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昨年9月、今年の2月に続き、またもや台北です。
11/21〜24の三泊四日の旅行で、旅のお供はかまこ姐さんです。
台北の空港からはベンツのお迎えを頼みリッチにスタート。

私達が泊まったのは、エバーグリーンローレルホテル。
ちょい奮発して、初のデラックススイートツインルームです。
角部屋に位置していて日当たり抜群。
コンパクトな部屋に慣れてる私のような庶民には、
部屋が広すぎて、ベッドルームとリビングの移動が大変です。

冷蔵庫の中のミニバーの飲み物、お菓子など、
(リキュールは例外)すべて無料だし、
水もビールもフルーツも、毎日ちゃんと補充されるの。

バスルームは、とっても広〜い。
バブルバスに、シャワーブースに、足を洗うやつ(?)あり。
洗面台は2つあって、ふたり同時に使えて便利だけど、
微妙な趣味の金張りの洗面ボウルに
ノブも蛇口もシャワーヘッドも、あちこちが金なのよ。

そして2月に泊まったフォルモサホテルにもあった
デジタルじゃない旧式の針の体重計。
なんとな〜く垢抜けないところが台北の良いところ。

まずはホテル周辺をお散歩です。
ホテルから徒歩で10分ぐらいのところにある
『四平街(すーぴんじぇ)』
小さな旗がたなびいていてお祭りみたい。
ここは昼間の夜市って感じかな。

アクセサリー屋さん、お洋服、下着、パジャマ、
食べ物と、なんでも揃っちゃう商店街。

夏あたりからポンパドールの髪型に凝っている私は、
キラキラのついたヘアピンをいくつかゲット。
安くって可愛いらしいのが沢山あったんだから
もっと買ってくれば良かったと、今、ちょっと後悔。

散歩してて感じたのは、以前よりコンビニの数が増えてるってこと。
特にセブンイレブンの数の多さはすごい。
レジそばには「おでん」が日本さながらそのまま売ってます。

ホテルに戻って、一休みして、夕飯に向かったのは
「鼎泰豐」の忠孝店。
やっぱり台北にきて「鼎泰豐」に来ないわけにはいかないの。
「京鼎樓」の方が美味しいと言う人も多いけど、
私は「鼎泰豐」の方が上品で好きです。

さて、何を注文しましょうか。
まずは、小籠包でしょ。
そして台湾ビール。
ビビアン・スー似の厚化粧の店員さんに、
グラスはいくつ必要かと何度も聞かれる。
姐さんは飲まないからね「ひとつで」と答えているのに、
女ひとりでビールを飲むってことが不思議なのかな。

そして忘れちゃいけないのが、空芯菜の炒め物。
いろんな店で空芯菜の炒め物を食べたけど、
鼎泰豐のが今んとこ一番かな。
茎が細くて柔らか、繊維が口に全く残らないの。
炒めた汁も黒くなっていたことがない。
小籠包に隠れているけど、
鼎泰豐に行ったらぜひ食べて欲しいメニューです。

次に前回2月に現地の人に聞いた、
鼎泰豐の人気メニュー「酸辣湯」。
大・中・小と3つあり、中を頼んでみましたが、
ふたりじゃ多すぎ、裕に4人前はあります。

中の具は、すべて千切りになった水分のすくない豆腐に
タケノコ、そして鴨血(鴨の血を固めたもの)、たまご。
辛くて酸っぱくて、スープの味は美味しい。
ただ私には具が重すぎる感じ。

写真の上に写ってるのが、海老のワンタンが
なんとも変わった甘辛いソースにつかった「紅油抄手」
甘いプリプリのエビと、皮に染み込む甘辛のソースが
口の中でいい具合に交じり合う。
初めて食べる味だけど、とても美味しい。

トドメの「蝦肉蒸餃」、海老と豚肉入り蒸し餃子です。
小籠包よりも厚めのモチモチした皮に
しっかり味の海老と豚の具が利いています。
小籠包と同じ酢醤油と針生姜で食べます。
たいへん美味しいのですが、もはや食べすぎで苦しい。
そういえば、注文する時ビビアン・スーに
「小籠包は半分に出来るけど、どうする?」って聞かれたっけ。
あれは「量が多すぎるよ」というアドバイスだったのか。
オーダーする時は腹ペコだったから、
食べられると思ったのだよね〜。

こんな時に私達が必ず言う言葉、
「Masayoちゃんがいてくれれば・・・」

店を出たら、けっこう雨が降っている。
傘を差したくない私達、店の前でタクシーを拾い、18時にはホテルに到着。
部屋のソファーで右を下にして横になりながら、テレビを見る。
この後、19時半から姐さんはホテルのスパでストーンを使ったエステだ。
私はひとりで夜市に繰り出す予定でいたのだけど、食べすぎと寝不足が一気にきて無理でした。
姐さんに行ってらっしゃいをしてから、NHKのBSでちあきなおみ特集をひとりで見る。

やっぱりすばらしいよ、ちあきなおみ。
初日は終了。


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