DISNEY   LIFE

WDW旅行記2日目
2000年9月6日(水)

起床、午前5時。電話のベルが鳴る・・・。飛び起きる私!受話器を掴み取る!耳に飛び込んで来た相手の声は、そう、もちろん・・・・「ミッキー!!!」ミッキーの声のモーニングコールだ。やった・・!しかしかなり早口の英語で、何を言っているんだかさっぱり分からないぞ!でもいいのだ。うっとりと直営ホテルの醍醐味をかみしめ、本場のミッキーの本物の声に聞き惚れる。今日はアニマルキングダム(AK)!!8時オープンのAKのために、大事を取って午前5時なんぞに目覚ましをかけてしまった。気合いが入り過ぎである。仕度なんて1時間でできてしまい、さっさと移動したいのだけど、パークへのバスはパークオープン1時間前くらいまで動かない。なんでこんなに早起きしてしまったのか、自分でも謎なのだが・・それもこれも、初めてのWDWの4大パークのひとつ、AKへ行こうという気合いの現われである・・多分。

あまりに早すぎるのだが、ついでにホテル探検もしてしまおうということで、午前6時に部屋を出る。もちろん、部屋を出る前に、使わなかったけれどシャンプーやソープなどのアメニティーグッズをトランクにしまい込んでおくのも忘れない。

ウィルダネス名物! プーさんが来ます
ウィルダネスといえばコレ!!手前にいる
人と比較してみれば、このトーテムポールの
大きさがよく分かる・・圧巻!
ホテル内のレストラン、「アーティスト・ポイント」
イラストのとおり、プーさんファミリーが来てくれる
やはり自然に囲まれた「林の中」という環境だからか
フロリダの夜明け・・ 夜明けのウィルダネス
中庭にあるプール・ジャグジーから湖方向を向いた・・
まだ暗い湖の上に広がるフロリダの空
夜明けを迎えるディズニー・ワールド・・・
ホテル紹介の写真などでお馴染みの構図、とっても素敵!
プール側からホテルを眺める
朝もやに煙り、雰囲気は最高・・このホテルにして良かったーー!

さすがにこんな時間にロビーに人は・・と思いきや、何組かの人がいた。ゴルフに行くらしい外国人を除いては、全員日本人だったというのが可笑しい。日本人は早起きしすぎ?気合いの入り過ぎ?(笑)。とにかく、ロビーを中心にレストランの方に行って見たり、中庭に行って見たり・・。ホテル内のピンステーションも確認した。もちろん開いてないから、昼間来よう!と決意。中庭に出ると、そこには明日行く予定のプールが。ジャグジーも完備、なかなか良い感じだ。広すぎず、かといって狭くもない。岩や茂みがあり、周りを囲む林、そして眼下に広がるはマジックキングダムまでつながっている湖!しかも時間は午前6時半、ちょうど夜明けを迎えようとしていた。フロリダの夜明け・・アメリカの夜明け。今ごろ、AKの動物たちも目を覚ましているころなのだろうか。壮大な大陸の夜明けを堪能。雰囲気も抜群!プールの掃除をしていたホテルキャストのおじさんたちと、「グッドモーニング」の挨拶・・。何もかもが、もうたまらないぞディズニーワールド!!(笑)なんとこのプール、朝7時から深夜まで入ることができる。深夜、パークで遊び疲れた体をジャグジーに沈めるのも、なんと贅沢なことか・・。しかし8時オープンのAKに行くために午前5時に起きて、あげくホテルをうろうろしているようなせわしない日本人には、所詮そんな余裕はないだろうと思われる・・(笑)。

午前7時、完全に夜明けを迎えて、空が明るくなった。中庭からホテル内に戻ろうとしたら、なんとルームキーを差し込まないとドアが開かない。当然防犯上好ましいことだ。といっても、〜時になると開きます、と書かれていたけれど、いつ何時もルームキーは手放せないと感じた。なんたってルームキーであり、無制限パスポートであり、クレジットカードなのだから。カードをそのまま持っているのは良くないなぁと感じたから、TDLで使っているチケットホルダーを持参し、それに入れておいた。服につけるようなピンがついているものではなく、定期入れのようなシリーズのミッキーとドナルドだ。ミッキーを私が、ドナルドはヨーコに貸した。カード一枚をサイフに入れているより、いいかもしれない・・と自己満足。なんせこちらは入園のときに必要なだけで、あとは乗り放題、見放題だからチケットホルダーというものを見かけない。日本のグッズだって持っていけばお役立ち、なのだ(^^)

さて、やっとバスが動き始めたようだ。午前7時5分、バスがウィルダネス・ロッジに到着。もちろん行き先はアニマルキングダム!まずはポリネシアン・リゾートに寄り、グランドフロリディアンに寄り・・この順番は、どのパークへ行くときも変わらないようだ。ホテル3軒を回っていくバスなのだね。途中、MGMスタジオのイヤフルタワーが見える。MGMのシンボルでもある、ミッキーの耳の形をした給水塔だ。明日行くもんね・・とニヤニヤしつつも、お腹がすいてたまらない。なんせ今日の朝食は、ちゃんと日本から予約を入れていったAKのキャラブレが待っている!何も口にせずに来たのだ。ぐぅぅ・・・・・そして7時21分。ついにアニマルキングダム、到着!!

