2007.07

身振り手振りで何処まで出来る
 ローマ⇒ポンペイ膝栗毛

「やっては見たいけど言葉に自信が無くて」ついついツアーで、と勝手気まま旅行を
したくても我慢して居られる方に、私たちのやり方をご披露いたしましょう。

今は、世界中を多くの方が旅行されHPに経験談を披露してくれていますから参考には事を欠きません。
パソコンさえ使えれば世界中の交通機関や宿の手配が日本語で・国内にいてできる時代になりました。
日本語が通ずる国内で出来るだけ多くの情報を自分のものにしておきましょう。

なぜ、気まま旅行をお薦めするのか?  ツアーが悪いわけではありませんが、好きなところを、好きなだけ
好きな時間に見ることが出来、自分の体調に合わせた行動が出来る。 都合で行動の変更が自由にOK!
外国の方々と直接触れますから言葉は通じなくても、心を通じさせることが出来るそんな旅が出来るのです。
大きい声ではいえませんが、実質的には相当お安く、良い思いが出来ますよ。 一箇所に連泊はしたいですね。

キップは「楽チンローマ」でご披露した「キップの買い方HP」に習って簡単に購入することが出来ました。ユーロスターに
乗り込むと左のような客室(1等)でキップ購入時に座席の指定も出来ます。ナポリまでノンストップ1時間少々で到着
します。 ここからが「地球の歩き方」に出ているのと現実が違って、まごまごしましたので写真で説明しましょう。
上写真右の噴水がホームを降りた左端に在りますので目印にして下さい。 壁に表示してあるヴェスビオ周遊鉄道
(青地に白の案内板)に従って進みます。    地下鉄方向には間違っても進まぬように。

キップ売り場が見えてきました。 左写真のポンペイ表示の窓口は英単語が通じます。写真で様子がわかります
から、人数分の指を出せばOK 右のTOOーTOの往復・入場券込みを渡してくれます。 このとき説明書を一緒に
くれたのですが英語でチンプンカンプン、結果的にポンペイ駅で説明書表示の場所で入場券をくれる事が
解りました。  駅で入場券をくれるので、ポンペイ史跡入り口で並んでキップを買う必要が無いのです。

改札を入ると左写真の奥上方に見える跨線橋部分に出てきます、非常に照明が暗いのですが3番線に降りてください。
それらしい観光客が多いですからホッとします。さてこの三番線同じホームに上りも下りも来るので要注意「SORRENTO」
行きの表示を確認して乗りましょう。  残念ながら車両は落書きだらけで褒めたものではありません。
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左の駅名標識が降りる駅名です。 駅舎は右のようなもので、手前に見える赤白の日除けが付いた建物で往復キップを
提示すると入場券をもらうことが出来ます。  なにをかくそうモタモタしているうちにドアーが閉まって次の駅まで行く羽目
になりました。 あわてない!「ここにはツアーではこれないぞ!」とうそぶいて戻りの電車を待てば良いのです。

間違えて乗り越した駅の様子(単線になった田舎駅)) 本当はこの駅で降りなくてはいけないのです
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ベスビオス山と遺跡 壁のフレスコ画も鮮明に
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多分飲食店の釜戸でしょう 「いらっしゃいませ」と声が掛かりそうですね
タイルの床もそのままに! 神殿の遺跡

まだまだ発掘が続いています、遺跡を壊さないように発掘するのですから大変な作業でしょう。
数年すればまたまた大切な物が現れてくるのは間違いないですね。 ベスビオス山があんなに近くて
山頂がすっ飛んで無くなった様子が見えますから、大変な火砕流と火山灰で一瞬に埋もれてしまった
と言う話が、普賢岳の経験から十分理解できます。