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8日目、12月22日
毎朝5時には目を覚まして準備して、
まだ暗いうちから、ホテル近くのカフェで朝食。

昨日の朝、ホテルで食べたけど、
パンが美味しくなかったもんでね。

朝食後一度ホテルに戻ってから蚤の市に出発。
メトロで1駅行ったところでカメラをホテルに
忘れたことに気が付き取りに戻る。

メトロ13号線 Porte de Vanvesより徒歩2分
姐さんの大好きな『蚤の市』です。
ここヴァンヴの蚤の市は、小規模だけれど、
良い物が見つかると人気で、治安もいいらしい。
姐さんはメモ片手に値引きもしつつ
お気に入りのグッズをいくつかご購入。
私は、最初の店でカマンベールのパッケージの
キーホルダーを1つ購入したよ。

 

日本でも有名なフロマージュリーの
「QUATREHOME キャトルオム本店」
このチーズ屋さんには絶対に行こうと決めてたのだ。
明日は日曜日で定休日だから今日行っとかないと。
10番線のVANEAU駅からすぐです。
ほとんどのチーズ屋さんがランジス市場で
仕入れているらしいが、こちらキャトルオムは
扱う280種類のチーズの90%を直接
生産者から仕入れているのだそうです。
その手間ってすごいことだと思います。
生意気ながら、そのチーズにかける情熱を
この目で見てみたいのよ。



 

おぉ〜店員さんがサンタさんの格好して
クリスマスの飾りもあって盛り上げてますね〜。、
午前中だというのに混んでますねぇ・・・。
地元のお客さんに圧倒されながらも、
とても評判のお目当てのチーズを探す。
そんなところへ「お決まりですか?」ってなふうに
声をかけてくださったのが、な・な・なんと、
オーナー婦人でフランス初の女性MOFの
(フランス最優秀職人賞)マリーさんではありませんか!
チーズマニアなのでお顔も存じてますですよ。
「サン・フェリシアン と サンマルセラン と
 フォンテーヌブロー」とお願いしたら、
熟成具合を指で確認しながら
このあたりがいいよ・・・と選んでくれた。
「バキューム(真空パック)してくるから待っててね、でも
フォンテーヌブローは持って帰れないよ」と。
「今、食べる!」みたいなジェスチャーしたら通じた。
よかった。姐さんも私と同じのを購入し、
フォンテーヌブローはふたりで分けて食べよう。

チーズを冷蔵庫に保管するため、一度ホテルにもどる。

これが、パリに行ったら、何が何でも食べると目論んでいたフォンテーヌブロー。
フロマージュ・ブランにホイップクリームを混ぜて、
ガーゼで包んで水切りしたチーズっていうか、デザートというか・・・です。
食べた人の話だと、ジャムか蜂蜜でもないと、ぜんぶ食べるのは辛いそうだから、
食べ飽きてきたら、ジャムをつけて食べようね。
機内食のジャムを大事に取っておいたイチゴジャムを
姐さんが放出してくれました。(姐さんはなぜかジャムを何種類も持ってた)

ふわふわの食感で酸味の少ないフロマージュブランという感じかな。
生クリームよりはドシッとしてるけど、しつこくなくて旨ッ!
このままバクバク食べるというより、ラズベリーやブルーベリーなどの
ベリー系のフルーツと一緒に食べたら、大人のデザートになりそうです。

ホテルからまだ出発して、パリの老舗デパート、ボンマルシェへ。
ここで自分へのお土産として
柄の部分がオレンジで可愛いチーズナイフを3本買う。
しっかし、クリスマス前のプレゼントを買う人達の波がすごい。
すっかり酔って、くたくたになる。
それにお腹が空いたのに、どのお店も混んでいてランチを食べる店がなーい。困ったな。
もう何処でもいいから、座らせて〜。ってなことで、ボンマルシェの近くのカフェに入って食べました。
私が注文したのはサラダとオレンジジュース。姐さんはオムレツとカフェ。
サラダだけで10ユーロもするんですよ、円に換算すると1600円以上だよ。
ユーロも高いけど、パリの物価も高いよ〜。

その後、ユーロ高もバリの物価の高さも無視して、
(買わないが)高級ブティックが並ぶパッシーに行く。
橋の上を通ったメトロの中から見たエッフェル塔が
ものすごく綺麗だった。
それならば・・・とパッシー駅の近くの橋の上から
エッフェル塔の写真を撮ってみよう。
素人の私が撮っても、これくらいの写真は簡単に撮れます。
セーヌ川越しに見るエッフェル塔はほんとに素晴らしいのでお薦めです。
パリに行かれたら、ぜひ行ってみてね。

ところで、エッフェル塔は、日没から毎正時〜10分間、
普段のライトアップにプラスして、チカチカ、ピカピカと
点滅する幻想的なイルミネーションに変わります。
私達はそれを「メラメラ」と呼んで、
「姐さん、メラメラが始まるよ〜」というように使っていました。

下↓の写真左が通常のイルミネーション。
下↓の写真右が「メラメラ」のイルミネーション。

普通と「メラメラ」との違い、わかりますよね?

今夜の食事をする予定でいるレストランに行くため、メトロを乗り継いで「エコール・ミリテール」へ。
たまたま「エコール・ミリテール」はエッフェル塔のシャン・ド・マルス公園まで歩ける距離。
ならばせっかくだから、エッフェル塔の真下まで行ってみよう!ということに。
どんどん近づいていく過程をお楽しみください!
途中でまた次の「メラメラ」が始まったのがお分かりになりますか?
この時は、すごい数の観光客から歓声が上がりました。
一番右は真下からの写真です。
姐さんが初パリの私を気遣って「Miwaちゃん、エッフェル塔に昇ってみる?」と言ってくれたんだけど、
クリスマス前の土曜日でチケットを求める人の列が、凄いことになってたので諦めました。
これはまた次回の宿題ということで。

   

ディナーは2007年6月にサン・ドミニク通りに出来た
「Les Cocottes(レ・ココット)」 で。

リリー・フランキー英国に行く・・・の見出しにつられて
買った雑誌「旅」12月号の表紙のお店です。
クリスチャン・コンスタンの最新店です

フランス最後の夜だから、★付きレストランに行けばよいのかも
しれないけれど、私達はこういう店のほうが気楽でいいのだ。 
ほとんどの料理が
ストーブ鍋に入って出てきます。
赤ワイン、キノコのポタージュ、肉の煮込み、カフェを頼みました。
日本人的な感覚だと、スープは少しぬるいかな。
私はもう少し熱いほうが好みです。
ストーブ鍋で作られたか、もしくは暖めて出てくるのかと思ったら、
ストーブ鍋を触っても熱くないところからすると、
器としてだけ使っているみたいです。
使われているストーブ鍋は、カウンターの前にある棚に飾られ、
購入することもできるシステムもそうだし、
内装も横浜のパトリス・ジュリアンの店に似ています。
とても人気店のようで、私達が帰る時には外までお客さんが並んでました。

 

明日はとうとう最終日、寂しいな。
・・・・最終便で日本に帰ります。

 


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