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2013.2.14から5泊6日、寒い真冬の日本を飛び出して、常夏のタイ・バンコクへの旅。
タイ料理は大好きだけど、タイ訪問は初めてで一人なのでツアーに参加。(ベトナム・アンコールワットと同じ旅行社にしました)
私が5連泊するのは、バイヨーク スカイ ホテル(BAIYOKE SKY HOTEL)、タイバンコクで最も高いタワー。
ひとりでは広すぎる70uのスーペリア・スイートルームです!

写真左、部屋のドアを開けたとこ。
無駄に広いエントランスという感じ。
大きなクロゼットが左に2つ。
右は広いバスルーム。

そして左の写真が
奥のリビングルーム。
写ってないけどブルーのソファーの手前に、
一人用のソファーもあります。

 

リビングの奥のドアを開けると、ベッドルーム。
一人ではちょっと寂しくなるほどの広さです。

リビングと寝室それぞれに、テレビがあります。
シャワーを浴びて、26時、就寝。

 

 


翌朝7時。
朝食は82階の眺めのよいレストランでビュッフェ。
目の前でスクランブルエッグを焼いてもらい、
サラダと、モンキーバナナと飲み物を。

今日は寺院や王宮などを見学します。

 

タイを訪れたら絶対に外せない観光スポット、
8時半、朝の空いてる時間を狙ってワットプラケオへ。
タイ語でワットは寺院、プラケオはエメラルドの意味なので、
日本語ではエメラルド寺院と呼ばれています。

服装チェックがあるので、短パンやミニスカート、
タンクトップ、キャミソール、ミュール、サンダルなどでは
入場することができないので注意。

巨大な緑の人がお出迎え。

 

色ガラスで装飾されている本堂。
キラキラ太陽を反射してます。

私と同じようにひとり参加のSちゃん(かわいい看護士さん)と
なんとなく自然と一緒にいることが多くなり、
写真を撮りあったり、一緒に参拝したり。
いつも旅では、いい仲間に恵まれるなぁ私って♪
ありがたいなぁ♪



 

階段の下で、まず靴をぬいで。
本堂の中にはエメラルド仏(ご本尊)がいらっしゃいます。

 

本堂の内部は撮影禁止ですが、
外からならOKということなので、望遠で挑戦。

エメラルド仏と呼ばれていますが、
実際は翡翠で作られているそうです。

全長66cm。
よくわかりませんね。

実は、ラオス侵攻時の戦利品。

 

黄金の仏舎利塔。
プラ・シー・ラタナー・チェーディー
ラーマ4世がアユタヤーにあるワット・プラシーサンペットの
仏塔をまねして建てたものだそうです。

今度は紫の人と、緑の人!

どっちがどっちだかわかりませんが、
ヤック(鬼)とモック(猿鬼)というそうです。

王宮の概観を見て終了。

次はチャオプラヤー川を渡し船で渡り、
ワットアルンへ。
ワットは寺、アルンは夜明けとか暁の意味。

私は未読ですが、三島由紀夫の小説
『暁の寺』の舞台ともなったそうです。

 

仏塔に近づくとこんな感じ。
外壁は陶器の破片でモザイク模様になっています。
中国から運ぶ間に壊れた陶器を再利用して
王様が作らせたものだそうです。

 

階段の右と左にロープの手すりがついており、
仏塔に登ることができます。
しかし、急な角度な上に、一段ずつが高くて、かなり怖いです。
特に降りる時には足がすくむほどで、
ほとんどの人がロープにしがみつき、
後ろ向きで降りてきていました。

 

上からの眺め。
赤い屋根が本堂。

 

渡し船で、またチャオプラヤー川を渡って
次は大寝釈迦仏のワット・ポーの見学。
正式名はワット・プラ・チェートゥ・ポン・ラーチャ・ワ・ララーム。

こちらは、タイ式マッサージの総本山でもあります。

金色に輝く大寝釈迦仏がいらっしゃいます。
実際に見ると、その大きさに圧倒されます。
全長46m、高さ15m。
目を開けているのはお釈迦さまが
悪魔に説法をしている時のお姿だからだそうです。

 

ようやくたどり着いた全体のお姿が拝める場所。
この写真が撮れる場所はかなりの混雑で
押しが弱く、人がいい日本人は
なかなかベストポジションをゲットできません。

すらりと長い足の指には指紋のような渦もありますね。

 

 

 

足の裏には、バラモン教の宇宙観が
螺鈿細工で描かれています。
「土踏まず」がなく偏平足なのにも意味があって、
超人である身体的な特徴のひとつだそうです。

 

地味な背中側は空いていて人も足早に過ぎていきますが、
窓際に鉢がズラリと並んでいるのを見つけました。
叩くの?回すの?なにするの?・・・と
他の参拝者の様子を観察していますと、
20パーツのお賽銭をお碗一杯のコインに替えてもらい、
鉢の中にコインをひとつずつ入れているようです。
ほんとだ、中にコインが入ってるっ!

