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2月26日(金)
朝、ホテルで食事をすませ、8時過ぎにホテルを出発です。
ポカポカのお天気、今日はリヨンの街を散策します。
まずホテルの近くのメトロ駅で、一日乗車券を買って、
メトロを乗り継いで、ケーブルカーに乗り換えて、
フルヴィエールの丘に向かいます。
ケーブルカーだって言うから、最前列に座って
カメラ抱えてたのに、ずっとトンネルですよ。
何も見えない。 駅に着いて、まん前に見えるのが、
ノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂。 とても美しい。
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フルヴィエールの丘
リヨンの街が一望できる丘、
赤い屋根が続いています。
橋の手前が旧市街。
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聖堂の横からの眺め。
青い空が綺麗です。
聖堂の中は撮影禁止です
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聖堂から坂を少し下っていったところに
ローマ劇場があります。
同行したNちゃんは方向ウンチとみた。
地図を見ながら決まって反対の方向を言う。
ちがうよ、逆だよ。
まるで、かまこ姐さんと同じだね〜。ぷぷ。
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再びケーブルカーに乗って、下まで戻ってきました。
街の中心に出てきました。
ローヌ川とソーヌ川に挟まれた、ベルクール広場です。 丘の上ではあんなにいい天気でポカポカしてたのに、
急に雨雲が広がり、風も冷たく吹いてきました。
不安定な天気です。 ベルクール広場にはサンテグジュペリの像があると
聞いていたので近寄ってみたから、ルイ14世の像でした。 サンテグジュペリは何処?
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ありました、サンテグジュペリの像。
かなり端っこの、しかも、なんだか随分と上の方に。
サンテグジュペリの背後に星の王子さまが立っています。
サンテグジュペリは1900年リヨン生まれ。
実際に住んでいたのは短い間なのだけど、
リヨン人として世界に名を知られたということで
今も慕われているんですって。
像は2000年の生誕100周年の記念にたてられたそうです。
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お顔がよく分らないので、ズームしてみましょ。
パイロット姿なんですね。
今も大空を飛んでいるのかな。
また「星の王子さま」読んでみようかな。
子供の頃に読んだっきりだから、ほとんど忘れちゃった。
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公園で遊ぶ子供達。まるで天使のよう。
Nちゃんの提案で、織物博物館へ。
地球の歩き方には6ユーロとなっていたのだけど、
チケットは10ユーロだった。
なぜかなぁ〜とその時は軽く思ったけど、
ま、いいかと、確認しなかった。
どうやら、装飾美術館のふたつ分だったようだ。
私達が見たのは、手袋とか、カーテンとか、服だったけど、
それは、どっちなのかな。 ま、どっちにしても、私はすぐに飽きちゃったんだけどね。
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さて、そろそろランチの時間。
NちゃんもMちゃんも、まだ食事する気がないらしい。
ベルクール広場のそばのサンドイッチ屋さんで、
ニース風サンドを買った。
ふたりが総菜屋さんに入ってる間に、
ベンチに座って食べてるよ〜。
フランスはパンが美味しいから、サンドイッチも美味しい。
食べかけの写真でソーリー。
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誰も乗ってない。
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あっ、パッサージュ発見。
でも、この貧弱さ加減からして、たぶん裏口だ。
私は明日の昼には日本に帰るので、
今のこの時間しか、私の買い物の時間がない。
急いで、近くのモノプリに入って、
はちみちとか、マロンクリームとか、
粗塩入り発酵バターの「Sel de Mer」とか、
小さなお土産を、慌ててパパパと買った。
Sel de Merは日本で1700円以上するのに、
フランスじゃ、3ユーロ程度で買える。
どういうこっちゃ。
もっと買っときゃ良かったかな。
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また雨が降ってきた。
不安定な天気だ。
橋を渡って、さらにまっすぐ進みます。
リヨン中央市場−ポール・ボキューズに集合。
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市場の中にはリシャールというチーズ屋さんが入っています。
サンマルスランを有名にしたチーズ屋さんです。
ポール・ボキューズでも「リシャールのチーズ」として、
コースに出てきましたね。
ある時リシャールに、リヨン名物になるようなチーズを
作ってほしいというオファーが入ります。
もともとサンマルスランはシェーブルチーズのように、
乾燥させるセックに熟成させていましたが、
熟成方法を変えて、中身をトロトロとクリーミーな
アフィネバージョンに変えたというわけ。
そのトロトロのサンマルスランをポール・ボキューズ氏が気に入り、
店に置いたことにより世間に広がっていきました。
そういうこともあり、サンマルスランを語る上で、
欠かせないお店なのです。
話をしている間にも「サンマルスランの注文が150個も入った!」
なんて言ってたので、そのスケールすごいですね。 日本に持ち帰ったサンマルスランは、
すぐ食べたにもかかわらず、若干苦味が出ていました。
こういう柔らかいチーズは持ち帰りが難しいね。
以前、パリのキャトルオムで買ったサンマルスランも
持ち帰ったら苦味が出ていたっけ。
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ホテルに戻って、荷物を受け取りタクシーで駅へ向かいます。
そして名残惜しいですが、TGVでパリに戻ります。
TGVの中ではお隣の席になった通訳のK子さんと、ツイッターやFacebookの話題で盛り上がる。
旅行中はほとんどプライベートな話ができなかったから、お話できて嬉しかった。
パリのリヨン駅に18時半に到着。
大きなスーツケースをガタガタひいて、約10分でホテルに到着しました。
ひとまず、ホテルのロビーで解散。5日間のチーズツアーの終了です。
皆さんはこの後もパリで滞在するようで、明日日本に帰るのは私だけです。
皆様、大変お世話になりました〜!ありがとうございました。
個人旅行ではなかなか行かれない山の中の農家とか工場に行かれて、ほんとに貴重な体験でした。
さっ、部屋の鍵をもらい、荷物を移動させますよ。どうやら屋根裏部屋みたいです。
スーツケースを置くと、窓側に向かって勝手にスーツケースがツッーと動いていくんですけど・・・・。
ホテルが、傾いているんだわ〜。すっご〜い。 急いでシャワーを浴びて、支度を整えます。きゃー、もう7時15分。急がなきゃ。
私以外の皆さんは、プティ・ヴェルドでツアー終了を祝して盛り上がるようです。
私はホテルまで迎えにきてくれたパリ在住のPMさんと、牡蠣ディナーで盛り上がってきま〜す!
