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12月14日(金)仕事が終わってからフランスへ。
8泊11日、ヨーロッパ通のかまこ姐さんと、フランスはおろかヨーロッパが発上陸の私の二人旅。
同じ仕事をしていた時は一緒に休みを取れず、旅行なんて出来なかったけれど、違う会社で働きだした今は旅行もできます。
「Miwaちゃん行きたいとこある?」と私のリクエストに、できるかぎり応えてくれて、
飛行機、ホテル、鉄道・・・とアレンジすべて姐さんがやってくれました。ただただ姐さんに感謝感謝です♪
長くなるかもしれませんが、一緒に旅した気分になっていただければ幸いです。

旅行1日目、12月15日
パリ
のシャルルドゴール空港から
乗り継いでストラスブールへ。
ストラスブールはフランスの北東、
もうすこしでドイツというところに位置しています。

ストラスブール空港から
時速150kmで飛ばしたタクシーで
アッという間にホテルに到着。
あぁ怖かったぁ・・・。
車間距離も短くて、フランス人の運転は
かなり荒いようです。
チェックイン前なので荷物だけ預け
ストラスブールの街散策へゴーゴー。

 

←↑写真はノートルダム寺院。
中世に繁栄をきわめたストラスブールは、
その後、激動の歴史を経験します。
17世紀以降、フランスとドイツとの激しい争奪戦により、
ストラスブールは現在までに
5回も国籍がかわっているのだそうです。
町にはフランスとドイツ、
両方の時代の文化遺産が残っています。

このクリスマスの時期、アルザス地方のあちこちで
クリスマスマーケットが開かれているけれど、
ストラスブールのクリスマスマーケットは、
特に歴史が古くって、400年だか500年だか600年の
歴史がある・・らしい。
なんといういい加減な情報でしょう・・・めんぼくない。
まっ、何年にせよ歴史があるってことで。

しっかし凄い人!!
世界中から人が集まってきてる感じ。
でも日本人の姿はほとんど見かけなかったなぁ。
世界に誇る?働き者の日本人ですから、
お正月前のこの忙しい師走に休まないんでしょうね。
へっへっへっ、私たちは休んじゃったけどねぇ〜♪

クリスマスマーケットでは、オーナメントやキャンドルなどの他、
フランス語でヴァンショー(VIN CHAUD)と呼ばれるホットワインや
スープ、クレープなどの食べ物も沢山売っています。
当然、私達も買い食い。
焼き栗、粉砂糖いっぱいのワッフル、柔らかく焼いてあって岩塩がしょっぱいプレッツェルに
かぼちゃのスープ、ホットワイン(フランス語ではVIN CHAUD)。
とくかく寒いから、暖かいものが嬉しく、美味しい♪

   

中心街から少し行くと、私たちがホテルをとった旧市街
プチット・フランス(Petite France)があります。
運河もあったりして・・・と雰囲気満点。
家並みは、コロンバージュと呼ばれる「木骨組み」造りで、
中世を今に伝えています。
世界遺産に相応しい上品な雰囲気と
可愛らしいクリスマスの飾りにうっとり。

どこを写真に収めても絵になるような、
そんな町並みです。



ここは私達が泊まったプチホテル
「Hotel de l'Europe」
このクリスマスの時期は
ホテルがどこも満室で苦労したのだ。
と言っても、苦労してくれたのは
姐さんなのだけども・・・。
「以前泊まって、とても良かったから
また泊まりたいです・・・」と、
姐さんが直接ホテルにメールを出して
やうやく取れた宿なのであ〜る。

可愛らしい部屋です。
階段や廊下を軽くとギシギシと
音がするのも歴史を感じます。

そろそろ夕暮れが近くなってきました。
成田から12時間、シャルルドゴール空港で待つこと4時間、
パリからストラスブールまで1時間。
そしてストラスブールに着いてからも歩きつづけ、
もう、泥のように疲れている私たち。
まだ夕方の4時だけど、もう夕飯にしようかしら・・・。

良さげなレストランを探しながら、
川沿いのレストランの写真を撮っていた時に、
(この写真を撮っていた時です)
窓際で食事をして盛り上がっていた外国人達が、
なぜか私たちに手をふってきたのです。
私が何気に手を振り返してみたところ、
まさか振り返してくるとは思ってなかったのでしょう。
あちらでは大騒ぎになっています。
賭けでもしてたのかな。
あんまり楽しそうだったから、
夕飯は私たちもココに決めました。
有名店だったようです。Au Pont Saint Martin

姐さんがほとんどお酒が飲めない為、
ボトルでしか注文出来ないゲヴェルツとリースリングは諦め、
250mlのedelzwickerを注文。
アルザスで唯一認められたブレンドワインで
安価なのですが、シャバシャバしててイマイチでした。

アルザス名物シュークルートは外せない。
ソーセージやベーコンなどをザワークラウトの上に乗せて
蒸し焼きにしたものでジャガイモが添えられています。
それに、サラダも頼んだけど・・・何のサラダか忘れちゃった。

チーズの盛り合わせも注文した。
クミンが添えられたアルザス名産のマンステール、それにロックフォールとカマンベール・ド・ノルマンディ♪
シュークルートに添えられているジャガイモにとマンステールを一緒に食べると、これがメチャクチャ美味しい。
日本で何度も食べたマンステールの100倍も美味しく感じる。
やっぱり地のチーズは美味しいなぁ・・・。

食事をして出てきたら、
まだ6時台だってのに真っ暗。
水を買ってホテルに帰りました。

お風呂の順番ジャンケンでは、
私が負け。
疲れているので早々に寝ます。
長い初日が終了。
明日はまた早いよ。

 


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