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2日目、12月16日、朝5時に目覚める。
なんたって、昨夜は疲れて早く寝たからね〜。
ホテルで食事を済ませてからストラスブールの駅へ。
8時くらいまで、まだ夜が明けず暗い。
今日の予定はTGVでColmar(コルマール)まで移動し、
お昼までコルマールを散策して、
午後からは、申し込んでおいた現地ツアーに参加して、
Riquewihr(リクヴィール)とKaysersberg(カイゼルスベルグ)の
小さな村をまわる予定なのだ。
最新型のTGVでびゅんびゃんぶっ飛ばして、
コルマール駅に到着。
ストラスブールと同じような、可愛い街並み。
青空にアルザスの街並みが映えるでしょ?
でも気温は、すごーく寒いんですよ。
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コルマールにもクリスマスマーケットが出ていて、ストラスブールよりもチーズがたくさん売られている印象。
あとこちで気になっては眺めて値段をチェックしてみたり。
日本円に換算してみると、日本市場より少し安い程度で、そんなに値段的に変わらないかな。
ユーロ高の今、1ユーロが170円くらいだからねぇ。高すぎだよね。
このユーロ高、旅行中ずっと私たちを苦しめましたよ、ホント。
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フランス人の書く数字って、かなり特徴があって、わかりにくいんだ。
特に1の書き始めが、一番下からニョ〜って上に向かって書くからねぇ。・・・って判りにくい?
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これ↑「18.50」って書いてあるの。下からニョ〜って感覚わかってもらえたかな?
それにさ、売ってる単位も日本だと100gいくらって感じなのに、フランスだと1sいくらなんだよね。
だもんで、一瞬100gと勘違いして、ものすごーく高いような気がしたりね・・・。
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子山羊ちゃんも売ってたりするスマーケット。
ピザのようなのも売ってるなぁ。
寒いからどこか暖かい室内で食事を・・・と思っていたのだけど、
午後のツアーの待ち合わせの時間まで、
あまり時間がなくなっちゃったので、立ち食い決定。
フランス人は、ほんとにどこでも立ち食いしてるから、マネっこですよ。
マンステール&ポテト
トマト&シャンピニオン
アツアツで美味しい。けど寒さであっという間に冷めていく・・・。
姐さん、急げ。
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食べ終わったから、さて待ち合わせのコルマールの駅に戻るとしますか。
あれ?どっちから来たっけ?
かなり入り組んだ道をクネクネきてしまったから、同じ道を戻ったら間に合わない。
街の案内図を見て、「Miwaちゃん、こっちの方向だ!」と指差した方向へ歩き出す。
間に合うかねぇ・・・などと、のん気な事を言いながらしばらく歩いてたら、
ちょい待てよ、なんだか街の雰囲気が違うような嫌〜な予感がしてきた。
チャリに乗って信号街していたフランス人の兄さんに、
英語で「コルマールの駅はどこですか?」と聞いてみた。
兄さん、言葉につまってる。英語が苦手みたいだ・・・。あちゃ・・・困ったな、通じるかな。
英語は聞き取れてるけど話せないようで片言英語&身振り手振りで、
「コルマール駅は遠い、歩くと1時間はかかる」と言っているようだ。
1時間?困ったな。待ち合わせ時間まであと20分しかないのだよ。
「じゃ、タクシーはどこで拾えますかね?」と、英語で無理やり続けてみた。
兄さん、ん゛〜と唸った後、電話をかけるような身振り手振りの後、
「でも、僕、今ノーナンバーだ、ごめんね」って感じのことを言っていた。
そっかぁ〜。でもとにかくこのまま歩き続けなくてよかったよ。兄さんアリガト♪
兄さんにメルシーボク〜♪、とお礼を言って、今来た道を戻ることに。
さっきの街の案内図まで戻りじっくり見てみる。「わかった、こっちだよ姐さん!」
aravonのエナメルシューズのお陰でブンブン走れる私、猛烈ダッシュ。
ブーツで走りにくくて可哀想な姐さん。頑張ってついてきて〜!