ホテルのロビーにPMさん発見!「きゃ〜〜PMさん♪」
PMさんさんにパリで会えて、ちょい興奮状態のまま、メトロでレストランへゴー。
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L'Ecailler du Bistrot
22 rue paul Bert 75011 Paris
tel 01 43 72 76 77
牡蠣が食べたいと言う私の希望で、
このお店にしてもらいました。
パリで牡蠣の一番美味しい店と言われているんだって。
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パリでの再会に、シャンパーニュで乾〜杯♪
フランス語の黒板にいろんなメニューが書いてあるけど、
さっぱりわからないので、ぜんぶPMさんにお任せ♪ 私、なんでも食べられますよー。
PMさんかっこいな〜。
フランス語ペラペラ、まるでフランス人みたい。
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じゃ〜ん「海の幸の盛り合わせ」登場!
こんなに沢山で一人前なんだって。
パリに住みたいよー。
そして毎週、食べたいよー。
ちっちゃい巻き巻き貝は、
虫ピンのような道具で食べます。
付け合せに海草バターも付いてきたー!
旨〜い♪
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ワインリストを見ながら「何にする〜?」
「シャブリとかサンセールとか?」
ん〜、そーねー、と決めかねていると、
PMさんが「このCour Chevernyって何の品種だっけ?」
なんか変わった品種だったよね・・・なんだっけ?
ここにロワール川があって、この辺だったよね?と
空中に地図を描いてみたり・・・
とにかく気になるから頼んでみようということで・・・登場のCour
Cheverny。 裏を返してみると・・・・・・「・・・・ロモランタン100%」
あったね〜、そんなの。
40代で覚えたことを忘れるのは、とてつもない速さなのね。
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再び、ロモランタンに乾杯!
白ワインだけど、琥珀がかった濃い目の色、
コニャックとかに似た風味がありますよ。
これがロモランタンか。
こうしてPMさんと飲めたことで
たぶんもう、ロモランタン一生、忘れない。
ロモランタンという品種を聞くたび、
私はこの時間を思い出すだろう。
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カニの春巻き。
スレートって言うのかな、黒い板のような岩のお皿。
ランスでも使ってた。
最近の流行なんだって。
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ホタテ貝のカルパッチョ?お刺身?
甘〜いホタテに、エクストラオリーブオイルが
効いています。
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たぶん私にチーズをと思って
頼んでくださったフロマージュブラン。
こういうの日本でなかなか食べれないね。
半分こして食べました。
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サクサクのフレンチクルーラー高級バージョン。
これも半分こ。
話続けること何時間?
気が付いたら深夜です、店には私たちくらい。
楽しすぎて時間が経つのを忘れてました。
PMさん、遅くまでホントにどうもありがとう♪
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PMさんにタクシーでホテルまで送っていただき、さっき再会できたばかりなのにもうお別れの時間です。
さみしい気持ちとありがとうの気持ちが、ぐぐーっと込み上げてきて、私からハグ。
こんなことは私の行動としては実に珍しいこと。
パリの空気が私を外国人のようにさせたのかな?
名残惜しいけど、明日の10時にはホテルを出て、もう日本に帰ります。
今回は、個人ではなかなか行かれないような山の中の農家とか、熟成庫とかを見学し、とても貴重な体験が出来た。
44年間3つ星のポール・ボキューズに行かれたことも、食の経験値をグンとあげたように思います。
そしてそして何より、フランス在住の知り合いが出来て、私の中でのフランスがさらに大きくなりました。
また、近いうちに絶対に行きたいと思います。
今回も、無事に旅行を終えることが出来たこと、感謝します。最後までお付き合いいただき、メルシー♪
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