【中 学 生】
10.休日の過ごし方?
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1.家でゴロゴロしている 2.音楽やラジオを聴く 3.テレビを見る 4.漫画や雑誌などを読む 5.家で勉強や,学習塾に行く
6.スポーツなどして外で遊ぶ 7.ファミコンなどで遊ぶ 8.趣味などをする 9.ボランティアや奉仕活動に参加 10.その他
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休日の過ごし方の上位二つは,初回では「テレビやラジオの視聴」であったものが,前回は「外でスポーツか家でゴロゴロか」に分極し,さらに今回は「家でゴロゴロかその他」と変化が現れています。今回は「読書,勉強,外遊び」が減って「その他」が増えています。その他が増えたのは調査の選択肢が中学生の生活における変化についていけてないためかもしれませんが,何をするでもなくなんとなく過ごしているのであれば要注意です。
昭和57年度はテレビが最多ですが,前問では平成5年度以降がテレビを見ているという結果でした。これは平日には控えめにしていたテレビ視聴を休日に楽しもうとしていると考えることができるでしょう。
学年別では,学年が進むにつれて,外遊びやファミコンが減少し,家でゴロゴロしたりラジオを聴くことが多くなって,無為な様子が見えてきます。
男女別では,男子は外でスポーツ,家でファミコンやゴロゴロが上位3つですが,女子では家でゴロゴロ,テレビやラジオの視聴が上位です。女子で「その他」が21.5%と高くなっていますが,その内容は何でしょうか。
平成5年度には,ラジオ・テレビが激減し外遊びの激増していることが特徴ですが,その当時はサッカー熱の時代であったことからうなずける結果でした。家から外に出る契機になりましたが,その後その熱中から冷めたときに,特にすることがなくて「その他」に移行したと考えられます。その意味で,平成5年はやはり変化の年であったと見なされます。