さっきまで寒さに震えていた私たちでしたが、汗をかくほど走ってなんとかギリギリ間に合わせました。えらい。
フランス人のガイドさんは、私達より5分遅れで到着してました。やっぱフランス人はそうなんだ。
「寒かったでしょう?」と聞かれて「ノン、暑〜い」と答えたのは言うまでもありません。
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ガイドさんの運転する車で、
Riquewihr(リクヴィール)に到着。
チーズの先生から可愛い村だと聞いて
行ってみたかった村なんです。
現地についたら自由に行動です。
ボージュ山脈の斜面に葡萄畑が続いています。
もう収穫も終わっている畑だけど、
整然と続く葡萄の木を見ていると、
わくわくしてきますね。
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畑を見てるとさぁ、
ワイン、買って帰りたくなるよね。
でもね、ワインを買っても持って帰れないの。
テロの関係で機内への水分持込が
厳しく制限されてしまっているために、
手荷物でワイン持ち込めないの。
スーツケースに入れれば大丈夫らしいけど、
割れたら大変だからさー。
そこまでしてワイン買わなくてもいいかって思っちゃう。
日本人ひとりが3本ずつ買ってたのが
ゼロじゃフランスのワイン業者も大打撃よね。
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下のパン↓これすごく大きいの。比べるものがないからよく判らないかもしれないけど、
スライスした断面にピザのように色んなものをトッピングして売ってるの。
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ガイドさんお薦めのこの時期だけのクリスマスビール。
少し甘めの、穏やかというかパンチのない味だ。
もうひとつはホット林檎ジュース。
これ沸騰してますか?っていうくらいアッチッチなホットでして
ホット林檎ジュース飲んだらビールで冷まして、と交互に飲んで
火傷を予防したつもりでいましたが、しっかり上顎を火傷。
いてて。
可愛いリクヴィールはこれでサヨウナラ。
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ガイドさんの運転する車は、Kaysersberg(カイゼルスベルグ)へ。
カイゼルスベルグというのは“皇帝の山”という意味で、
13世紀に建てられた城砦が背後の山の上から街を見下ろしています。
そしてもうひとつ、アルバート・シュバイツァーの出生地だそうで、
生家が博物館になってました。
自由行動でしたので生家には私たちは行きませんでしたが。
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アルザスでよく見るお土産としては、
「コウノトリ」が幸せのシンボルとされてて
あちこちでコウノトリグッズが売られています。
実際に、コウノトリを見つけました。
ものすごいバランスで
屋根の上に大きな巣を作ってます。
探してみると、何個もありました。
アルザスの人々に大切に
されているのがよくわかります。
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アルザスの民族衣装を着た
黒いリボンのハンジちゃん。
絵本や人形、カレンダーも売られてます。
チーズにもハンジというのがあり
パッケージにイラストが書かれてます。
こんな可愛いハンジちゃんのはずなのに、
デビルマンみたいな、
デビ婦人みたいなのを発見。
怖いんですけどぉ〜〜。
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2つの村をまわって、コルマールの駅まで車で戻り、ガイドさんとサヨナラ。
コルマールから電車でストラスブールに戻り、夕ご飯を食べに行きます。
ガイドさんから、Baeckoffe(ベックオフ)はアルザスの名物だから食べてねと言われたので、
その言葉に従うことにしましょう。
ベックオフとは、もともとはパン屋さんの釜戸で作った「肉と野菜の煮込み」らしい。
どの店にしましょうか?
昨日、お店チェックしてて良さそうだと思っていた店が、ベックオフの専門店だったと気が付く。
これは行くしかないでしょう。
店は Le
Baeckeoffe d'Alsace
ここの店だけじゃないけれど、田舎の人たちはあまり英語が得意ではないね。
こっちが英語で話してても、フランス語で返してくる。わかんねぇだよ。
片言のフランス語でオーダーするしかないのだ。
アルザスへ行く人は、メニューくらい読めるようにしておくことをお薦めします。
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注文したのは、白ワイン、ゲヴェルツトラミネールを。この店は小さいポーションで注文できました。
姐さんはたった1センチ飲んだだけで、真っ赤な顔して眠たそうな顔に。安上がりね〜♪
写真にはないけれどグリーンサラダ。
アルザス名物のフォアグラ、とろり〜とバターのように甘くて美味しかったですよ。
名物ベックオフ。
2人分でル・クルーゼの27cmオーバルくらいある土鍋にたっぷり入ってて、すっごいボリューム。
写真は食べかけ、運ばれてきた時はポテトで蓋されてました。
肉は豚、牛、羊の3種類で、トロトロに煮込んであって、下のほうにはスープが少しあります。
田舎料理という感じで、身体も温まって美味しいです。
お約束にチーズの盛り合わせも注文してみました。
マンステール以外はたぶんスーパーとかで売ってるようなシェーブルに白カビ、青カビ。
あまりチーズには力を入れてる様子はない。
デザートはサヴァランの形をしたアイスクリーム、ブランデーがかかってました。おいし〜♪
満足、満足、大満足。
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食事をして出てきたら、
街がシーンと静まり返ってました。
昨日は土曜の夜だったから、
夜中まで騒がしかったけど、
日曜の夜ってこんななのね。
腹ごなしに散歩しましたが、
人の気配が疎らだとネオンが寒々しいです。
明日はアルザスにさよならし、
ジュラ地方(フランシュ・コンテ地方)の
ブザンソンへ出発です。
早いから、帰って寝ましょう。
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