スイスの町 その2


 ラウターブルネンは、インターラーケン・オスト
駅から、かの有名なグリンデルワルドー行きと
連結して(前半分がそれ)出る登山鉄道で登り
ます。 日本では圧倒的にグリンデルワルドー
のほうが知られております。
 左写真の教会を通してみる瀧がシンボルで
ラウターブルネンのどこからでも目に入る瀧です
この町は氷河が作り出したU字谷の底に出来
た登山基地で、ここから本格的な登山電車や
ケーブルカー・ロープウエーが出ています。
写真に見える崖の上奥にミューレーンの村落
があります。  いずれにせよ谷底で眺望が良
くないためユングフラウやシルトホルンへの通
過点としての役割が強いのが特徴です。  
 崖上を走るミューレーン行きの電車を急峻な
崖をよじ登るようなケーブルが10分間で結びま
す。 ケーブルと崖上の電車は連絡して動きま
すので待つことはありません。ラウターブルネン
駅の右手手前がケーブルの駅です。

このケーブルは崖の崩落で現在
修理中で当分運休です。 2007.5

ユングフラウやシルトホルンが天候不良で見えな
い時などには岩と岩の間を落ちるミューレンバッハ
の瀧が良いですね。ラウターブルネンノ駅からポスト
バスが一時間に一本バスが出ています。 スリルと
高さと水量・轟音に驚き満足されるでしょう。

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ミュレーンの駅と駅前のホテル・アイガーに 4日間お
世話になりましたが、目の前がアイガー北壁で眺望
は申し分ありません。ハーフペンション(朝晩食付き)
「山も高けりゃ値段も高い」のはやむをえないかな?
ラウターブルネンの上に現れた虹ですが、ミューレーン
から見ると目の下に見えます。  虹を目の下に見る
ことはあまりないので感激しました。  それだけ谷が
深いのですね。

上左の写真がアイガー北壁で、上右がユングフラウの
山並みです。
  写真の継ぎ手の部分にメンヒが見えています。
 今回は天候に見放された4日間で、雲間に見え隠れ
して全容をなかなか見せてくれず、夕暮れ時に一度
だけ雲が切れました。
 この山並みがホテルの部屋のテラスから正面に見え
るのですから眺めは最高です。  シュルトホルンの
回転レストラン(007で売り出しの)での食事は御預け
です。   左写真はヴェンゲルンアルプから見た
アイガー氷河です。  霧がす〜と晴れてゆく間から
突然姿を現すのも負け惜しみでなく悪くないものです。


ミュレーンは本当に小さな村で端から端まで歩いても15分ぐらいです。  夏の最盛期でも静で、
山の上の癖に交通の便もよく、車社会とも縁切りですから滞在するには最高の場と感じました。
雲の中でもホテルアイガーはNHKが見えるので時間をつぶしながら晴れ間を待つことが出来ます。

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スイスと言えば氷河特急の赤い列車が目に浮かび
ます。サンモリッツからツェルマットまで走りますが
氷河が見えるのはほんの一部だけです。
       (正面がBrigの駅) 
ここ、Brigブリーグの駅からマッターホルンのツェル
マットまで乗る方も沢山居られます。 なんせ全線
乗ると約8時間の行程ですから少々きついですよね!

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クールの旧市内は歩いて周るのに手頃な広さです。
日曜は徹底してお休み、飲食店だけが営業していま
すフレスコ画の家や石畳が続き歴史の古さがわか
ります。郵便局があるポストロータリーを押さえれば
変形な町も直ぐ全体像がつかめます
ロマンチックホテル STERN がクールでの宿となり
ました。四階の屋根裏部屋が趣のある部屋でエレ
ベータはこの階専用の鍵を持たないと上がれないよう
なっています。   大変広くて清潔感のあるへやで
新婚さんなどには最高の雰囲気でしょう。  もう一つ
このホテルのレストランは外部から、わざわざ食べに
来ると聞いていましたが、今回の旅行で最高の料理
が出たと申しておきましょう。
ここなら総合的に自信を持ってお薦めできますし、車
も中庭に自由に駐車する事が出来ます。
 駅まで歩いて10分くらいでしょうか、街中ですから
景観はさほどではありませんが、大通りから本の少し
入っているので便利な割りに静かです
(写真の左側  壁がピンクで、星のマークの看板)
クールから電車か車で1時間少々「モンテローザ」は
山間の避暑地、途中に掛かるこの大鉄橋が有名です
が生憎工事中でした。 くねくねの細い道と急激な登
坂道路はスリル満点、ガードレールは木枠だけです。
今回の「峠と氷河」の目的は、一応無事にクリアーでき
ました。 ハーツの看板探しが最後の難関ですが事前
調査の地図のお陰で簡単に探すことが出来ました。
    目出度し・目出度し ハイお疲れ様でした。



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