私も真似して20バーツをコインにしてもらいました。
後から知ったことですが、この鉢は煩悩の数108個あり、
お賽銭を入れることで煩悩を消せるのだそうです。

ひとつずつ入れていったつもりでしたが、
最後コインが1個あまりました。
コインが109枚あったのでしょうか?
それとも一つの鉢に入れ忘れたのでしょうか。

ランチは、なぜ〜かの北京ダック。

ツアーの残念なところは料理。
好きな店に自由に食べにいかれない。
なんでタイの最初のランチが中華料理なの?と
甚だ理解できないけれど、仕方あるまい。
出されたモノを食べるのみ。
まぁ、私のように特別に食べ物に執着がない限り
別に文句は無いのでしょうが・・・。

飲み物だけタイらしく、シンハービールにしてみました。
大瓶しかないので飲みきれず1/3ほど残したら、
同じツアーのオジサン(おじいさん)が欲しいという。あげた。

料理は、写真だけね。

午後は、特別公開中のアナンタサマコム宮殿。
王室専用迎賓館で、ラーマ5世がイタリアから大理石を取り寄せ
西洋にタイを国力のある国家であることを見せつけようと
建設したものだそうです。
庭からも撮影禁止なので、外のフェンス越しに撮影。
荷物はすべて鍵付ロッカー(無料)に預け手ぶらで入ります。
服装チェックはさらに厳しく、女性はロングスカート必須。

ラーマ5世は今でもタイの国民から尊敬される王様で
奴隷制度を廃止をしたことでも有名。
宮殿の中には、緑の玉虫の羽で装飾された
工芸品など美しい手仕事が多数。素晴らしいです。

夕飯までの時間、宝石店や、タイシルク屋さんに連れていかれた。ここまではよくある話。
しかし今回はなぜか寝具屋さんにまで連れていかれた。タイまで来て、なんで枕なの?タイに枕を買いに来たんちゃうよ。
寝具屋さんの駐車場には、何台かの観光バスが止まっているので、みな同様に拉致されてきたと思われる。
教室のような部屋で、日本人による言葉巧みなショーが始まり、抗菌作用がありダニを寄せ付けないという天然ゴム(ラテックス)の枕が、
高反発でいかに素晴らしいかを聞かされ、日本では36,000円の枕が、たったの12,000円で買えるのだそうだ。
教室から出るとベッドが何台も並んでいて、枕やマットレスを寝て試せという。素直な年配の方たちは寝て試している。
私と同年代くらいの女子たちはベッドに横にならず、徐々に出口に向かって歩いていくと、店員3人が追ってきて、
「何で試さないですか?日本ではダニで3人も死んでるんですよっ!衛生面を考えてくださいっ!(怒)」
怒らないでよ、怖い、怖い。逃げろ〜!

 

初日の夜はタイ古典舞踊ショーを鑑賞しながら
トムヤムクンや揚げ物などのタイ料理です。
念願のタイ料理だけど、味は・・・・微妙。(沈)
飲み物は象のマークのCHANGチャーンビールクラシックを。
アルコールが高く6.2%です。

タイ古典舞踊は去年アンコールワットで見た
Apsaras(アプサラ)に似ているなぁ。

 

ホテルで解散し、ツアーから開放される。
多くの方はオプショナルツアーのゲイのショーを見に行かれたが
私はパスし、Sちゃんと夜の街に繰り出し1時間ほど散策。
バンコクは熱くて眠らない街ですね。

部屋に戻りシャワーを浴びてさっぱりしてから、
コンビニで買ったチ
ャーン・クラシックの缶ビールと
タイの海老のピリ辛スナックをつまみながら
テレビでSATCの英語版放送を見た。
あちらこちらで「ピー」と台詞が消され、
話の筋もわからなくなるほどに
エッチなシーンが大幅にカットされていた。
タイはゲイには優しいが、エッチには厳しいようだ。

 


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