アニマルキングダム! ラフィキが・・・
やってきたぜ動物王国ーーー!! 何かを撒いている・・?

オープン40分前に到着した。にも関わらず、ゲート前には人が・・・まばら。日本では異常事態か!?まさか休園日?!と疑ってしまうくらい、人が・・いない。ゲート最前列も空いている。しかしまだ並ぶ気も起きず、パンフレットなどを見て時間をつぶす・・。それにしてもゲート前が狭い。カルチャーショックだぁ・・。日本がおかしいのか、やっぱり?いや、ただただWDWは広くて、分散しているだけなのだ・・多分。しかし、だんだんと人が増え始め、そろそろ並ぼうか・・ということで、ゲートから2番目に並ぶ。ゲートは数ヶ所あったのだが、やたら中央が人気だ。何故?と思っていたが、その理由はすぐ知らされることとなった・・。オープンの8時前。なんと、突如音楽が鳴り始め・・きゃ、キャラクターたちがやってくるではないか!!それもかなり怪しげ(笑)な、サルたちや、マーチ・オブ・ザ・アーティマルズで使っていそうな動物をモチーフにした衣装(大道具?)をまとったダンサーさんたち・・。そして、ラフィ登場!ライオンキングにて重要な役割を果たした知恵のある猿、彼が何やら白い砂(?)のようなものを撒く動作をする。なにかの儀式なのだろうか。ゲートはまだ開かず、ゲートの向こうで行われているミニショーを、じっと見守る私たち。そのうち、なんと道の奥の方からやってくるのは、「グーフィー!!!」まず左からやってくるグーフィー、チップ・デール、そして・・・あれは、ターザンに出てくる・・ターク!!日本にはいないキャラクターだ!右の方からはミッキーとミニーも登場。日本でもオープン前に行われる、「キャラクターのお出迎え」のスタンバイだ!音楽も盛り上がり、ポーズを決めて、フィナーレ!!おぉぉぉ・・・・AKはオープン前に行くべし、という理由が分かった・・。

本日、一番目のミニーちゃん!
2000年9月6日のミニーちゃんを
一番初めに捕らえた(笑)のは私よ!
可愛いポーズありがとう!

そして、ついにゲートオープン!!ゲートも日本とは随分違うものだ・・と思う間もなく、私たちを迎えてくれるキャラクターたちがノーマークなのに仰天!!日本だって、オープンした途端、目的のアトラクションやショーにすっ飛んで行くゲストが多くて、キャラクター置いてきぼりだったりすることもあるのだが・・しかし、ここでは走る人など皆無。みな、のんびり、歩いて目的地へと散歩するように行く。しかし、キャラクターたちがせっかくそこにいるのに、誰も相手にせずに行ってしまうのが・・ショックだった。どういうこと?!もちろん、ミッキーもミニーも、誰も囲んでいない。こんなにのんびりした雰囲気なのに、どうしてキャラクターと遊んだりしないの?!見れば、キャラに一目散で駆け寄るのは日本人だったりする(笑)。ミッキーはほかのゲストが話しかけに行ったのを目の端に見たため、まずはミニーへと・・。そう、本日初めてのミニーグリーティングは私だ!(笑) というより、WDWでの初めてのキャラクターグリーティングだ!めでたい・・・(><) 「あなたひとりを撮りたいの」ということを英語で伝えると、ミニーは喜んでOKしてくれた!あぁ、周りにゲストの姿がない写真なんて・・・。WDW万歳。もちろん、この後ミッキーともグリーティング、初2ショットも激写。あぁ、なんて幸せな朝。次は誰?誰!?やっぱりグーフィーでしょ!・・とグーフィーに近寄るも、なんと彼は大人気!子供に囲まれているではないか。ミッキーやミニーがほとんど囲まれていないのに、グーフィーだけ囲まれている?!これも見慣れない光景。サインに写真にと忙しそう。今のところはあきらめて、キャラブレに行こうか・・ということに。

グーフィーがサインしていたサイン帳、まずはアレをゲットせねば・・ということで、目的の「レストラントサウルス」までの道すがら、サイン帳を買う。ちゃんと2000年バージョンだ。アメリカでは、キャラクターからサインをもらうのはごく一般的らしい。ほとんど子供だけど、みなサイン帳とボールペンを持ってキャラクターに書いてもらっている。日本は、最近は増えてきたけれど、やはりあまり見かけない光景だ。文化の違いだろうか。てくてくと歩き、AKの中の雰囲気を楽しみながら、オアシスを抜け、ディノランドUSAへ。

