1237年 (嘉禎3年 丁酉)
 
 

10月2日 庚辰 [百錬抄]
  宣秋門院・東一條院・前の関白並びに准后・右府以下、密々天王寺に参詣せらる。京
  を夜中に出で、各々これを刷わる。應徳京極太閤参列せらると。
 

10月4日 壬午
  天変の御祈り等これを行わる。
 

10月9日 丁亥
  未の刻白雲天を亘る。
 

10月16日 甲午
  信濃の国善光寺五重塔婆供養なり。浄定聖人大勧進として、知識の奉加を勧進すと。
  導師は寺の大貳律師圓仙、呪願は齋圓能登阿闍梨。この事に依って、去る五日別当勝
  舜本寺より下着すと。
 

10月19日 丁酉
  駿河掃部権の助泰村御所に於いて盃酒を献る。匠作・京兆以下群集すと。
 

10月25日 癸卯
  大夫判官定員京都より帰参す。去る二日大殿・准后・太政入道、天王寺に御参を為す。
  万燈会供養と。