スコットランドのマーク スコットランド ドライブ旅行顛末記

   車                  

気ままに走り、ハプニングに遭遇するドライブ旅行は海外旅行の醍醐味です。

 日本語以外丸で駄目の合わせて128歳夫婦の珍道中をご披露致します。

道路が空いていて解かりやすく、親切と好意の塊のようなスコットランドの皆様

  に感謝しながら、始めての海外ドライブにピッタリなコースをご紹介します。

地図マーク
走る自動車

    アバディーン⇒ブレイマー城⇒インバネス⇒ネス湖⇒カイルオブ・ロカッシュ⇒スカイ島一周⇒

    マレイグ(フェリー)⇒フォート・ウイリアム⇒キリン⇒カレンダー⇒エジンバラ  

ハーツ営業所のある駅
 アバディーン駅構内のハーツ

 右ハンドルで左側通行のイギリスは、日本人にとって大変走りやすい国の一つです。  特に今回ご紹介するコースは、エジンバラ以外 車の混雑を体験することも無くスムースに走ることが出来ました。

 いわゆるハイランド地方は、人の数より羊の数のほうが多い、放牧が盛んなと処で羊や牛が来たら、のんびりと道をゆずるつもりで運転しましょう。

 計画した時間通りに走れますので、無理することはありません。

ブレーマー城    ブレーマー城

 踏みつけるとフワフワした低木が一面に丘陵地帯を覆い、不思議な光景が広がります。 この一帯は古城が次々と現れ中世に立ち戻った気分になります。

 川の水は我々の常識を超えたコーヒーのような色・ウイスキーの色をして流れています。

禿山風景   低木で覆われた丘陵地帯

 世界中どこでもそうかも知れませんが、都会を離れると人情と言うか人の温かみが違います。  道を聞いても宿を尋ねても、親身になってと言うより場合によっては目的地が判るところまで連れて行ってくれんばかり!

 イギリスにおけるB&Bのシステムを体験し、少々ビックリしています。  ホテル並に商売と割りきっているB&Bではなく、家族が減ったので空いた部屋に家族同然に迎え入れてくれるケースは、日本では想像もつきません。 

 異国の人が我が家の玄関に立ち「今晩泊めて」と言われたら私なら逃げ出すでしょう。

ネス湖と古城 ネス湖と古城はあまりにも有名

B&Bの娘     新婚B&Bのお嬢さん

 今回お世話になったのは、やや新婚さんのご家庭で、むくつけき老夫婦を快く迎え入れてくれたのには、こちらが恐縮しました

 ドライブの楽しみは自由につきますが、途中で泊まった、キンロッホロッジ領主の館は、昔のままの家具調度品・プライベートビーチ・広大な庭園と、タイムスリップした感があり、少々緊張してしまいました。

ホテル室内  元領主様のお屋敷がホテルに

B&Bについて

 私のつたない経験から申しますと、何部屋も持ち民宿或はホテルに近いものも在りますが、これらは事務的であります。
   家族が巣立ったり、大きな家を持って1.2部屋を提供し遠来の客を家族のごとく迎え入れてくれるタイプがあり、
私としては後者をお薦めします。

 どちらも日本円にして3000円少々高くても4000円ぐらい(99年現在)で泊まることが出来ます。
  朝はいわゆるイギリス風・ブレックファーストが提供されますので、大変お安いと思います。 

       
カレンダーの案内所 カレンダーの案内所

 本当の片田舎でも 「i」マークのツーリスト案内所が完備しているのは日本と全く違います。 日本で言えば福島の片田舎のようなところでも期間限定のものが開設されています。

 私達のような、語学丸で駄目人間でもここに飛び込めばなんとか助けてもらえます。

アイリーン・ドナン城  アイリーン・ドナン城はいかにもスコットランドと言う雰囲気で湖上にたたずんでいます。  夜になうとライトアップされひときわ風情が出ます。

エジンバラ城

 スコットランドの中心、エジンバラはこのお城を中心に旧市内と新市内に分かれています。                 二階建て観光バスが案内嬢(おばさん)を乗せて40分ぐらいで一回りしてくれますが、べらべらやられてもチンプンカンプンで 『来年までには英語をマスターするぞ』 といつも思うのですが、   いまだに何も出来ないで居ります。

 努力せずに語学を覚える方法をご存知の方               是非 ご一報下さい お待ちしております。

今回にコースのハイライトは強いて言えばスカイ島でしょうか、いつも霧に包まれている神秘的なところです。
   どこもお薦めですがこの島を回りますと「最果ての地に来たな〜」と感じます。
  小さな島ですが 山。海。川の変化が激しく古城や遺跡が多くて本当にタイムスリップした気分になります。
                新婚カップルでのんびりされたら最高の別天地ではないでしょうか。

                  スカイ島ドライブへ                    

 

イギリス 旅行記ランキング 参加中