なんでもかんでも「サウルス」 ブッフェなのです
「ドナルドの朝食恐竜」
直訳してはいけない(笑)
レストラン内部・・・かなり広い
ブッフェだから、取り放題、食べ放題♪

「レストラントサウルス」(Restaurantosaurus)

AK内で唯一キャラブレができるのが、ここ。なんとドナルドの経営する恐竜レストラン(笑)。恐竜の発掘現場に陣取る学生たちのキャンプをテーマにしてあるらしい。倉庫、学生寮、レクリエーションルームなどのエリアに部屋が分かれており、私たちの案内された部屋は・・・倉庫か!?(笑)はっきりどこかは分からなかったが、恐竜の骨の化石や発掘道具などが飾られており、雰囲気は満点だ。入り口で予約してある旨を告げ、予約番号を見せる。名前を呼ばれるまで、しばらくドアの前で待つこと10分くらいか?中に案内され、「食べ物はバイキング方式だから、好きに取ってね、飲物はあそこよ・・」とキャストさんが説明している最中に、いきなりドナルド登場!!キャストさんにちょっかいを出し、ムリヤリ説明を終わらせる。「んもう、ドナルドったら・・」という感じにキャストさんも普通に「しょーがないわね、まったく!」と日常茶飯事のよう(笑)。あぁぁぁドナルドーーー!WDWではドナルドに会える場所が少ないと聞いていたから、確実にあなたのいるココを選んだのよーー!いきなりの顔見せに嬉しい朝。

登山者みたいなグーフィー いつだってリーダーさ! いたずら小僧ドナです プルートは元気いっぱいだった!
発掘はうまくいってる?
グーフィー・・ちょっと
心配よ(笑)
恐竜プリントのシャツが
オシャレなミッキー!
胸には「リーダー」の
ワッペンがついてる、さすが!
メインホストのドナルド!
恐竜プリントの
セーラー服?!(笑)
実はスカーフなんて
巻いてるプルート!
お見立てはミッキー?(^^)

肝心のお食事の内容はというと、アメリカンな朝食メニューという感じで・・結構美味しかった(^^) なんたって一番おいしかったのは、ウワサにも聞いていたオレンジジュース!!なんでこんなに美味しいの?!というくらい、本当においしい。パンケーキやカリカリベーコンを食べているうちはよかったが、見た目にもちょっぴり甘そうだな・・というデニッシュは、やっぱり想像以上に甘かった・・・(><)!
キャラクターたちは、店内が広いために、常に部屋にいるわけではない。TDLのクリパレのように、ひっきりなしに訪れる彼らに、いつ食べたらいいんだ?!というようなこともなく、ゆったりと食べているうちに、あ、ミッキーが来た!といった具合。一番最初にテーブルを訪れてくれたのは、グーフィーだった!あぁもう、忘れられない、グーフィーのハグの激しいことといったら!!(笑) 両手広げて、ぎゅううぅ!!と抱きしめてくれたのだが、本気で力入っていて、痛いくらいに、グーフィーの胸の中に埋もれてしまった!!(*><*)キャーーー・・以来、クセになったのは言うまでもない。ヨーコがグーフィーにハマったのも、この本場のハグのせい。やっぱり違うぜ・・とドキドキ。だって息もできないくらいに、むぎゅうと・・・。テーブルには子供の塗り絵用にクレヨンが置いてあり、そのクレヨンでサインをもらった。記念すべきWDW初サインは、グーフィーだった!!(^^)
ほんとに素敵だったグーフィーは3回も来てくれた。ミッキーは、2回!ちょうど隣りのテーブルが日本人カップルで、お互いにミッキーとの3ショットを撮り合ったりした。プルートは1回。プルートにハグされてる私の写真は、埋もれ具合がまたよろしくて・・(笑) らぶらぶ写真に!(笑) そしてドナルド!彼はメインホストであるためか、かなり慌ただしくやってきて、嵐のように去っていった。2回来てくれたのだけど、まだドナルドだけの写真を撮っておらず・・食事も終わりかけ、あぁドナ撮れなかった・・なんて思っていたら、突如背後からドナが!!!私は出入口に背を向けて座っていたから、背後から忍び寄る(笑)ドナに気付かなかった!本気でびっくりしたら、ドナも大喜び。いっぱいいっぱいキスをくれて(もちろん音も♪)、写真も撮らせてくれた。あぁ、ありがとうドナ!!

いっただっきま〜す
グーフィー・・それは君の食事じゃないの!(笑)
だめよ、一緒に座り込んで話こんでちゃ!
でもこんな光景こそがキャラブレの魅力(^^)

テーブルでお会計を済ませ、出口に。ここにはドナルドのもうひとりの叔父であるルートヴィヒ・フォン・ドレイク教授による「ダックサウルス」の進化の過程が黒板に書いてある。・・・ほんとかいな(笑)。

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