと口の開き具合がたまらなく可愛くて、真っ白い手袋が汚れてしまうのも構わず、消防士の手をしっかり握って感謝(?)のまなざしで消防士を見上げる・・瞳にやられた。ふぅ・・。
「ワールド・オブ・ディズニー」(World of Disney)
お土産を買うならココ!!とどのガイドブックでも推奨されているだろう、まさにグッズの宝庫。総面積4645uという想像もできない広さに、もう迷いそうなくらい!!中は各テーマパークの限定グッズ以外はなんでも揃うため、一気にお土産を揃えてしまいたいときには重宝する。ヨーコはここで会社へのお土産を全部買うと言い、私も頼まれ物は見つけ次第ゲットする・・というわけで、2手に分かれた。
車のナンバープレート・・ つけるのが勿体ないくらい! 各パークのデザインのものも あったが、2000年のものだけ購入 |
高さ10cm強のフィギュアリン 台座の文字は「Celebrate the Future Hand in Hand」 これがメインテーマである2000年WDWものの中では 一番のお気に入り(^^) |
ここで山のように買い物をしたわけだが・・中でも気に入ったものが↑の2種。車のナンバープレートだが、もちろん日本では車には所定のプレート以外つけることはできない・・はず。ゆえに部屋のインテリアとなってしまっているのだが、なんとフロリダではひとつきちんとしたプレートをつけていれば、あとは何をつけていてもいいんだそうだ。だからプレートの裏などに、日本ではありがちな「インテリアとしてお使いください」というような注意書きがない。ちなみに普通のナンバープレートにもオレンジなどが描かれていて可愛いのだ(^^)。しかし、ポスターでは大きいし、ポストカードでは小さいし・・というときに、ちょうど良いインテリアグッズだと思った。・・ら、なんと日本でも似たようなものが売られてびっくり!のちに日本で発売された2001年のプレート・・。この2000年WDWの下に、2001年TDLが並ぶことになった。買って来てよかった・・(^^)
そしてフィギュアリン。ある意味2000年WDWグッズとしては「スタンダード」なのだが、このスタンダードさがとても気に入って、ひとつひとつ顔を吟味して買った。初日だというのに、いったいいくつ目のフィギュアリンだ!?(笑)
店内は広く広く、天井などはミッキーたちのプロップスが溢れ、1時間いたとしても見切れないほどだった。途中、何回かヨーコとニアミスし(笑)、お互いのカゴの中身を見て「それどこにあった?!」なんてことも。時計を売る部屋に入ると・・うあぁぁ・・出た。ピンステーションだ!!なぜ分かるかというと、ピントレーディングのシンボルマークである「赤い丸の中にミッキーがピンを持っている」デザインの看板があったからである。デパートなどでよくある回転式のラックにずらっとピンズが並び、すぐそばのテーブルではマニアらしき人たちがピンバッグを広げて楽しそうにトレードしている。ウワサのピントレーディング!!気になる。ドキドキしつつ、ピンを見る振りをして、マニアたちの方をうかがう・・。日本からかなりのピンを持って来たのだが、まだピンをつけるためのネックストラップであるランヤードを買っていなかったため、声をかけられることもなかった。うぅ、持って来たのに・・・まずはランヤードを買わねば・・と思ったのだが、そろそろ閉店時間が迫って来たため、ピン関係は後日ということにして、お会計へ。
会計のためのレジは各所にあるのだが、やはりどのレジも時間がかかる。どこかすいているところはないかな・・と思いぐるぐるしていると、なんとレジを打つキャストの中に、日本人の若い女性を発見!少し列ができていたが、ココがいい!とその列に並んだ。その方は、日本人のお客には日本語で対応していた。ちょっぴりホッとする。いや、ホッとしちゃいかんのだけど(笑)。ものすごい量の買い物だったため、今手持ちの現金では足りないと思い、さっそくホテルのカードキーを利用することに。そのカードには私の名前がローマ字で入っている。もちろんサインもしなくてはならないのだが・・そのサインを見て「同じ名前ですね!」とキャストさん。キャストさんのネームタグを見ると、なんと本当に同じ名前だった!日本ではネームタグには名字を入れるのだが、こちらは名前(ファーストネーム)の方を入れるのだね・・。それで話が盛り上がり、先ほどのナンバープレートの話などをいろいろ聞けた。日本では「分ける袋はご利用ですか?」と必ず聞いてくれるのだが、こちらは聞いてくれない。日本のTDLが紙袋に対し、こちらはすべてビニールバックだ。ストアと同じ感じなのだが、おみやげ用にする袋だって欲しい。せっかく日本語が通じるのだから・・と思い、ここでたくさんいただいてしまった(^^)。「英語ではなんて言えばいいんですか?」と聞いてみると、「Can I have a bag?」で良いのでは・・と教えてもらった。あまり使われなさそう、ということは、こちらでは余分な袋をもらうことって一般的なことではないんだろうか?とにかく、フロリダのまりぃさん(笑)のおかげで、楽しくお会計ができた。しかし偶然とは恐ろしいもので、なんとヨーコが並んだレジのキャストさんも日本人女性で、名前もヨーコだったという!!それぞれ同じ名前のフロリダ在住キャストに相手してもらったのだ(笑)ぷぷぷ。
時間を見ると、とっくに夜11時はまわっている。しかし店はまだ開いている・・さすがにゲストは少なくなっているけれど、アバウトだなぁ、なんて思いながらバス乗り場に行ってみると・・・・なんとバスの時間はもう終わっていた!こちらはアバウトではなかったらしい。やはり11時までなのね・・。仕方なく、マーケットプレイスから歩いて隣りのプレジャーアイランドまで行くことにした。こちらは深夜2時まで開いている夜遊び島。もちろんバスもその時間まで動いている。地図ではすぐ隣りなのに、やはり歩いていくと結構な距離だ。途中、何やらバンドか何かの音や、大盛り上がりな様子が漏れてくる。巨大なサーチライトも見える・・そうか、ホテルの部屋から見えたサーチライトは、ここだったんだ!プレジャーアイランドの光だったわけだね・・。この空間が、すべてディズニーワールド。あぁ飲まれそう。
プレジャーアイランドからウィルダネス・ロッジ行きのバスに乗り、無事ホテルにたどり着いたら日付はとっくに超えていた。明日はアニマルキングダムの予定だ。早起きしなければ!!買って来たものの吟味はまだとっておき、とにかくWDW滞在一日目の夜が、終わったのだった・・・。あぁ、重かった!!デリバリーにすればよかった・・。
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