2日目、7月6日
今日はアオスタからバスに乗って、
クールマイヨールまで来ました。
ここからさらにバスとロープウェーで
イタリア語では「モンテビヤンコ」
フランス語では「モンブラン」の
裾野を見に行きます。

クールマイヨールは随分涼しく、
昨日のアオスタが32℃だったのに、
到着した時の電光掲示板は16℃。

写真左は氷河かな？と撮ったもの。
氷河でいいのかな？
次のバスまで時間があったので
クールマイヨールでちょっと散策してみます。
おいしそうなケーキ屋さんで、
非常食としてタルトを2種類買う。
大きくてどっしりと重いネ。
姐さん、そんな小さなバッグなの？
ハイハイ、私のバッグは大きいから
入れときますよ。

ではロープウェーの乗り場まで
バス乗って行きますよ、さっ出発です。

ロープウェーに乗る時になって、
天気が怪しく雨も降ってきたし、
どんどこ霧も深くなってきた。
やっぱり雨女？・・・しょぼん。
肌寒くなったからセーターを着よう。
姐さん、え？長袖持ってきてないの？
タンクトップ？
なんで上着を持ってこないのぉ？
いくら魔女でもそれでは寒いんじゃないの？
係りの人にも「あんた、それで行くのか？」
と注意される始末。
姐さん、ヘタこいた〜。
たしか大学では登山部だったはず・・よね・・・。

2173ｍに到着。霧と雨でひどいことに。
しばらくロープウェーの駅で雨宿り。
他の雨宿りしている人達は、皆さんフリース＆ヤッケを着てる。
姐さんは鳥肌。大丈夫かなぁと心配になる。
寒いからお土産やさんで風を避けようか。
おおおっ、姐さん、お土産用のトレーナーが売ってるよ！
おしゃれじゃないけども、そんなこと言ってられないよ、と姐さんに勧めるが
「鳥肌は出てるけど、そんなには寒くないよ」と強がって買わないの。
「だって、ダサいんだもん」だって。ホントに大丈夫？心配だな。

外にいるのもなんだから、近くの山小屋のようなレストランで、コーヒーを飲んで雨宿り。
お店の人もこないし、他にお客さんもいないから、非常食で買っておいたパイをこっそり食べちゃおう。
と、食べてしばらくして、私の唇が腫れてきた。
いつものアンジェリーナ・ジョリーになってしまう桃アレルギー症状です。
パイの上に、桃系のジャムがかかってたようです。うわ、ショック。
残りを姐さんが全部たべてくれたところで、雨がやんで晴れ間が出てきたので外へ出よう。
2173ｍのここには、高山植物園が併設されているのだ。行ってみよう！

ほらほら、見えますよ、高山植物園。
山も見えてきましたよ。
今のうちに行ってみよう♪
もっと天気が良かったら景色はもっともっと
素晴らしかったと思うけど、
こればっかりは仕方ないしね。
露に濡れた植物は綺麗なので、
良しとしましょうね。
ここの植物園、とてもいいです。
植物園の写真をいくつかどうぞ。
時々濃霧に襲われると、1m先でも見えません。
仙人も出そう。

植物園から戻ってきたところで大雨＆雷。
植物園にいる時に降られなくてラッキーだったね。
だけど、ロープウェーが悪天候のため運行停止になってしまって。
運行開始したら呼ぶから、待っててって係りの人に言われる。
建物の中でも風はビュンビュン入ってくるので、
風を避けて下の階に下りてみた。
ここトイレに近いけど、風がこなくていいね。
でも、さすがにノースリーブの姐さんは寒そうだ。
「姐さん、階段の昇り降りして、自家発電してみるのはどう？」と提案してみた。
そうだね、と素直に自家発電中の姐さん。
軽く20分は発電してましたね。
「温ったまったわ〜♪」とご満悦。汗かいて冷えないようにしないとね。
係りの人の「出発するよ〜♪」の合図で、ロープウェーで無事下山。

クールマイヨールに戻ってきたら、この晴れ様。
もうっ！！

ただ今、15時過ぎ。
お腹すいたよね、お昼にしましょう。＠Pizzeria　DU PARC
 * ピッツァ・モンテビヤンコ
 * ペンネアラビアータ

このモンテビヤンコは、ものすごく大きなピッツァ。
ヴァッレ・ダオスタのフォンティーナとモッツァレッラだけが
乗った白いピッツァ。それでモンテビヤンコね。
シンプルだけど、チーズが美味しいから物凄く美味しい。
ビールに合う合う。

バスに乗ってアオスタまで帰って、スーパーで買い物。
ヴァッレ・ダオスタ・フロマッツォを探したけど
見つからななったので、トーマ・ピエモンテーゼのチーズと、
オリーブのフェタチーズ入り、魚介のサラダ、トマト、
桃(姐さん用)、洋ナシ、リコッタチーズを買いました。
今日はもう疲れちゃったので、夜は出歩かず
ホテルで簡単に済ませて休みます。
さて明日は、ヴァッレ・ダオスタからトリノへ移動です♪

しかしなんだな。
アオスタから見た方が
モンブランがよく見えるっていうこの皮肉。