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9日目、12月23日
毎朝、真っ暗の5時には目を覚ましてた私達。
最終日、目を覚ましたらカーテンから僅かな光が。
「姐さん・・・外が白んでるんだけど・・・」と
寝ている姐さんに声をかける。
今、何時?え?8時半?下手こいたー

チェックアウトして荷物をホテルに預けて出発。

予定してた時刻より遅くに、日曜限定の
ラスパイユのビオマルシェ
へ向かう。
地図を見ながら迷っていると、道行くムッシューが
フランス語で「何処行きたいの?」と声をかけてくれた。
「ラスパイユ、マルシェ」と何度言っても通じない。
私達のマルシェの発音が悪いらしい。
ムッシューは、私達風の発音で「マルシェマルシェ」と
つぶやきながら遠ざかり、ピンッと閃いたみたいで
戻ってきて「おぉ、Marcheかぁ〜♪」って。
だから、さっきからそう何度も言ってます!(笑)

まっすぐ行けばいいって教えてもらって、無事到着。

ビオマルシェには、肉、野菜、チーズや乳製品、石鹸や、コーヒー、といろんなオーガニック物が売っています。
買いたいものは多いけど、そうそう持って帰れないからねぇ。
アパルトマンでも借りて、自炊とかしたら楽しいんだろうなぁ・・・と夢は広がるわ〜♪
あまり日本人に会う機会がなかった今回の旅だけど、このビオマルシェでは何組ものパリ在住の日本人家族に出会いました。
雨宮塔子さんも日曜日に、ここで買い物するって本に書いてあったし、パリ在住の日本人に人気のマルシェなのですかね。
コーヒーに、ココア、石鹸、バターをお土産に購入。
買ったパンと、タマネギとジャガイモの焼きたてガレットで簡単朝食。

オペラ座。
中は入らなかったけど、ラファイエットで買い物ついでにパシャ。
次に来た時には、オペラを観劇したいです。

ラファイエットで買ったものをホテルに置きに戻る。

リュクサンブール公園とリュクサンブール宮殿で散歩。
最終日の今日は、今までの寒さに比べたら、
ぽかぽかしてるように感じるからか、
公園でもひなたぼっこしてる人達も多く見かけます。
和やかな雰囲気で、ホッとします。
でも、池は凍ってるんですよ〜。
氷の上を歩く鴨?あひる?

 

私達だって少しは芸術に触れますよ。オランジュリー美術館に行ってみよ〜♪
入り口前には、ロダンの「接吻」があります♪
中に入ると、光あるれる室内で、フラッシュを使わなければ写真も撮っていいの。
無造作に有名な作品が飾ってあるのですよ。すごいよね。
上野の美術館などに有名な絵が来た時なんかさ、人の頭を見に行ったのかな・・・っていうくらい人が多いし、
「絵の前で立ち止まらないでくださ〜い」って係員に言われる始末だし。
絵は立ち止まって、心静かに見るものだよね。ジャンプして見るものじゃないもん。
と、ここで日本の愚痴を言っても始まりませんけれども。
オランジュリーには、私の大好きなモディリアーニも数点あり、
兄が好きで複製画を飾ってた、ルノワールの「ピアノを弾く娘たち」もありました。

でも、なんと言っても圧巻なのは、クロード・モネの『睡蓮』の連作です。
これを展示するために、美術館を6年もかけて改装しただけのことあります。
布を通した優しい光がいっぱいの室内で、壁をぐるりと囲む形になっています。それが続きで2部屋。
いいですね、こんなに美術が身近な環境って。

ジャンポール・エヴァンのチョコとマカロン買いに、ヴァンドーム広場周辺ヘ。
ジャンポール・エヴァンには日本人の店員さんが二人もいました。
日本語で買い物できるってすごーく楽ね。
おかげで予定より1つ多く買っちゃいましたよぉ♪

その後、マドレーヌ広場に移動し、
エディアールの高級食品を見たり(買ってないけど)
ラデュレの店の外まで、クリスマスプレゼントに買い求める人の列が
並んでたんで、あぁ〜これは縁がない買えない・・・と諦めました。

最後にまた凱旋門まで行ってみましたが、
メトロの駅からなかなか出られないくらい人が多くて、
一度出てまたすぐにメトロに乗って、ホテルに戻りました。
そして予約しておいたバンで、空港まで行き
最終便で日本へ帰りました。

私にとっては初めてのヨーロッパでしたが、姐さんがいろいろアレンジしてくれたお陰で、
なかなか行かれないようなマニアックな旅が出来ました。
ホントに姐さんには感謝、感謝です。
このお礼は、いずれ改めて♪

フランスの素晴らしいところをたくさん見ることが出来ました。
それと同時に日本の素晴らしいところも再発見した旅でもありました。
これから支払いがドドッ〜っと押し寄せてくるかと思うと少し怖いですが、また旅に出たいと思います。
めるすぃ〜♪

 


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